『ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝 -永遠と自動手記人形-』を観てきた。
#ヴァイオレット・エヴァーガーデン
気品ある姿に玲瓏な声。
硬質な音を立てる義手。
脆いが堅牢な精神。
超人的な身体能力に包まれた狂気。
それを抑えんがための緑のブローチ。仕事仲間。そして、会うことのかなわない想い人。
変化というものは見えないうちに徐々に進んでいくものと、ある一瞬で劇的に動くものがある。
人との出会い。人との別れ。これらはある日いきなり目の前に現れる。神というものがいるならばずいぶん勝手なことをするなぁ、と思う。
ただ、いかなる神の御手が入ろうと誰かの犠牲の上に誰かの幸せがあるなどあってはならない。仮にそのような間違いがあったのなら、訓練や努力、周りの助けなどでそれは正すことができる。
【エイミー】
【テイラー】
今は手紙で心を通じあわせる二人。絶望が生きる希望に変わる。
それを見て微笑む、「お客様がお望みならばどこでも駆けつけます。自動手記人形サービス、-」
ヴァイオレット・エヴァーガーデンです。
とにかく、あいかわらず映像が美しい。
ヴァイオレットの男装の麗人も破壊力がある、が、やはり彼女にはドレスの方が似合うだろう。
触れたくはないけれど。
エンドクレジットに事件で亡くなられた方の名前を数名見つけた。
この作品は彼らからの手紙の一通なんだろう。しっかり読みたいところだ。
そして、面白いなら面白いと、つまらないならつまらないとしっかり評価しよう。
それは今生だろうが天に召されていようが関係ない。お情けの面白いという感想ほどプロを傷つける言葉はないと思う。
最後はこの言葉で締めくくりたい。
安らかに。