MARUMUSHI

映画とかTwitterとかとか。

3/31

2016-03-31 21:58:39 | ADHD
先週の金曜日、ADHD(注意欠損・多動性障害)と診断される。
今までの躁鬱の原因になっている主要因といわれるが、理屈とこれまでの経緯が一本に繋がるので、理解は出来るのだけれど、どうしても上乗せされたようにしか感じないし、まだ「本当なのか?」という疑いが抜けない。
「あなたの脳は、そういうクセを持っています。障害と言うよりは、偏りと考えてください」
どう考えても、今後の人生の見通しは明るいとはいえない。
「普通の人が出来ることが出来ない状態」
ADHDはそういうものだと解釈してしまう。
薬物と、認知/行動療法でフォローしていけるというが、要はトレーニングが必要な状態になるのは間違いない。自分は生きている限りこの脳を使う。それが気が重い。

今日、退職者の挨拶会があった。見送る側として数十人の職員が集まり自分もその1人だった。
どうしても、自分だけ浮いている気がする。
沢山の人が集まる場では、どうしても馴染めない感覚がある。
どこかで、本当に微かだけど何かの音楽が聞こえた。たぶん、誰かがヘッドホンを切り忘れたか何かだと思うが、物凄く気になる。退職者の挨拶に気が回らない。

今日までで感じたのは、
・突発的な出来事に弱い。突発的と言っても例えば小さな書類仕事程度でもオロオロする。
・先週や先月やったことが、もう思い出せない。
・大事な約束が抜けるということはなさそう。
・何が小事で、何が大事かの区別が付いていない。
いずれも、ストレッサーになっている。



2016年03月28日のつぶやき

2016-03-29 00:00:00 | twitter



  • RT @nvpgear: 京都で話題沸騰!「トリップアドバイザー」(TripAdvisor?)が発表した「外国人が選ぶ 行ってよかった日本の観光スポット2015」で、トップ20入りした公演を、あなたはもう体験した?話題の作品をお見逃しなく! #ギア https://t.co/K
    Posted at 09:00 AM




  • RT @stathambot: 【ステイサムのいい話】
    0.1%でも可能性があるなら
    チャレンジした方がいい

    チャレンジしないと
    成功する確率は0%だよ

    たった0.1%だとしても
    可能性を広げよう

    ステイサム「1000回やるほど暇じゃねぇ。」 https://t.co/

    Posted at 08:57 AM




  • 2人の死刑を執行 約3カ月ぶり 法務省:朝日新聞デジタル https://t.co/NL4iHQsyZK
    Posted at 08:54 AM



  • https://twitter.com/kaoritokuyama





2016年03月27日のつぶやき

2016-03-28 00:00:00 | twitter



  • 相手に対しての心配が、自分の不安になってしまって、それを払拭するための行動が相手の負担になっていることに気付かないって最低だと思う。
    自分の意見が正しいと思い込んでいる証だ。

    本当に助けが必要なときは助けられないクセに。

    Posted at 10:42 PM




  • シールズ奥田さん大学院進学へ 「民主主義って何だ」追い求め https://t.co/PduXmEzEhZ #どうしんウェブ/電子版
    政治を勉強するよりも、歴史を勉強するほうが良いと思う。今の政治は過去の歴史の遺産だからね。
    政治の問題は幅広すぎるから時間をかけて後でじっくり。

    Posted at 10:38 PM




  • チェルノブイリ、あと100年封印 新シェルター公開 https://t.co/gLD8Q3fPx6
    Posted at 09:52 PM



  • https://twitter.com/kaoritokuyama





『リップヴァンウィンクルの花嫁』

2016-03-27 05:28:10 | 映画日記
『リップヴァンウィンクルの花嫁』を観てきた。
『花とアリス殺人事件』のエンドロール後にティザーを観てからずっと気になっていた作品。

悲しいではない。
辛いではない。
でも、胸を締め付けられるような、そう、恋の絶頂にいるような気持ち。
涙が出た。

全てはリップヴァンウィンクルに出会うため。
そのために、カムパネルラはSNSで恋人と出会い、なんでも屋に出会い、なんでも屋に嵌められ、離婚させられ、全てを失った。
それは彼女に必要なこと。外の人間に触れ、人の優しさ、汚さ、弱さを身をもって知るため。
全てはリップヴァンウィンクルに出会うため。
そう。運命。

でも、カムパネルラを選んだのはリップヴァンウィンクルではない。
なんでも屋なのだ。
「あなたなら友達になれると思ったからです」と彼は言う。
なんでも屋とカムパネルラ、そしてリップヴァンウィンクルは本質的には良く似ていると思う。
寂しがり屋。見栄っ張り。そして臆病。
「あなたなら友達になれると思ったからです」それはカムパネルラを知り、リップヴァンウィンクルを知っていたからだ。とても、とてもよく分かっていた。
いや、運命であることが、自分を含めて出会うことが運命であることが分かっていたから。

リップヴァンウィンクルとカムパネルラは恋をする。
真っ白なウェディングドレスを身にまとい、2人だけの最高の結婚式。見えない結婚指輪。だから絶対に外せない指輪。
最高の披露宴。そして、最高の初夜。
「私はね、幸せがすぐに溢れちゃうの。私にはこの世界は優しすぎるの」とリップヴァンウィンクルが言う。まるで自分に価値が無いとでも言うように。
「愛してるよ」とリップヴァンウィンクルが言う。溢れる幸せにおぼれながら。
「私も、愛してる」とカムパネルラが答える。その溢れる幸せに一緒に身を投じながら。



そしてリップヴァンウィンクルは遠い、本当に遠いところに行ってしまう。
銀河鉄道でも辿りつけるかどうか分からないぐらい遠くに。
カムパネルラは、ホームに置いていかれてしまう。



なんでも屋はリップヴァンウィンクルの残した仕事を進める。
努めて、ビジネスライクに。
努めて、なんでも屋として。
なんでも屋はリップヴァンウィンクルが大好きだった。どうしようもないぐらい大好きだった。
だから、なんでも屋はリップヴァンウィンクルがいなくなった世界を受け止めきれなくなった。リップヴァンウィンクルのため狂ったように涙を流す。狂ったように全裸になり、狂ったように酒を飲む。それはリップヴァンウィンクルがここにいないようにするため。
カムパネルラの結婚を手伝い、離婚に仕向け、全てを奪う。
全てはリップヴァンウィンクルに出会わせるため。
大好きなリップヴァンウィンクルの願いを叶えるため。

全てを失ったカムパネルラは、ただのカムパネルラになる。
なんでも屋が持ってきた、粗大ごみの家具の中にカムパネルラがいると、彼女も粗大ごみに見える。
「こんなに人がいるんならさ、1人ぐらいいなくなっても分からないよね」とリップヴァンウィンクルは言った。
その通りだ。沢山の中から1つが無くなったって何の問題もない。それは沢山の粗大ごみの1つが無くなるのと同じこと。
それが新しいカムパネルラ。

なんでも屋との別れは、握手で終わる。
「また何かありましたら、いつでも」となんでも屋は言う。
「ありがとうございました」とカムパネルラは言う。
きっと、カムパネルラはSNSで会話することがあっても、二度となんでも屋を使うことはない。なんでも屋の仕事を受けることもない。
それは恨みとかじゃなく、区切りとして。
リップヴァンウィンクルの花嫁になった、ありがとうの区切りとして。

今日もカムパネルラの左手の薬指には、見えない結婚指輪が輝いている。


2016年03月26日のつぶやき

2016-03-27 00:00:00 | twitter