ちびもかの縁側

ちびモカ2猫との日々
2011年秋、むぎが加わり3にゃんとなる
2015年1月モカ、虹の橋へ
4月コタ仲間入り

飼い主、右往左往 その1

2014-12-25 17:25:44 | 猫の病気
昨日の続きです。

以前モカを病院に連れて行った時、念の為にもらったカナン退院サポート。

栄養価高いし、ペーストだから胃腸の負担も少なそう。と期待して出すが、やっぱり食べない。見向きもしない。

唯一口にするのが、カルカンパウチ。それもスープタイプのみ。ゼリー仕立ては食べない。

スープタイプだって、食べるというより舐めてるだけなので、具材は残す。汁だけ飲む。

「こんなんじゃ栄養つかない。やっぱり病院行って、点滴とかしてもらわないと今日明日にでも死んでしまうんじゃないか?」

と悪い事ばかり考える。「でも病院に行くことがストレスの元凶だったら・・・」と、ぐるぐる堂々巡りの末

「もう、強制給仕しかない。それでだめなら病院。」と決意。

「強制給仕」 つまり「口を開けさせて、流動食なんかを口の中に入れて食べさせる」事です。

できればそんな事したくないけど、食べるの待ってる猶予は無い。

ただ一応、病院に今のモカの状態を説明して「即、連れてきなさい」って言われたらそうしよう。

「連れてきて貰って、診ないと何とも言えない」という回答も当然あり得るのも覚悟で。

いつもの病院に行くと、担当の先生でなく男性の院長先生の日だった。

とつとつと状況を説明すると・・・「そんな歩けない程になってるんじゃあ、精神的なものだけじゃないでしょう」とバッサリ。

「肝リピドーシスとか腎臓病とかの可能性があるよね。まぁ連れて来てくれないと判断しようがないけども。」

・・・いや、覚悟はしてたけども。あらためて医師の口から病名とか出されると奈落の底に突き落とされた気持ちです。

肝リピドーシスという病気の可能性は、私も考えてたけども。ただ「精神的なもの」の可能性を切り捨てられて

「あんた、モカの性格知らないでしょーがぁー!」とも思ったり。

別に院長先生が悪い訳じゃない。診てないで「大丈夫」と安易に言わない、そういうスタンスの方なんだとは思う。

冷静で客観的なプロといった所でしょうか。

ただ、その時の私には「飼い主の心情は、この人には関係無い事なんだなぁ」と思ってしまったのです。

まあ、当時の私は冷静さを欠いていたし、かなり鬱々とネガティブだったので、どこかで「安心できる言葉」を

期待してたんでしょうね。

「はぁ・・・分かりました」とだけ言って力なく、その場を後にしたのでした。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする