医師にキッパリ言われてしまった事で、ショックを受けた私。
ムースタイプやら、栄養価高いと思い子猫用、食べやすいかと思い高齢猫用。
栄養補助食品やら、介護食等々、手当り次第。半ベソで買い漁る姿は、怪しかっただろうな・・・
「さっさと病院に連れて行け!」と思う読者の方、たくさんいらっしゃると思います。
が、この期に及んで、まだ私はその選択肢に躊躇してたのです。
かかりつけの院長先生には、とても「強制給仕用のシリンジ下さい」と言えなかった。
「そんな呑気な事で良いの?」と冷静に返されそうだったから。
こういう精神状態の時って、普段では絶対しない行動をするようで・・・
中から出てきたのは、キビキビした女性の先生。
「強制給仕用に使いたいんです」と言うと、「猫ちゃんかな?」と聞かれ、状況を詳しく話すよう促される。
最初から話すと長くなると言ったけれど、要領の得ない私の話をじっくり聞いてくれたのです。
「そっか。そういう子だと病院は躊躇しちゃうよね。あ、こういうの知ってる?」と、棚から出てきたのはジルケーン。
「ジルケーン、ちょっと前から使ってます。ここの所食べてくれないので、お休みしてますけど」と私。
「そっかー。これ知ってたか。半年位使って効果感じられた子を知ってるのよ」とおっしゃる。
この時点で、こちらの先生はサプリメント肯定派と思われた。ちなみに件の院長先生は否定派。
以前、飼い主さんが良かれと思い使っているサプリについて質問して、バッサリ否定してるのが診察室から漏れ聞こえてた事があった。
「ジルケーン使って、ケージ飼いして、布かぶせて。全部ちゃんと出来てる。バッチリ!」と言ってくれて
「病名出されちゃうと不安になっちゃうよね」と。「ただ汁舐めるって事は食べる意志はあるのよ」とフォローしてくれた。
モカを連れて来てもないのに、カルテ作成。状況を書き込み。シリンジを出してくれた。
「30ミリだと大きいから押し出すの大変かな?20ミリ、10ミリとあるよ?」と使い方もレクチャー。
考えた末20ミリ、30ミリのシリンジを分けて貰った。
「あ、御飯は何使うの?」と言われ「いつも行ってる病院でカナンのペーストは貰いました」と私。
この病院はカナンもヒルズも使ってるらしく、ヒルズのad缶を出して「シリンジだと、これを少しお湯でのばしてあげるのもアリよ」と。
色々調べてて、流動食にヒルズad缶は定番と知ってたが、かかりつけだと一切出て来ない。取り扱ってないんだろうか。
取扱いフードって、その病院の院長先生の意向が反映されてるもんなのかな・・・
ヒルズad缶、シリンジ2本を頂き(もちろん代金は払いましたよ)、恐縮しきりの私。「すみません。突然連れて来もしないで無理言って」
「気にしないでー。病院苦手で来れない子って他にもいるのよ」と。この時点で、私、半泣きです。
「あ、そうそう。御飯あげる時って、馬鹿みたいって思うかもだけど、飼い主さんが「楽しそう」にあげた方が良いのよ?」
「へ」
「飼い主さんが「この量は絶対食べさせなくちゃ」って感じであげると怖がっちゃう。「さぁ、御飯よー」ってあげて
「今日はこれしか食べなかった」でなく「これだけ食べてくれた」って思いながらあげるの」
「そうすると、嫌々でも「しょうがねぇなぁ、付き合ってやるか」って感じで食べてくれるようになるのよ」と。
確かに。私、鬼気迫るカンジで御飯皿を口元に持っていってたかも。そんなプレッシャーこそストレスだよね。
長々と私に付き合って、話を聞いてくれた先生。おそらく私の様子を見て、フォローしてくれたんだと思う。
「大丈夫!頑張って」の声を受け、ひたすらお礼を言い、その病院を後にしたのでした。
ムースタイプやら、栄養価高いと思い子猫用、食べやすいかと思い高齢猫用。
栄養補助食品やら、介護食等々、手当り次第。半ベソで買い漁る姿は、怪しかっただろうな・・・
「さっさと病院に連れて行け!」と思う読者の方、たくさんいらっしゃると思います。
が、この期に及んで、まだ私はその選択肢に躊躇してたのです。
かかりつけの院長先生には、とても「強制給仕用のシリンジ下さい」と言えなかった。
「そんな呑気な事で良いの?」と冷静に返されそうだったから。
こういう精神状態の時って、普段では絶対しない行動をするようで・・・
中から出てきたのは、キビキビした女性の先生。
「強制給仕用に使いたいんです」と言うと、「猫ちゃんかな?」と聞かれ、状況を詳しく話すよう促される。
最初から話すと長くなると言ったけれど、要領の得ない私の話をじっくり聞いてくれたのです。
「そっか。そういう子だと病院は躊躇しちゃうよね。あ、こういうの知ってる?」と、棚から出てきたのはジルケーン。
「ジルケーン、ちょっと前から使ってます。ここの所食べてくれないので、お休みしてますけど」と私。
「そっかー。これ知ってたか。半年位使って効果感じられた子を知ってるのよ」とおっしゃる。
この時点で、こちらの先生はサプリメント肯定派と思われた。ちなみに件の院長先生は否定派。
以前、飼い主さんが良かれと思い使っているサプリについて質問して、バッサリ否定してるのが診察室から漏れ聞こえてた事があった。
「ジルケーン使って、ケージ飼いして、布かぶせて。全部ちゃんと出来てる。バッチリ!」と言ってくれて
「病名出されちゃうと不安になっちゃうよね」と。「ただ汁舐めるって事は食べる意志はあるのよ」とフォローしてくれた。
モカを連れて来てもないのに、カルテ作成。状況を書き込み。シリンジを出してくれた。
「30ミリだと大きいから押し出すの大変かな?20ミリ、10ミリとあるよ?」と使い方もレクチャー。
考えた末20ミリ、30ミリのシリンジを分けて貰った。
「あ、御飯は何使うの?」と言われ「いつも行ってる病院でカナンのペーストは貰いました」と私。
この病院はカナンもヒルズも使ってるらしく、ヒルズのad缶を出して「シリンジだと、これを少しお湯でのばしてあげるのもアリよ」と。
色々調べてて、流動食にヒルズad缶は定番と知ってたが、かかりつけだと一切出て来ない。取り扱ってないんだろうか。
取扱いフードって、その病院の院長先生の意向が反映されてるもんなのかな・・・
ヒルズad缶、シリンジ2本を頂き(もちろん代金は払いましたよ)、恐縮しきりの私。「すみません。突然連れて来もしないで無理言って」
「気にしないでー。病院苦手で来れない子って他にもいるのよ」と。この時点で、私、半泣きです。
「あ、そうそう。御飯あげる時って、馬鹿みたいって思うかもだけど、飼い主さんが「楽しそう」にあげた方が良いのよ?」
「へ」
「飼い主さんが「この量は絶対食べさせなくちゃ」って感じであげると怖がっちゃう。「さぁ、御飯よー」ってあげて
「今日はこれしか食べなかった」でなく「これだけ食べてくれた」って思いながらあげるの」
「そうすると、嫌々でも「しょうがねぇなぁ、付き合ってやるか」って感じで食べてくれるようになるのよ」と。
確かに。私、鬼気迫るカンジで御飯皿を口元に持っていってたかも。そんなプレッシャーこそストレスだよね。
長々と私に付き合って、話を聞いてくれた先生。おそらく私の様子を見て、フォローしてくれたんだと思う。
「大丈夫!頑張って」の声を受け、ひたすらお礼を言い、その病院を後にしたのでした。