仕事で、顧客のお家へ。
この子猫さん。去勢手術も済ませ、すくすく成長中。
この日は、子猫のママさんと、そのお友達の2人での仕事依頼。
家族以外の見知らぬ人の来訪に、子猫は当然驚く。
が、この子(名はバニラ君) 、びびって逃げるタイプではなかった。
シッポがぼぼぼぼー!
びっくりして、シッポぼーんとなったものの、怖がるどころか
見るもの全てが新鮮らしい。
お友達の女性に、よじ登り、マスクにイタズラ。
かと思えば、所狭しと走り
私の荷物や脱いだ上着を発見💡 クンクン嗅いでチェックしまくり。
と思ったら、上着の中に潜り込んでみたり。
あぁ、人を怖がらない子猫って、無邪気でいいねぇ(*´▽`*)
遊びたくてしょーがない! そんな感じでいたのです。
そうこうしているうち、ママさんへの施術をしている最中も
(※ご存じない方へ→私は整体師をやっとるのです)
興奮しっぱなしで、走り回っているうちに、
何かスイッチ🔘が入ってしまったらしい、バニラ君。
うつ伏せで横になっているママの足に、飛びついて
子猫にありがちな、手加減無しのガブー
こういう事があるから、子猫を興奮させ過ぎてはダメなんだろうなぁ。
靴下越しとは言え、子猫の爪もキバも、細いから
ガッチリ食い込んで痛いよね~💧
まぁ、施術の妨げにもなるし、放置する訳にもいかんので
懸命に足から剝がそうとして、ジタバタしているママを、置いといて
私が足から引き離し、バニラ君を抱っこ。
「はいはい。まぁ落ち着けって」
ちっさいバニラ君を、ひょいと床に下ろす。
すると、まだまだ遊びたいのを、中断されたのが
お気に召さなかったらしく
「いやん♡ロックオンされちゃったわー(違っ)」
ぐふふ。子猫のキレッキレのパンチなんて、何年ぶりかしら?
猫に引っかかれるかもしれないというのに
妙にワクワクしている私がいる。・・・猫馬鹿ここに極まれり。
バニラ君が空振りしないよう、じっとして待つ。
よしっ、来るよ来るよ~(笑)
本気パンチって、むぎが子猫の時以来かなー。昔過ぎて忘れたわ。
受け入れ態勢万全。いざっっ
・・・・
えっ?! えーーーーー(゚Д゚;)
引っ掻くどころか、爪も出てない、ソフトな肉球の感触のみ🐾
なんで? バニラ君、どしたのー?
どうやら、興奮スイッチが、突然OFFに。
急に我に返ったバニラ君を見て
顔には出さなかったものの、私は・・・
もしかして、もしかしてですよ
私、まだまだ幼い子猫に「遠慮された」のか
もしくは「びびって躊躇された」のかと💧
「このオバサン、めちゃヤバイ人間じゃない?」
「本気でキレられたら、殺されるんじゃ?!」とかとか
何か、ただならぬモノを感じさせてしまったのかと
そう思って凹む (◞‸◟)
私の背後の、ちびむぎコタのオーラが、そう言ってたのか??
「うちの母ちゃん、超おっかないんだぞー!(ΦωΦ)ヤメトケ」
とかね。
ここまでは良し、これはダメと、ある程度の学習は必要だけど
子猫のうちは、無邪気が一番なのになぁ。
怖いオバサンは、この後仕事をきっちりこなし
バニラ君を躊躇させるような行動は、できる限り慎み
動きも静々と、びっくりさせぬよう退散しましたとさ。
(^_^;)