ちびが若い頃
私が夜中に起きて、トイレに行こうとすると
寝てたハズのちび、さっと目覚めて
ついて来て、待機。布団まできっちり誘導してくれてた
こういう時のちびは、私にとって頼りになるお姉さん、もしくは肝っ玉母さん
ちびはちびで「寝ぼけて転びそう。危なっかしくて世話焼けるわね」
と、手のかかる飼い主と思っていたかもしれない
今。同じ夜中でも
隣の部屋で寝てたちび、ハッと目覚めたら誰もいないし、何も聞こえない
きっと不安なんだろうね
大きな声で、時には頑張って叫び過ぎて、声がかすれたり、裏返ったり
私は急いでちびの元へ
聞こえないだろうけど、なだめつつ誘導
布団に入り、抱っこ。胸元で撫でて落ち着くのを待つ
しばらくすると、喉ゴロゴロ。アゴ下触れると、大声出したせいか、興奮の為か
びっちょりヨダレだらけ。でもいいのいいの
脇の下に顔を埋めるように、小っちゃく丸くなるちび
寝られたみたい。良かったねぇ
背骨も浮いてゴツゴツ。すっかり婆ちゃんだけど
行動はまるで子猫みたい・・・可愛い
ちびのうーんと小さい子猫時代は知らないので、乳飲み子ちびは、どんだけ無垢で可愛かったんだろう
なーんて想像したり
私の面倒みてくれてた、しっかり姉さん、母ちゃんだったちびは
どんどん私を追い抜いて、婆ちゃんになった
今度は私が見守り、誘導係の番
こういう風にさせて貰えるのも、これから先、そんなに長い年月じゃないのも分かってる
老猫、老犬さん達みんな、穏やかな時間が過ごせますように