待ちに待った「こだわりの手造り醤油ができました!」
大御所・「岩崎搾り師」指導のもと、
仕込み始めから一年間、もろみ管理(天地返し)を経て
「醤油搾り師」の手で絞りだされる琥珀色の宝滴。
『これが生醤油だ!』
(火入れ処置を行う前の醤油)
微生物達が造り出す豊な風味。
味蕾にやさしく広がり、そして味わい深く染込む生醤油です。
今回、もろみを搾ってくれた「野田搾り師」。
遥々三重県から「搾り舟」を携えて……
ん?
「搾り舟?」
これこれ↓
(「搾り舟」には、搾り師それぞれの工夫が施されていました。)
適度に「圧」を加えながら搾りきります。
その後、大釜に生醤油を入れ、火入れ処置を行っています。(生醤油のままだと保存が難しい為)
60℃まで ”ゆっくりじっくり” 加熱を行い、
温度が超えたら88℃まで一気に加熱。
棒目測りで、濃度17BEを確認して「出来上がり」なのです。
あら熱を下げた醤油を樽に移し替え、持ち帰ります。
自宅にて数日間、おりが沈むのを待ちます。
「使用材料・参加団体」
◎ 丸大豆 15kg (杉山農場のサトウイラズ <有機栽培・無農薬・無科学肥料>)
◎ 小 麦 15kg (水口農場のイワイノダイチ<有機栽培・無農薬・無科学肥料>)
◎ 麹 (丸山醤油味噌醸造店)
◎ 塩 12kg (なずなの塩・天日塩)
◎ 仕込水 34l (山梨銘醸・「七賢」の仕込み水<名水百選・甲斐駒ケ岳の伏流水>)
◎ 仕込樽 杉樽 (神戸・灘 たるや竹十)
◎ 会参加 (NPO・メダカのがっこう)
◎ 搾り師 野田さん(手づくり生活・おすそわけ工房「げんげのはらっぱ」)
そして、
「おいしくなぁ~れ」と、
2人と1匹の PRICELESS な思い。
( ↑ 1匹は、「はやく喰わせろー」でした。 )
以上、雪解け進む春近しの白州より、
(雑駁ですが)「3月15日醤油搾り日」の報告でした。
追伸
「もうちょっとだよぉ~」
今宵、そして明日
皆様が笑顔でありますように。
そして
すべてのみなさんが幸せでありますように。
2014年 そなえよ つねに
『ありがとうございました』