流離未踏

流れの果てにあるものは・・青天霹靂

越生流離

2023年12月09日 | 低山遊行
弘法山を降って五大尊に向かう。山歩きもあと少し・・時間を惜しみながら進む。


お堂の前から町並みを見下ろしながら汗を拭き、喉をうるおす。

街のメイン通りを駅に向かって歩く。
シャッターが閉じた昭和時代の旧い建物や住人の居ない住宅が多い。

百年ほど前は賑やかな通りだったようだ。
この界隈が「越生の今市」と呼ばれた江戸時代からの市街地の中心で、明治三十年代の最盛期には、絹、織物関係業者などの大小の商家が軒を連ね、さながら小都会の趣を呈していた・・と、案内板に記されている。

「小都会」だった時代が想像できないほど静かな通りをゆっくり歩いて駅に向かう。

つぎにこの地を訪れる機会があるかわからないが、旅の重さをたっぷり味わえた最良の一日だった。

越生・大高取山 3

2023年12月06日 | 低山遊行
大高取山の頂から西に降る。

真新しい山銘板に神の座山と記されているが、ちいさな盛り上がり。

落ち葉を蹴散らしながら北に向きを変えてどんどん降る。

つぎのT字路分岐は左に折れて進む。

登山口に到着。時間はまだ昼前・・さて、どうしよう?

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2023年12月05日 | 低山遊行
「西山富士」
富士と言っても浅間社の古い石祠があるだけのちいさなコブ。

テーダ松の並木・・これはかなり珍しい。

フユイチゴのちいさな甘酸っぱい実を頬張る。たまらなく懐かしい味。

「幕岩展望台」

北に向きを変えてジグザグ道を上がる。
傾斜はゆるく案内も多いので迷うことは無い。武蔵おごせハイキングコースを逆に辿ればOK。

三叉路分岐。
左は桂木観音、大高取山は右に100mほど。

大高取山 (△標高376.2m)

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2023年12月04日 | 低山遊行
越生駅のホーム上に設置された自動改札を抜けて思い出した
跨線橋を渡りながらSuicaを簡易改札機にタッチ後、南口の改札で再びタッチして駅を出たのはいつだったか?十年以上前のことだろうか?

そんなことを考えていたら急に懐かしさが込上げてきた。

街中を抜けて、むかしと変わらない農地脇をゆっくり進む。

分岐に立つ常夜燈。ここから虚空蔵尊まであと400m。


お堂の裏手を一気に上がる。

「虚空蔵尊さくら公園」
以前来たときは整地中で何が出来るのかと思ったが桜の山に生まれ変わったようだ。

西に向かって起伏の少ない山道を進む。

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