流離未踏

流れの果てにあるものは・・青天霹靂

過去の記憶

2023年11月03日 | 手遊び(てすさび)
夏冬の衣料品を整理してたら過去につくった(つくりかけの・・)品々が見つかった。

釣り関係のものばかりだけど・・これは川の小物釣り用の「ウキ」。
丸い棒状のバルサの中心に竹ヒゴを通し、モーターにセットして削り出した。

クジャクの羽根を張り合わせた「ヘラウキ」もつくったことがある。
釣りは子供のころからやっていたが、本格的に熱中したのはヘラ鮒釣りが始めてだった。

「網針(アバリ)」
網針は玉網や魚網を編む道具。
編み糸は何でもかまわないし、編み方も自由。出来上がりが早いので蛙又みが多かったかな?

これで編んだ網袋(スカリ)は何十年使っても頑丈で破れないので今も大切に使ってる。

「ルアー」
内部でカラカラ音の鳴るルアー(ラトルルアー)をつくったこともあるが、ほとんどが中途半端。
飽きっぽい性格がよくわかる・・今でもその性格は変わってない。

これら諸々、いつか捨てようかと思いながらも捨てきれずにいる・・子供じゃあるまいし、困ったものだ。

常識にしばられない

2023年01月22日 | 手遊び(てすさび)
趣味で物づくりをする時に常識的な形にしばられるとつまらない。
これはこれ、あれはあれ・・とかどうでもいいし、利用価値があろうが無かろうがそれさえも気にもならない。

指先の思うがまま、一気に仕上げてしまう。とうぜん、出来不出来も関係ない。

お金を生み出さない技で遊ぶ自由ほど素晴らしいと考える俺は非常識なんだろうか?
一見無意味と思えることでも少しずつ積み重ねた先に何があるのかわからないが、やる価値はあるとは思う。

不思議な草の名

2023年01月20日 | 手遊び(てすさび)
どこの誰がつけたか知らないけれど、誰もがみんな 知っている?・・ヘクソカズラ。

冬の陽射しを浴びて輝く果実は名前通りの黄金色。独特の匂いは影を潜めている。

散策中に見つけたヘクソカズラの蔓でゴッドアイを編んでみた。

こんなミニバスケットでも利用価値はありそう?それとも、屁の突っ張りにもならない・・かな。

かご作り 試作

2023年01月16日 | 手遊び(てすさび)
散策中、身近な場所にかごを編む材料が豊富にあることに気がついた。
クズ、クコ、桑、ノイバラ、ノブドウ、五葉アケビ、アオツヅラフジ、カジイチゴ、シダレヤナギ、ヤブマメ、ヤマノイモ、ヘクソカズラ、等々、ほかにもいっぱい!

・・ということで久しぶりに編み始めたのだが、ゴッドアイの部分に使う素材で悩んだ。細めのノイバラや五葉アケビの若蔓はポキポキ折れてだめ。クズを使うと野暮ったい。

アオツヅラフジの若蔓は割れるような音がするが切れない。ヤナギはしなやかで編みやすい。

骨組みはノイバラとクズ、編み材はクズなど。
どうにか完成したが、細かなミスの連続・・試作品なのでこんなもんでしょ。

残った材料で鍋敷きも・・
骨組みの本数は奇数が基本だが、一本切らずに編んでみたが収まりはそれなりの感じに仕上がった。