流離未踏

流れの果てにあるものは・・青天霹靂

高麗流離 井尻へ

2024年10月30日 | 低山遊行
駒高ロータリー」から井尻集落に向かって降り、高麗駅に向かう。
目の前の電柱脇から続く細道に入るが、マイナールートなので道標の類は一つも無い。

前回は物見山に行くときに歩いたが、今回は逆コースを辿る。

大勢の登山者に辟易していたので静かな山歩きを味わいながらゆっくり降ると、数分で「△275.1m峰」の三角点。

「△275.1m峰」から少し降ると「座禅岩」の案内。右に進む。

前回は気が付かずにスルーしてしまったので訪ねたが・・
イメージしたほどの大岩ではなかったし、座禅を組むにはいささか不安定・・ここじゃないかも。

左の栗の木と右手の墓所の間を抜けてすぐ左、細い流れの左岸沿いを進んで右手の車道に出る。

日向地蔵尊から高指山と日和田山に向かうルートは以前歩いたが、10年以上も前になる。
時の過ぎる早さを感じるのはいつものこと。

高麗川に架かる鹿台橋を渡って10分で高麗駅に到着。次の飯能行きは5分後の13時30分。
低山でも、日和田山とその周辺の魅力を再発見した一日だったが、近いうちにまた再訪したいと思う。

高麗流離 日和田山

2024年10月29日 | 低山遊行
飯能駅からここまで三時間ほどかかったので足に重さを感じ始めた。
正面の水道施設の脇から日和田山に向かってゆっくり歩き始める。

一の鳥居
きょうは平日だが、ものすごい数の登山客。そんなに人気がある山とは知らなかった!

男坂、女坂の分岐は左の男坂へ。
こちらの登りのほうがキツイので登山者が少ないだろうと考えたが・・

男坂、見晴らしの丘の分岐。

考えることは皆同じらしい。
男坂から上がる予定だったが、順番待ちの登山者が多いので左の見晴らしの丘に向かう。

初めて来た見晴らしの丘だが、微妙な眺望。

「二の鳥居」
見晴らしの丘から続く岩場がけっこうハードだったが、初めて歩いたので新鮮な発見。

久しぶりに両手両足を駆使して岩を掴んで登ったが、筋力の衰えを痛感する。
これは、ある意味いいことだと考えれば気は楽・・楽しめる部分だけを楽しんで登ればまだまだOK!

ここからの眺めはお気に入り。
何年前か忘れたが、テレビに出演された頃の荒川じんぺいさんもこの景色を楽しんだのだろう。

当時のじんぺいさんと同じ年代になって思いを重ねる。


日和田山 山頂
東に降るルートは雌日和田山に向かうルートだが・・ちょっと降って、傾斜がきついのであきらめる。

十年前はふつうにこなせたのだが・・

高指山の頂上にあったNTT高指無線中継所も撤去されてしまった。
壊されずに残った建物前に整備された休憩スペースで昼ご飯。

山で食べる握りメシ・・美味さもひとしお。


高麗流離 巾着田

2024年10月28日 | 低山遊行
巾着田と宮沢湖の分岐を左に進み、中小の玉石が混じる歩きにくい道を降るとやや広い道に合流する。ここは左に折れる。

車道に出て左はドレミファ橋。右に向かって進み、満蔵寺を訪ねる。

満蔵寺地蔵堂 (埼玉県日高市梅原265-1)
満蔵寺の本尊は頭頂部に水瓶を戴く珍しい不動明王らしいが、観ることは叶わず。

ドレミファ橋を渡り、高麗川を越える。今年の春に源流部の斜面を歩いたので感慨深い。

巾着田の中の農地を抜ける。正面右手の山はこれから登る日和田山。
脇を流れる水路は整備され、幼かった子供達と初めて訪れたころの鄙びた雰囲気は消えてしまった。

素掘りの水路脇に生えたセリを子供と一緒に摘んだことを懐かしく思い出す。

久しぶりに九万八千神社から長閑な山里の景色を楽しむ。

緩んだ靴紐をギュッと締めなおして、低山だが上りごたえのある日和田山に向かって歩を進める。

高麗流離 高麗峠

2024年10月27日 | 低山遊行

西武池袋線の高架下を抜けると中山(西)交差点。

国道299号を越えて道標に従い、左の尾根に向かう。

起伏の少ない奥武蔵自然歩道をゆっくり進む。

この分岐はどちらに行っても行き先は変わらない。左の近道を選択するのは前回と同じ。

ほほえみの丘
ゴルフ場のフェンス沿いを北に進む。

イノシシが掘り返した跡がそこらじゅうにいっぱいある。
湿地のような場所なのでミミズが多いのだろうか?林の中では無く、ハイキングコース沿いで目にすることが多いのも不思議。

萩の峰

峠っぽくないけど・・高麗峠(△標高177m)

飯能流離 天覧山 2

2024年10月26日 | 低山遊行
能仁寺脇から天覧入に沿って続く舗装路を緩やかに上がり、分岐を右に折れる。
正面は見返り坂を経て多峯主山に至るルート。

石橋下の流れは初めて目にしたときと同じように今も清らかに澄んでいる。

長い木段道を息を整えながらゆっくり進む。いきなりの傾斜はけっこうキツイ。

10分ほどで、天覧山(△標高195m) 山頂

飯能市街や富士山を眺めながら一気に吹き出た汗をぬぐう。
前回は小学生だった孫と登ったが、景色は当時とほとんど変わらない。その孫も今では高校二年になる。

天覧山下から北に向かって降り、突当たりの分岐を右に進む。左は多峯主山に至る。

自然薯のムカゴが目につく。最近は採る人も少ないのだろう。

茶畑の脇を進み、左に折れて車道沿いを北に向かう。