グラウンドの空~うっすら彩雲~
神戸親善交流試合2回戦、村野工業は1回戦御影戦に続き、
神戸弘陵の試合を観させて戴くのは本当久しぶりで、とても楽しみな一戦でした。
石原前監督さん(現 神戸弘陵女子硬式野球部監督さん)が揮毫された
ユニホームの胸に刻まれる「弘陵」の文字を見ると、2011年の夏を思い出す。
2011夏 ~神戸弘陵学園 硬式野球部 夏の一頁~
時が流れるのは早いものであれから5年、あの熱い夏を想いながら試合を観させて戴きました。
先攻は神戸弘陵 (背番号だけでごめんなさい)
先発(1)投手
後攻 村野工業 先発吉田投手(10)
吉田投手の登板を密かに楽しみにしているワタシ・・・がんばれ!
先手を取ったのは神戸弘陵1回表の攻撃
1死から2番(7)選手のライトヒットをきっかけに、二盗、3番(2)捕手の進塁打で2死3塁とし
4番(13)選手の初球、ショートへの内野安打で1得点先制します。
1番(8)選手
2番(7)選手ライトヒット
3番(2)捕手 進塁打
4番(13)内野安打タイムリーで先制
更に(13)選手が盗塁を決め2死2塁、5番(5)選手のタイムリーで1得点を追加。2-0
脚も絡めてチャンスを作り、繋げて還す攻めた野球・・・さすがだなと思う2得点。
2死1塁と替り、6番(4)選手のレフト前ヒットが飛んだところで
村野工業は、馬見塚投手(11)へと早めの継投策
レフトフライに捕り、神戸弘陵この回2得点
7番(9)選手
馬見塚投手・・・タイプも雰囲気も違うけれど、前チームの林田投手のような感覚、
時々現われるカッコ良く撮りたい!と、マウンドに上がるとカメラを向けたくなる投手の発見@@!
追ってみよう!
後攻 村野工業の攻撃は、神戸弘陵(1)投手の立ち上がり抜群でした。
私は球種など難しいことは何度見て攻略しようとチャレンジするが全然分からない。
しかし、ストレレート、変化球っていうのは私にも分かる。
前半3回までイニングは跨ぎますが三者連続三振、4者連続三振と、
9人を7奪三振 凄い!
横から観ていたら、落ちる落ちる・・・みんなバットが空をきっていた。
3回までをランナーを一人も出すことなく圧巻のピッチングの中、やっぱりこの選手の粘りの打席は魅力があった。
9番余田選手・・・結果三振に取られたものの内容のある三振を魅せてくれた。
村野工業3回までを一気に画像アップ!
1回裏
1番志水選手
2番小滝選手
3番中根選手
2回裏
4番吉村捕手
5番肥塚選手
6番田中選手
3回裏
7番一柳選手
8番馬見塚投手
そして、ベンチも1番の盛り上がりを見せた9番余田選手の打席
秋の大会でも一際目立った余田選手の粘りと、
相手投手との一球一球のかけ引き対決が観ていて本当おもしろい。
この打席は記憶が正しければ11球を要し、結果(1)投手が勝った打席ではあったけれど、
その粘りが実を結ぶ時はきっと来る。
チームにとって貴重なバッターだなと思います。
以上、余田選手の驚異の粘りバッターボックスより。
せっかくの余田選手の打席、左バッターのため顔が全く分からない
好投続く(1)投手をどう攻略するか・・・中盤の攻撃は後ほど♪
神戸弘陵の序盤、攻守に流れが小さく行ったり来たり。
神戸弘陵の2、3回の攻撃
2回表
先頭は8番(16) ん~ここは内野安打?E?だったか出塁
9番(1)投手と馬見塚投手との初対決は馬見塚投手が勝ち1死1塁
1番(8)選手の打席 (16)選手が盗塁を試み、送球が逸れる間に三進。
(8)選手は四球を選び1死1、3塁のチャンス!
2番(7)選手のピッチャーゴロに飛び出していた3塁ランナーを挟み、セカンドランナー帰塁させずWプレイ
3回表
先頭3番(2)捕手のライト前ヒットに4番(13)選手がファースト前へ送り1死2塁
5番(5)選手の四球で1死1、2塁
6番(4)選手の打席 リードの大きかったセカンドランナーを牽制で取り
ショートゴロセカンドフォースアウト 村野工業の守備が上回った2、3回
4回表をレフトフライ、セカンドライナー、三振と3人で締め、4回裏村野工業の攻撃
先頭、志水選手から
1死となり2番小滝選手が2ベースヒット!
小滝選手が出るとどう攻めるんだろうと楽しみになる。
その後、2死2塁となり、4番吉村捕手の打席小滝選手が三盗に成功!
吉村捕手は四球を選び2死1、3塁
そして5番肥塚選手
結果三振に終わった肥塚選手の打席だったが、初球から勝負のフルスイングにワクワクさせられた打席だった。
監督さんからもナイスバッティング!と声が掛かっていた。
私からもナイスバッティング!と拍手を贈りたい攻めある三振だったと思う。
5回表 神戸弘陵の攻撃は2死から3番(2)捕手のセンターヒットが飛びますが、サードゴロ 馬見塚投手打たせて捕る!
6回表の攻撃は、1死から6番(4)選手のレフトヒット、犠打送球E、盗塁で2死3、3塁と攻めるもあと1本。
7回表 ライトフライ、ショートゴロ2本 三人に抑える力投が続きます。
村野工業の5、6、7回 (1)投手の好投健在3イニングをランナー出すことなく抑え、接戦の終盤戦へと入っていきます。
終盤戦へ入る前に・・・
渡邊捕手・・・
捕手にとても興味がある私。
彼のキャッチングに魅力がありカメラを向けたくなる捕手。
追ってみよう。
山本選手・・・追ってしまう選手。
右から~7回先頭打者3番中根選手、道才投手、小滝選手
ふとした場面から、それぞれの選手が伺い知れる。
8回表 神戸弘陵の攻撃
先頭4番(13)選手 Eでランナーをもらい
初回タイムリーを打った5番(5)選手 レフトヒットで無死1、2塁
6番(4)選手が送り1死2、3塁とチャンスを広げると、
7番(9)選手の打球はライトへ飛び1得点。3-0
1回以降ゼロの続いたスコアーボードに「1」が刻まれ試合は動いて行った。
この回、村野工業サードへ道才投手が入ります。
道才投手、マウンドとは違う選手?と思うくらい表情が豊かで、
上手く表現できないけれど、切り替えスイッチみたいなものに彼の凄みを感じるね。
エースに主将に野手もこなし、よく頑張ってるなぁと思う。
その裏8回 村野工業の攻撃
先頭は田中選手
秋、チャンスでの打席は幾度と観たけれど先頭は初めてかも・・・
どうするかなぁ~と楽しみな田中選手の打席 期待に応えてくれるよね!
初球をセンタ~~~ヒット!
田中選手よく頑張ってるよね!
田中選手が打つと何だか嬉しくて笑いが出る。
そんなキャラの持ち主、田中選手が大好きだ
田中選手への代走に、ベンチ裏で走塁準備万端!田口選手(15)が入ります。
7番には代打奈良選手(18) 死球で無死1、2塁
8番馬見塚投手が送り、1死2、3塁 4回以降のチャンス到来
馬見塚投手、初球ナイスバントです!
9番余田選手の打席、バッテリーミスで1得点を還します。3-1
その後、1番志水選手の四球で2死1、3塁とチャンスは続きますがショートフライ
最終回へと入ります。
志水選手のバッティンググローブに・・・「勝つ」を見つけた。
そして、名前はひらがなで「しみず・・・」笑
全然2得点差!最終回頑張れ!って思いましたね。
9回表 村野工業はこの回、ファーストへ奈良選手、ショート海津選手へ。
ファースト奈良選手(18)
ショート海津選手
神戸弘陵の攻撃は、もらった二人のランナーを、3番(2)選手のレフトヒットで1死満塁を作ります。
村野工業は更にセカンドに山本選手、セカンドの小滝選手がショートへ交替。
ファースト山本選手
そして4番のひと振りで2点タイムリー!終盤大きな2得点が入りました。5-1
9回裏 村野工業の最終回
先頭は3番中根選手が四球、4番には代打渡邊捕手(12)の死球
更に5番道才投手も四球を選び無死満塁
これと無いチャンスに6番には代打柏木選手(17)
ファーストゴロ セカンドフォースアウト その間に中根選手が還り5-2
宮本選手(20)
1死1、3塁と替りチャンスは続きましたが、後続二者を捕り、神戸弘陵が準々決勝へ進出した対戦でした。
礼を尽くす・・・素晴らしい試合ができるのも対戦相手があってのこと。
村野工業の選手の礼は本当いつの時も素晴らしい。
神戸弘陵(1)投手は終わってみれば14奪三振、凄いね!
打線は終盤も、もらったチャンスをきっちり得点へと還す連打だったり
神戸弘陵のいい野球を観せてもらえた対戦でした。
村野工業のみんなには、秋からたくさんの試合を観させて戴き、
一所懸命頑張る姿にたくさん感動を戴きました。
失敗することもあるさ・・・上手く行かないときも・・・
凹むこともね・・・。
でも、こんな姿やあんな姿に、きっともっと強くなれるし上手くなれる魅力あるチーム、選手だと思うので、
厳し~いだろう冬から暖かい春を目指して、心の笑顔忘れず頑張って欲しいなぁと思います。
ベンチ裏より。
この親善大会で私の2016年高校野球観戦もそろそろ終了かな・・・。
村工ひよどりグラウンドの空に彩雲を見つけた。
うっすらすぐ消えてしまったけど・・・。
頑張った?私の2016年 ご褒美だなっ
やっぱり野球は最高~に楽しい!そう思えるとてもいい1日が過ごせた。
選手のみなさん ありがとう。