昨春の選抜甲子園に21世紀枠で出場した釜石高校野球部のエース 岩間投手の新たな夢が
日刊スポーツ記事に掲載されていました。
第88回 選抜甲子園では21世紀枠同士、小豆島との1回戦
粘り強い投球で1失点完投勝利を挙げた一戦は記憶に新しいですが、
その後、夏の岩手県大会2回戦 一関学院戦で延長13回を戦い、
再び甲子園のマウンドへ帰ることはできませんでした。
負けた悔しさはあるけれど、今まで野球をやってきて1番楽しかった試合だった、
甲子園でもう1度投げたい!それが自分の原動力だったと、
甲子園が岩間投手へ与えてくれた力はどれほど大きいものだったか、その言葉に尽きるように思います。
東日本大震災で、岩間投手のお母様は津波で流され今も行方が分かりません。
大変気持ち苦しい中での選抜甲子園、最後の夏だったと思いますが、
母への想いを胸に高校野球を全うされたこと本当に素晴らしいと思います。
監督さんや仲間、周りの方々、そして母への想いに支えたれた高校野球だったことでしょう。
岩間投手は中大へ進学されるそうですが、肘の怪我もあり大学では軟式野球サークルで活動されるそうです。
卒業後は高校教師になり、自分が監督として甲子園へ行くという、
新たな大きな夢も甲子園という場所が与えてくれたようです。
甲子園・・・
実際に行ったことで、球児が甲子園を目指す理由が明確に分かった。
行く前はパッとイメージできなかったけど、いざ行ってみると輝いて見えた。
言葉にするのは難しいけど、甲子園には夢がある。
甲子園をきっかけに、やればできるということが分かった。
できる、できないじゃなくて、やるか、やらないかでやり続ければ、いつかはできる時がくる。
何事にもどんどん挑戦する気持ちを強く持って、今後も頑張っていきたい。
と、言葉を残されています。
経験した者だから分かること、夢だった甲子園へ立った者でないと感じられない輝きと感動だと思います。
今度は監督さんとして、多くの球児たちにその輝きと感動をみせてあげてもらいたいですね。
岩間投手の新たな夢の実現を願って、その時を楽しみにしたいと思います。
頑張って下さい。
2016年 選抜甲子園、夏の一関学院戦での動画が残っていたので、
岩間投手の高校野球を覗いて戴けたらと思います。
日刊スポーツ記事
釜石エース岩間、第一線離れるも夢は監督で甲子園