甲子園きっぷ  yama’s stadium☆彡

~球児たちの あしあと~

希望の光りを届けたくて...

2020-05-22 | 2020 夏季高校野球

一昨日、第102回全国高校野球選手権大会中止が決まり、

高校野球の記事の中に選手たちの苦しい気持ちを多く見て心が張り裂けそうな想い...

しかし、3年生のために何とか大会を創って目標をもたせてあげたい!

高校野球の集大成の場を!と、そう全国の高野連、各校の監督さん方が

各都道府県独自の大会開催を模索されておられる中、長崎県が7月に開催されることが決まり

また、千葉県は日程は確定ではありませんが8月に開催、

岩手県高校野球連盟は6月9日の理事会で承認されれば実施されるとのこと。


選手たちの大きな希望の光りが差しました。

私も心救われます。

その他にも開催に向けて前向きに検討されておられる県もあり、

甲子園に代わるものはないと千葉県高校野球連盟の方が言われるように

選手たちにとって、その先が甲子園であることが一番望ましいことですが、

でも、このまま今まで頑張ってきたことを発揮する場もなく高校野球を終えるのは

あまりにも可哀想であり、選手たちも無念でしょう。

その先が甲子園ではないけれど、大会開催が選手たちにとって大きな救いとなり

それに向けて頑張る力が...目標ができることは本当に嬉しい。

開催は簡単なことではないでしょうが、一都一道一府一県でも多く、

できるなら全てで開催ができ、全国の3年生の心が救われますように。


希望の光りを探し、一部かもしれませんが一筋の光りを届けたくて...

47都道府県の高校野球連盟の半数以上が「代替大会」として独自の開催を検討

長崎県高校野球連盟
長崎県独自の大会を開催することを決定
選手権大会開幕日に準じ、7月9日開幕で検討
開会式は中止、6月19日指導者のみ参加で抽選会を行う。
「全国高校野球選手権大会が中止になり、特に高校3年生のために何かしてやりたい思いがあった」
「開催の課題のクリアに向けて全力で話し合いを重ねていきたい」

千葉県高校野球連盟
千葉県独自の大会を8月に開催
球場の確保、部活動の活動状況等を検討した上で、現状では日程を確定できないが
高野連から発表されるガイドラインに沿った形で検討するとのこと。
「甲子園という目標の実現に向けて頑張ってきた。その夏がなくなってしまった。
それに代わるものはない、と思います。
ただ(代替試合で)一緒にやってきた仲間たちと野球をすることで、
3年生部員のひとつの集大成にして欲しいと思っています」
実施した場合は公式戦と扱い、公式記録として残すことも明言。
「一つの集大成としてほしい」

岩手県高校野球連盟
無観客で実施。
地区予選を行うことで県大会出場校を減らし、宿泊を伴わない大会運営を目指す。
今後は加盟校に説明し、6月9日の常任理事会で開催が承認されれば、同月末ごろから大会を始める方針

萩生田文部科学大臣
各都道府県の高校野球連盟に代替大会の開催を求める考えを示した。
同日の記者会見で、3年生のスポーツ推薦など進路への影響も指摘した上で
「何らかの形で成果を発揮する機会が設けられることが望ましい。各地で検討を進めていただきたい」と語った。
萩生田氏は、先に中止が決まった全国高校総合体育大会でも代替となる地方大会の開催を求めており、
文部省として代替大会の優勝校を表彰することも検討しているという。

ぜひ後押ししていただきたい。 

大阪府 吉村知事
「高校野球、インターハイ、吹奏楽、3年生最後の全国大会が中止決定。
高校3年間だけでなく、子供の頃から夢を追いかけ続けた生徒も多い。
勝敗だけの問題じゃない。大人の側が、最後まで諦めてはいけない。
コロナの感染症対策をとりながら大阪大会だけでも実現できないか準備に入る。
できる限り頑張る」

吉村知事の言葉は本当に心強い。
吉村知事なら最後の最後まで可能性ある限り頑張って下さると思います。
子供たちのために宜しくお願い致します。

大阪府高校野球連盟
7月11日から30日までの大会日程は、球場確保の関係でずらすことが困難。
6月中旬の部活動再開を開催のメドとする考え
あくまで7月11日の開幕ありきとなる。その上で、安全確保と共に重要な準備期間のメドを定めた。

愛媛県高校野球連盟
7月開催断念も、8月上旬の地区別新人大会を中止し、その期間で3年生のための代替試合実施を検討する。
6月末までに結論を出す。
トーナメント方式での実施は消極的ながらも「なんとか3年生のけじめをつけられるようなものを」
「なんとか大会を」という、3年生部員の涙ながらの言葉を訴える理事もいたという。
「なんとか3年生のけじめをつけられるようなものを」と全力で道を探っていくことを約束した。

岡山県高校野球連盟
開幕日を7月18日に延期し、8月上旬頃までの開催を予定。
遅れている学校の授業などを考慮して土日祝で行う。
無観客も検討、選手や関係者の安全を確保しながらの開催を模索していく。
「無観客となると赤字になるかもしれない。
それでも、3年生のために何とか大会をやってあげたいと思っています。
(理事会でも)反対意見はなかったです」
3年生の集大成の場を目指し、ベンチ入り人数に制限をかけないことなどが意見として挙がっている。

香川県高校野球連盟
県大会開催へ準備を進めることを書面で表明。

高知県高校野球連盟
「仲間とともに「甲子園」という夢の舞台を目指し、懸命に努力を続けた野球部員の姿に光明を当てよう」
「教育の一環」という基本理念を拠り所に、一致協力して部員を支援、育成して参りたいと思います」
「遅くとも6月20日(土)までに結論を出したい」

埼玉県高校野球連盟
「やるからには生徒が単なる思い出づくりではなく、夏の県王者を目指してやれるようにしたい」
「夏休みは8月1日から24日までに短縮される。大会開催期間も長くは取れない。
試合時間短縮のため、7イニング制にしたり、
(移動を少なくするため)地区予選を導入したりすることも検討材料になる」

東北各県高校野球連盟
各県の高野連は夏の地方大会の独自開催を検討
磐城(福島)の渡辺純監督「これで終わりではあまりにも酷。3年生に花道をつくってあげてほしい」

そして私にとって一番身近な兵庫県球児たちにも希望の光りが差してくれることを切に願います。
部活動は6月14日までは「平日2日、土日1日、1日90分まで」などの制限(県教育委員会より)
最低でも1か月程度の練習期間を設けるとなると、日程の見直しや8月以降の球場確保などが必要
としながらも前向きに代替大会開催を検討。
これから会議を重ね、大会の詳細を詰めていくことになるが、
「授業や夏休みのことなど開催するにはいろいろなハードルがありますが、
3年生のためにも何とか大会を開催したい」と開催実現に向け全力で可能性を探っていく考え。

3年生に野球ができる場所ができるなら無観客でもいい。
どうか全力で開催実現に向けて頑張っていただきたい。


『3年生にはまだ高校野球が終わったわけでないので、最後までみんなでやりきろうということを言いたい』

と、私の伝えたいことが高知県 明徳義塾 鈴木 大照主将の言葉の中にありました。

どうか希望を捨てないで、もう一度だけ結果を待ちましょう。

そして、軟式高校野球も選手権大会が中止となってしまいましたが、

軟式球児たちにも希望の光りが輝きますように。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿