フジサンケイクラシック 大会2連覇を賭けて挑んだ石川 遼 選手。
中日クラウンズに続く今季2勝目、自身初の大会連覇を果たし、フジサンケイクラシックでは史上3人目、
18歳史上最年少での快挙を成し遂げました
最終日、単独首位でスタートした石川選手と、2位タイでスタートした薗田 峻輔 選手との一騎打ち。
4ホールにも及ぶプレーオフの末、石川選手が優勝しました。
最終日、1バーディ、2ボギーの1アンダーで前半を折り返した石川選手。
10番イーブンに戻した後の11番のチップインバーディは素晴らしかったですね!
このまま石川選手が流れを掴むかな?と思った矢先12番ボギー。
首位を薗田選手に明け渡し、そのまま1打差で18ホールへ。
18ホール ティーショットがまさかのバンカーに・・・
でも石川選手はこの練習を繰り返ししてきたそうで、逆にラッキー!と思ったそうです。
大会前から最終日まで、いつものショット練習を始める前に5~10分、バンカーから8番アイアンでクリーンに球をとらえる練習を繰り返していた。
「自分のいいスイングと悪いスイングの差が一番出やすい」・・・
ヘッドが少しでも手前から入れば、砂に絡んで飛距離は出なくなる。ショットの精度を高めるための練習メニュー。
どんなスポーツでも自信というものは、「これだけ自分は練習を積んできたんだ」というところから生まれてくるような気がします。
『勝つための練習』・・・
普段から、いろんな場面を想定しての準備(練習)がピンチの時をチャンスに変える自信になるのではないかなと思いました。
石川選手がそれを見せてくれた大会だったなと思います。
そして、18番。 そのバンカーからのショット。
ここからさすが石川選手ですね。
バンカーからピン側へのミラクルショット ガっツポーズが印象的でした。
バーディーチャンスを逃さず、きっちり決め、薗田選手と並ぶ9アンダーでフィッシュ。
こういう気持ちの強さが、やはり石川選手の凄さだなと思います。
プレーオフ4ホールも見応えがありました。
薗田選手のパーパットが決まり5ホール目へと行くのか?と思った1打。
ゴルフも最後の1打まで分からない。
最後まで諦めない気持ちがやはり勝利を導くのだな・・・と感じた最終ホールとなりました。
石川選手からは・・・
「お互いベストパフォーマンスを出した結果。勝った負けたよりもすごくいいものを学べました」・・・と。
先輩・後輩対決は後輩 石川 遼 選手に軍配が上がりましたが、すごく良い対決だったなと思います。
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