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~球児たちの あしあと~

兵庫球児100年のあしあと 41

2018-06-20 | 高校野球

白球回想 夏の兵庫大会史

兵庫球児100年のあしあと 41

1992年 第74回大会の初優勝から4年、神港学園が2度目の優勝。

ノーシードの夏だったようだけど、ここ数年兵庫の夏を観ていて思うこと・・・

勝ったチームが強いんだ!

ノーシードだからと構える必要も不安を持つこともはない。

ノーシード校は一戦多く対戦することになるが、1回戦を勝利し勢いを持ったチームの活躍が素晴らしかった。

通年ではどの地区のチームとの対戦になるかは時の運。

しかし今夏の兵庫は東西に分かれての大会となるので、

秋春の地区大会で対戦したことがあるチーム同士の夏の対戦となることも多いに考えられる。

対戦校によっては秋春の悔しい想いを夏に晴らすために、更に気持ちが入った熱戦も予想される。

兵庫の東西大会対戦組み合わせは、いよいよ来週26日に迫っている。


第78回大会(1996年)

~神港学園 神戸対決制す~


第78回大会決勝で神港学園が育英との神戸対決を制す


私学が4強を独占した1996(平成8)年の第78回兵庫大会。

春は県大会東神戸地区大会初戦で敗れたノーシードの神港学園が4年ぶり2度目の王座に返り咲いた。


3回戦で春季県大会覇者の津名を3-1で退けると、4回戦は県尼崎に1-0の辛勝。

苦戦を良薬に、準々決勝からは3試合連続2桁得点と波に乗った。

ノーシードの神戸対決となった決勝は育英に15-3で大勝した。


左腕エース岡本賢之を中心とした守りは全7試合合計で6失点、5失策と抜群の安定感。

北原光広監督の長男直也(現監督)が捕手を努め、主軸を担った藤原通は立命大を経て阪神に入団した。


春の県大会4強で優勝候補の一角に挙げられていた神戸弘陵は3回戦で敗退。

エース山井大介は後に中日入りし、2013年にノーヒットノーランを達成したほか、

40歳になった今季も完封勝利を挙げた。


神戸新聞 大原篤也氏


兵庫球児100年のあしあと 1~20
第1回~第40回大会(1915~1958年)


兵庫球児100年のあしあと 21~30
第41回~第61回大会(1959~1979年)


兵庫球児100年のあしあと 31~40
第62回~第77回大会(1980~1995年)



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