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~球児たちの あしあと~

2018 煌夏 第100回全国高校野球選手権 東兵庫大会4回戦 神戸北vs村野工業~8強進出を懸けて 後半戦~

2019-01-12 | 2018 夏☆甲子園


神戸北スタンド トランペットに夏の太陽が眩しく光る。


東兵庫大会8強進出を懸けて神戸北と村野工業との4回戦。

前半戦初回、村野工業が5得点を先取し好スタートを切った。

2回には無死満塁から、3番中根選手の2打点目となるタイムリーと、

4番永田選手の併殺間の1得点で大きく突き放したが、3回神戸北が反撃開始。

ヒット、四球でランナーを溜め4番の反撃一打。

6番宮崎選手の2点タイムリーで、6得点差を3得点差にまで追い上げた。

が、しかし・・・

神戸北にミスを誘い村野工業は2得点をもらう。

4回には5番高橋(憂)選手の犠牲フライで再び6得点差をつけ後半戦へ。

2018 煌夏 第100回全国高校野球選手権 東兵庫大会4回戦 神戸北vs村野工業~8強進出を懸けて 前半戦~


5回表 神戸北の攻撃

村野工業はエース東崎投手がマウンドへ上がった。

ライト神澤選手がファーストへ、ライトへは藤原選手の登場です。

先頭は3番松村投手をセカンドゴロ



4番川上選手がレフトへ2ベースヒット!







1死2塁とするも、5番芝野選手をライトフライ

6番宮崎選手をセカンドゴロに











5回裏 村野工業の攻撃

松村投手ナイスピッチング!三者で抑えます。

7番東崎投手をレフトフライに



8番山本選手もレフトフライに



9番藤原選手の初打席 キャッチャーフライに





5回を終了しインターバルへ

神戸北が6安打と迫り、村野工業はノーエラーで守り抜く。

インターバの村野工業ベンチ





後半戦のスタート

6回表 神戸北の攻撃

東崎投手も7番茂山投手、8番今後選手、9番代打 芝選手の三者で抑え投げ合いに。

芝選手は6回裏ファーストの守備へ。



6回裏 村野工業の攻撃

1番一針選手がセンターオーバー3ベースヒットで大チャンスメイク!









2番神澤選手をファーストゴロに捕るが、2打点3番中根選手の大きな期待の打席



中根選手さすがだった!

3本目のタイムリーはセンターへ返し2ベースヒット!11-4





神戸北はここで松村投手よりセカンドを守っていた小笠原選手へ継投

松村投手をファーストへ、ファースト芝野選手がセンターへ

6番レフト宮崎選手に替り落合選手がレフトへ

9番ファースト芝選手に替り、神谷選手がセカンドへ

大幅な守備変更となった。





1死2塁 続くは4番永田選手





ファーストゴロに



5番高橋(憂)選手をライトフライに

小笠原投手がナイスリリーフで締め、7回表 神戸北の攻撃へ。

ファウルチップが中井捕手へ当たったか・・・

すかさず三塁コーチ宮脇選手が思いやりを持って駆け寄る。



スタンドでは田畑選手の独唱に、お母さんの笑顔が印象的だった。

こういう一つひとつも夏の素敵な思い出だ。

7得点差の意味を持って、互いに勝負の7回表 神戸北の攻撃へ







打順は1番中井選手へ戻り、レフトフライに

2番小笠原投手がレフト前ヒット!





小笠原投手の粘りを繋げていきたい!

しかし3番松村投手の打球はショート中根選手のグラブへ



松村投手の懸命な走塁にも・・・

神戸北の夏が終わりを告げる砂煙が上がった。

11-4(7回コールド) 村野工業が8強へ進出した対戦でした。







村野工業の8強進出 勝利を讃えて、夏4度目の全力校歌が流れました。



託す夢、託される夢

この場所には立ち会えなかったので写真を提供いただきました。

どんな言葉をお互い贈ったのでしょう・・・。



翌日の新聞記事に、快進撃・・・2桁安打の文字が並ぶ。

でも私は快進撃とは思わない。

なぜなら、秋の終わりや春の終わりの彼らの努力と個々の気持ち、

持っている力も少なからず知っている。

2桁安打の文字が踊るが、その日々の努力、練習を積んできたことをただ着実に発揮しているだけ・・・

それは選手たちが1番感じていたのではないかと思う。

それ以上に私は、追い上げ迫る神戸北の攻撃にも無失策で守りきり、

この対戦の目標とするものを達成したみんながまたひとつ大きく見えた。

神戸北の選手たちにも登りたい同じ夢があり、初回こそ村野工業の大量得点や

自身のミスで与えた得点もあり点差が開いたが、それを感じさせない気持ちを魅せてくれた。

だからこそ、2イニング早く夏を終えた神戸北の選手たちに想い募る。

得点差にとらわれるかもしれないけれど、両チームとても引き締まった対戦を創ってくれた。

ナイスゲームだった。


村野工業は道才投手を擁した前チーム、春8強、夏16強に迫る4回戦まで進出した。

そして中根組はさらに上へ夏8強まで登ってきた。


さらに夏空へ翔け上がれ☆彡


次戦は翌々日、11ブロックで準々決勝進出を決めた

岡坂投手、菅井投手の2枚エースを擁する須磨翔風と決まった。

小さな時から知る荒川捕手、中川選手

出逢い繋がる上ノ谷桃葉マネージャーの最後の夏にようやく辿り着いた。

今夏、1、2を争う緊張を感じた対戦だった。



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