甲子園きっぷ  yama’s stadium☆彡

~球児たちの あしあと~

高校野球ピリオドの形

2020-05-27 | 2020 夏季高校野球

3年生球児が高校野球のピリオドをつける形が少しづつ決まりつつある。

茨城、島根、三重の球児たちにまた新たな希望の光りが届いた。


茨木は7月11日に開幕が決まった。

「我々としてやってあげられることは、代替大会を開催すること。全会一致で決まりました」

と、一人でも多くの3年生が参加できるよう、20人としているベンチ入り人数の増員や、

試合ごとのメンバー入れ替えを可能とする案も検討されるとのこと。

移動による感染リスク軽減、大会の規模縮小のため、春秋の県大会と同様に4地区で予選を行い、

各地区を勝ち上がった4~6校ずつの計16~24校で県大会を行うとのこと。

春秋と同じように、はじめての夏季茨城県大会... 

茨城の夏の頂点を目指して頑張れ!


島根は7月17日に開幕し、長距離移動や宿泊を極力避けるため、

2回戦までは地区毎の会場で試合をすることになったようだ。

抽選会は6月20日...選手たちワクワクしているだろうな。

それを想うと笑みが溢れる。


三重は日程や実施方法は未定だが開催することが決まったとのこと。

「ベンチ入りできなかった選手が球場に入れるのかなどの詳細は、

日本高野連のガイドラインに沿って決めていくことになる。

子供たちや顧問の先生方の思いを感じながら、いろいろなことをこれから決めていきたいと思います」

としている。

3年生全員がグラウンドの中で駆け回り、一人ひとりが高校野球のピリオドをつける

機会ある大会になることを願います。


また、先日も書きましたが福岡県は残念ながら夏の大会が見送られました。

それに対し、この決定を下した高野連...大人に批判の声を見かける。

勿論、選手たちの気持ちを想うと開催してあげてほしいですが、

感染や身体へのリスク、学業などあらゆる面に於いて実施への模索、検討が行われ決定した結果であり

甲子園を目指すことすらできなくなった福岡の選手たち、特に3年生選手に対して

最後の夏に高校野球のピリオドをつける場をと真剣に考え出した結論であると思います。

簡単に見送ったわけではないだろうし、簡単に見送るわけはない思います。

全国高校野球選手権大会は地方大会も含め、中止はトップダウンの決断であり、

6月から始まる地方大会を安全に実施することは極めて難しいとしながらも、

各都道府県での大会開催は各高野連の自主的な判断に任せると高野連トップが言った。

福岡県高野連の判断に任された以上、出された結果を自分なりに想うのは勝手だが、

結論を出した人たちを責めるべきではないと私は思う。

外野が異論を唱え、決めた大人をいくら責めても結果は変わらないのだから...

私たち大人は、その場が無くなった福岡の3年生球児を想い、

彼らの未来に輝きあるように願ってあげることしかできない。

開催決定した高野連は、3年生が高校野球のピリオドをつける場が無くなるリスクの方を重視し、

見送った高野連は、それ以外のリスクを重視したということ。

どちらが正しいのか... その答えは今は誰にも分からないのだから...。



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