上海城市新聞Vol.22『天の果て、海の果て』(その15)はこちらです⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ab2b0c80acce2093f56a3b5c923e7318
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海南島5日目の“最後の晩餐”は何処に行ったと思いますか?
五つ星ホテルの高級レストラン?違います。
上海城市新聞Vol.22『天の果て、海の果て』(その3)で紹介⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8782c79d741fa1bd4fc58de54d84c2eb した、果物屋のおばさんが経営している家庭料理の店です。
毎朝、果物屋に行きマンゴーを買っている内に、おばさんと親しくなり、果物屋以外に家庭料理の店を経営していることを教えてくれました。
“最後の晩餐”は、ここで過ごそうと、おばさんに連れて行ってもらいました。
お店は、毎日朝食を食べに行っていた、「迎賓路」と「外貿路」との交差点にある“■(王へんに京)式早餐(海南式朝食)”から、「外貿路」を少し入った場所にありました。
到着したのは、19:10。お店の名前は、『川郷菜館』。看板には、川菜(四川料理)、粤菜(広東料理)、河南菜(河南料理)の店と書かれています。
おせいじにも、綺麗とは言えないお店で、調理場も道路から丸見えです。
お店では、おばさんの息子さんと奥さんが働いています。
他のお客さんは、地元の人ばかりで、観光客は一人もいません。
メニューも使い古されていてボロボロです。
注文したのは、“魚香肉絲(細切り肉の四川炒め)”25元(約417円)、“五花肉■(火へんに屯)瀕豆角(豚肉とさやいんげんの煮込み)”25元、“蒜蓉空心菜(空心菜のニンニク炒め)”10元(約170円)、米飯(ライス)。
【魚香肉絲】
【五花肉炖瀕豆角】
【蒜蓉空心菜】
それに、“青島麦酒(ビール)”を頼みました。コップは、なんとプラスチック! おしぼりはなく、テーブルの上には、ティッシュ代わりにトイレットペーパーが置かれています。
料理は、上品ではありませんが、中国の家庭料理の素朴な味がして、とても美味しかった。
四川料理の辛さにビールが進み、中瓶を2本飲みました。会計は、全部で76元(約1,270円)でした。
満腹とほろ酔いかげんで店を出たのが、20:10。
最後の晩なので、ホテルの前の海岸の「海月広場」で毎晩、開かれているダンスを見に行くことにしました。
「海月広場」には、それぞれ違う種類のダンスを披露する4グループと、多くのギャラリーで賑わっています。
4グループは、行進しながら踊るグループ、ディスコ調の音楽に合わせて踊るグループ、扇子を使いながら踊るグループ、それに社交ダンスのグループです。
どのグループも大音量で音楽を流しています。毎晩遅くまで、この音で眠れずに迷惑に思っていたのですが、この晩は違います。
隊長は、踊りの輪に加わる事はありませんでしたが、楽しんで皆さんのダンスを観ていました。
その時の様子はこちらです⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/d/20130610
なごり惜しかったのですが、翌朝が早いので、ホテル に帰る事にしました。
ヤシの木の上には、満月が輝いていました。
こうして、海南島旅行5日目が終わりました。
==== 続きは、上海城市新聞Vol.22『天の果て、海の果て』(最終回)で====