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4月9日から4月23日迄、15日間のブラジル旅行に行って来ました。
リオデジャネイロ、イグアスの滝、サンパウロ、マナウスを周遊した15日間の旅の様子をお送りします。
【1日目:4月9日(水)】
成田からリオデジャネイロ迄の航程は、米国のダラス、マイアミを経由しての長旅になります。
ダラス迄は、成田18:20発のAA (アメリカン航空) 60便です。
自宅を出発したのが、午後2時半、東京駅発15:03の成田エクスプレス35号に乗車し、AAが発着する「第2ターミナル」に到着したのが、15:53分です。
AAのチェックインカウンター前には、今回の旅に同行する義兄のSさんと、義兄の友人Tさんが、既に待っていました。
Sさんの長男 (隊長の甥) が、ブラジルのマナウスに住んでいて、息子に会いに行くSさんに同行する形で今回の旅の計画が持ち上がりました。
3人とも、海外駐在経験があり、海外出張・旅行の回数も多いのですが、ブラジルに行くのは、全員が初めてです。
チェックインを済ませ、搭乗時間前に、ゲート前で再集合する事にしました。
74ゲートに着くと、多くの乗客が搭乗待ちをしています。
【成田空港に駐機中のAA-60便】
AA60便は、定刻18:20より早い18:10に、米国DFW (ダラス・フォートワース国際空港) に向けて出発しました。
DFWに行くのは、2002年の3月18日~23日までの、DFWから近いテキサス州アーリントン市への出張以来、12年ぶりです。その時に利用したのもAA便でした。
AA60便の機種はボーイング 777-200、エコノミーの座席列は2人、5人、2人の横9人。機内は、ほぼ満席です。
最初の機内食は、チキン・パスタかビーフ・ライスの選択です。隊長が選んだのは、チキン・パスタ。
白ワインと、赤ワインを飲み、良い気持ちになって、機内映画 の「アメイジング・スパイダーマン」を観ていると、睡魔が襲って来ました。
眠りから醒めると、2回目の機内食「パンケーキ」です。メープルシロップをかけて、美味しくいただきました。
朝食が終わって暫くすると、飛行機はDFWへの着陸態勢に入ります。すると、20年以上の昔、初めてDFWに降り立とうとした時の事を、鮮明に思い出しました。
その時乗っていた機種は忘れてしまいましたが、着陸態勢に入り、窓から外を見ると、別の飛行機が着陸態勢に入っています。
当時、成田空港の滑走路は1本だけで、2機が同時に着陸するなんて考えられません。
さすが、アメリカ、スケールが違うと納得した時です。別の飛行機の先に、もう一機、着陸態勢に入っている飛行機が見えました。
「危ない!これでは、追突する!!」と思い、覚悟をしましたが、3機とも何事もなかったかの様に、着陸しました。
現在のDFWは、7本の滑走路、5つのターミナルを持っていますが、当時もこの規模に匹敵する大空港だったのでしょう。
そんな昔の事を懐かしがっていると、AA60便はほぼ定刻の現地時間9日の16:00にDFWに到着しました。ダラスと日本の時差は -14時間なので、成田からの飛行時間は、11時間50分です。
【DFWに到着したAA-60便】
マイアミ経由のトランジットでブラジルに向かうので、米国には上陸しないのにも関わらす、入国審査と税関検査を受けなければいけないとの事。
入国審査場には長い列。やっと入国審査が終わって、荷物を受け取り、税関検査場へ行くと、ここでも長い列です。
税関検査を終わり、荷物を再度預けて、マイアミに向かうAA1228便のゲートを電光掲示板で探すと、Cターミナルの8番ゲートです。
到着したのがDターミナルなので、“Skylink” と呼ばれる、無人空港内人員輸送システムで移動です。
“Skylink” に乗る前にセキュリティ検査を受け、“Skylink” に乗り込みました。移動には約20分がかかり、改めてDFWの広さを実感しました。
又、駐機しているのはAAの飛行機が多く、DFWはアメリカン航空のハブ空港だと言う事を再認識しました。
Cターミナルの8番ゲートに到着したのが18:00。AA1228便の出発の45分前です。DFWに到着してから2時間がかかりました。
もし、成田からの到着が45分遅れたら、AA1228便には間に合わなかったことになります。
【DFWに駐機中のAA-1228便】
AA1228便は、定刻より15分遅れの19:00に出発しました。
AA1228便の機種はボーイング737、エコノミーの座席列は3人、3人の横6人。機内は、満席です。
機内食は無く、無料のソフトドリンクのサービスだけでした。
マイアミ国際空港に到着したのが、定刻通りの22:20着。マイアミとダラスの時差は1時間なので、飛行時間は2時間20分です。
ここでは、荷物の受け取りと再預けは不要です。
ブラジルのリオデジャネイロ迄のAA-905便の出発ゲートに22:40に到着すると、既に搭乗が開始されていました。マイアミでも、時間はギリギリです。
AA905便は、ほぼ定刻の23:10に出発しました。
AA905便の機種はボーイング767、エコノミーの座席列は2人、3人、2人の横7人。搭乗率は、6~7割りです。見渡した限り、日本人は我々3人だけです。
機内アナウンスも、成田⇒ダラス間は英語と日本語、ダラス⇒マイアミ間は英語のみ、マイアミ⇒リオデジャネイロ間は英語とポルトガル語です。
AA905便の機内でも出された機内食は2回、成田⇒ダラス間と合わせて4回も機内食を食べたことになります。
マイアミ⇒リオデジャネイロ間ではあまり眠れませんでした。
AA905便がリオデジャネイロのアントニオ・カルロス・ジョビン国際空港に到着したのが、現地時間4月10日の定刻より25分早い午前8:30。
リオとマイアミの時差は1時間なので、飛行時間は8時間20分です。我が家を出発してからリオに到着する迄に30時間かかりました。飛行機に乗っていたのは、3回で計22時間30分です。
人生で、最長の移動時間でした。
★続きは『ブラジル周遊記:2日目』で★