『韓国ドラマ:天国の樹』(Vol.5)は、こちら⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/405872492a77f73ff84780b6f6d5d457
今日お送りする『韓国ドラマ:天国の樹』(Vol.6:最終回)は、第十一話「決別」と第十二話「永遠の愛」(最終話)です。
第十一話「決別」:
先輩リュウの愛をどうしても受け止められないハナ。逆に、ユンソへの思いがどんどん強くなっていきます。
ユンソから「俺が死んだら?」と聞かれたハナは、「兄さんは私の心の中に生き続けます」と答えました。このセリフが今後のストーリーの伏線になるのでしょうね。
翌朝、ユンソがまだ寝ているハナの髪を撫でて立ち去ろうとした時に流れた“大きな古時計”の曲が切なく聞こえました。
シマダに狙われたユンソを捨て身で助けたのが、マヤでした。ユンソがハナを好きなのを承知の上で取った行動は、マヤがハナに負けず劣らずユンソを好きな証(あかし)でしょう。
シマダ殺しの犯人として、警察に追われる身となったユンソが突然、高校の同窓会の会場に現れます。
そして高校時代と同じ様に、リュウに柔道の試合を挑みます。勝った方の願いを聞くとの条件で。その条件とは、リュウがハナと結婚することです。
勿論、実力差は歴然、リュウが勝ち、ハナとの結婚を約束させられます。
第11話のクライマックスは、クラブでユンソとハナが最初で最後のダンスを踊るシーンでした。
第十二話「永遠の愛」(最終話):
ユンソ兄さんが幸せになれるのならばと、リュウとの結婚を渋々承諾するハナ。
二人の思い出の旅館の、窓ガラス越しの初めてで最後のキスシーンも綺麗でしたね。
リュウとハナの結婚式を見届けたユンソでしたが、会長の放った刺客に刺されてしまいます。
それを感じたハナは結婚式場の教会をウエディングドレスのまま飛び出していまいます。そのシーンで、ダスティン・ホフマンとキャサリン・ロス主演の往年の名画 “卒業” を思い起こしました。
【“卒業” のシーン】
ただ “卒業” は、式の途中で二人が飛び出したのは、幸せへの旅立ちでしたが、ハナは不安で胸が一杯になりながら、教会を飛び出したのでした。
駆けつけたハナとリュウは車にはねられ、二人とも意識不明のまま病院に運ばれます。生死の境をさまよう二人。
やがてハナは退院し、兄が待っているであろう旅館に向かいます。そこで、知らされたのがユンソの死でした。
心臓移植が必要だった重体のハナのドナーがユンソだったのです。
携帯電話に残された、移植手術前の最後のユンソのメッセージ、「永遠にそばにいれるから」「樹になってお前を守れるから」がハナの心に深く深く染み込んでいきます。
ユンソは、“俺はハナを守る樹 天国の樹” になったのです。