旅行記 第31回 『特急草津グリーン車で行く草津・軽井沢 2日間』 (その3)⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3a76eceab5557ed368af1a3b3f48a6d5
旅の一日目、「草津温泉西の河原公園」から急ぎ足で、「湯畑」に戻ります。目的は、15時30分から「湯畑」前の「熱乃湯(ねつのゆ)」で行われる “湯もみと踊り” ショーを観覧するためです。
開演5分前に到着。観覧券は、写真の「観光案内所」の右側で販売しています。ホームページ上の割引券をスマホで呈示したので、50円引きの550円で入場出来ました。
中に入ると、既に座席は満席で、立つことに。結果的には、撮影に良いポジションでした。
ショーの最初は、MCによる江戸時代から伝わる“湯もみ”の歴史についての説明です。草津温泉の源泉は熱く、50℃近いものがほとんどで、そのまま入浴することはとても出来ません。しかし温度を下げるために水を入れたのでは、温泉の効能が薄れてしまいます。そこで、熱い源泉の中に六尺板を入れて湯をもみ、入浴できるまでの一定の温度に下げる「湯もみ」が考え出されました。また、「湯もみ」をすることにより、温度を下げるだけでなく、湯を柔らかくする効果や入浴前の準備運動にもなるそうです。
次は、“湯もみガールズ(?)” による「草津節」の踊りです。
「草津節」での“湯もみ” 実演。
途中、観客による湯もみ体験を経て、最後は、「草津湯もみ唄」の踊りと実演でした。
約20分のショーを終え、「熱乃湯」の外に出ると、外気6℃に身が縮こまります。
「熱乃湯」の今夜の宿「ホテル一井」本館1Fの湯畑側玄関に飛び込みます。本館1Fは、お土産物売場でした。
本館3Fのフロントに立ち寄ると、仲居さんが部屋まで案内してくれました。隊長の部屋は、別館の8Fです。ドアを開けると、踏み込みの先には、10畳の部屋が。窓際には、広縁(ひろえん)もありました。典型的な旅館の和室です。座卓前に座り、仲居さんが淹れてくれたお茶を飲みならが、時計を見たら16時になっています。
窓の下には、先ほど散策した「西の河原通り」が見えます。
部屋には、浴室もあるのですが、もちろん別館3Fの大浴場へ。16時半から約45分間、“源泉かけ流し” の湯を堪能しました。
18時に、本館2Fの「あららぎ」へ。
先ずは、地ビールの“草津温泉物語” 330ml瓶を飲み、喉を潤します。
料理は、ビュッフェ(セルフバイキング形式)で、洋食の種類は、豊富ですが、和食は、刺身、天ぷらなど一応ありますが、物足りませんでした。部屋が本格的な日本旅館の様だったので、食事も懐石料理を期待してしまいましたが、一泊二食付き税・ザービス料込みで、15,500円のプランでは、ないものねだりでしたね。
食事後は、まっすぐ部屋に戻り、テレビを観て過ごしました。湯畑周辺はライトアップされていて、夜の温泉街散策を当初は考えていましたが、外は寒く、また日本有数の酸性度の強い温泉の湯に “湯あたり” したのか、全く外出する気になれませんでした。
こうして、旅の一日目が終わりました。
★ 続きは、『特急草津グリーン車で行く草津・軽井沢 2日間』 (その5)で ★