隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

旅行記 第38回 『出雲大社・足立美術館・松江・鳥取砂丘 3日間』 (その6)

2022年08月23日 | 旅行記

『出雲大社・足立美術館・松江・鳥取砂丘 3日間』(その5)  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/54782c84ded516d59d33bec43fe25919

 

 

旅の二日目、島根県出雲市に鎮座する「出雲大社(いづもおおやしろ/いずもたいしゃ)」の参詣と、昼食を終え、駐車場を団体ツアーバスで出発したのが、正午です。


バスは、「宍道湖(しんじこ)」北側の「国道431号」を、一路、同県松江市に向かいます。一時間近く走っても、右車窓には宍道湖が見えています。東西約17km、国内で7番目の面積を誇る同湖の大きさがわかります。


午後1時頃に、「松江城」南東に位置する大手前駐車場に到着。松江でのツアーのオプションは、三つです。1)松江城天守閣登閣、2)堀川遊覧船巡り、3)自由散策。事前に添乗員さんから、天守閣登閣は、かなり歩くとの説明があり、この日の天気は、晴れ、最高気温は33℃だったからか、ツアー客14名の内、2)を選んだのが、9名、1)が5名でした。城好きの隊長は、もちろん天守閣登閣です。


右に左に折れる、急な石段を上ると、本丸の先に、松江城の美しい姿が見えてきました。登閣券代は、680円。

 

 


松江城は、全国に12城しか残っていない現存天守の1つです。天守の大きさ(平面規模)では、二番目。高さ(約30m)では、三番目。古さでは、四番目。慶長16年(1611年)、松江開府の祖・堀尾吉晴が、5年の歳月をかけて完成させました。外観5層、内部は6階となっています。


12城の内、訪れたことのある天守は、北から「弘前城」 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f69e52a51466405dc1ed50304f68d261 、「松本城」 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/914d3748a07da47f4d68b5ef90a15163 、「彦根城」 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/cc9cf791308f6dca6fbb623f099b3b56 です。


「附櫓(つけやぐら)」にある入り口から天守内へ。附櫓は、天守入口の防御をかたくするためにとりつけた櫓で、入ると枡形の小広場が二段あって、侵入しにくいようになっています。「石落とし」、「鉄砲狭間(てっぽうざま)」を備えています。

 

 


鉄砲狭間(赤矢印)。

 


現存天守では唯一、天守内にある「井戸」。名古屋城や、浜松城にも、天守内に井戸がありましたが、そのうち現存しているのは、松江城のみと貴重です。

 

 


かつて24mの深さがありましたが、現在は半分が埋められています。

 

 


「天守最大柱(赤矢印)」。地階~1階の東西2本の通し柱は、包板(つつみいた)を持たない松江城天守最大の柱で、天守国宝化の決め手となった祈祷札もこの柱の地階部分に打ち付けられていました。天守の軸組構造の中で最も大切な柱として、重要視されていたことがわかります。

 

 


1階から4階の各階に設けてある急峻な階段を上ります。

 

 

 


4階から5階への階段は、二段階式で、クリ材が多く使われています。

 

 


「天狗の間」と呼ばれる、望楼式の天守最上階に到達したのは、13時20分頃。360度、松江の町を見渡すことができます。

 

 


天井に納められている、「棟札(むなふだ、むねふだ)」。

 

 

 


北側の眺望。

 

 

 


西。

 

 


東。

 

 

南。

 

街並みの向こうには、宍道湖を望むことが出来ました。

 

 

 


下を覗くと、綺麗に聖地された本丸跡が。

 

 


この日は、観光客も少なく、天気にも恵まれ、絶景を堪能することが出来ました。


階段を下り、附櫓内にある受付窓口で、「日本100名城」のスタンプを押印。「日本100名城」とは、日本城郭協会が全国各地の名城探訪の手がかりとして 2006年に定めた日本の名城100選のことです。

 

 


尚、隊長が、「日本100名城」の内、登城したことがあるのは、これまでに27城あります。詳細は、こちらをご参照下さい http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/94b560090f0c90ce702887beceaacb97

 

 

★ 続きは、『出雲大社・足立美術館・松江・鳥取砂丘 3日間』 (その7)で ★

 


==「旅行記」バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/619e2d4e0638d6d11db6b03fbe07a87a
1~25回 省略

第26回 『冬の熱海・湯ヶ島・修善寺 3日間』 2019年1月27日~29日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/91e4da4243e51fb8e761dedd0c4010ce

第27回 『ロマンスカーで行く箱根湯本 2日間』 2019年2月11日~12日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/cfe9c8c8e8384d3157b5f8e84b84fcbc

第28回 『鳴尾浜、京セラドーム、甲子園、野球観戦 3日間』 2019年3月29日~31日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1e80082997cbf0912f7d0887fffb95fa

第29回 『今年も高尾山飯縄大権現参拝登山』 2019年4月14日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1cc1aae432d8983cbaa3315dc7f57d17

第30回 『ラグビーW杯観戦ツアー in 静岡』 2019年10月9日~10日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1f519ad51570c201552842a4a37416a3

第31回 『特急草津グリーン車で行く草津・軽井沢 2日間』 2019年10月16日~17日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/61381e0c0f8c6658bc2895794e6520a4

第32回 『今年も江ノ島神社参拝』 2019年12月1日  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/40059dc86985dc4009cdad4b5a606dc5

第33回 『コロナ閑散下の秋田・角館・盛岡 3日間』 2020年3月7日~9日  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e6c20a181a78d1a906a92fc128dcfe9e

第34回 『「Go To トラベル」で行く鎌倉 2日間』 2020年10月14日~15日  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c92c6bca4b7192c9a97c5222d63c2da9

第35回 『満喫・楽天生命パーク宮城 三連戦三連勝』 2021年6月12日~14日  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/aa817cf8e5ac6608ba90544f47f995da

第36回 『春の川越 御朱印巡りの旅』 2022年4月13日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/effcab89579d1aee5d4104e597234f50

第37回 『初夏の善光寺・松代・松本・諏訪 3日間』 2022年6月8日~10日  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/68a576dc8203fed2e78e194c3e06f20e

第38回 『出雲大社・足立美術館・松江・鳥取砂丘 3日間』 2022年7月27日~29日 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b5f793d10418987090665665027f4ade

 

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