隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

旅行記 第15回 『「星野リゾート 界 鬼怒川」 と 「日光東照宮」』 (その7:最終回)

2017年03月13日 | 旅行記

『「星野リゾート 界 鬼怒川」 と 「日光東照宮」』(その6)は、こちら⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5fc0df54375a86c53d3acb0897be143e


有名な「鳴竜(なきりゅう)」を見学して「本地堂」の外に出ると、雨足がさらに強くなってきました。


当初は、「日光東照宮」の後は、「二荒山(ふたらさん)神社」へ直行する予定でしたが、「東武観光センター」横のコインロッカーに戻り、携帯傘を取り出してから見学を続けることにします。


幸いなことに、表参道の脇には高い杉の木が生い茂っていて、木の下を雨を避けながら歩きます。「日光山輪王寺」の脇には大木がないので、濡れながら坂道を早足で進みます。


コインロッカーから荷物と携帯傘を取り出すと、既に13:40頃になっていました。


「二荒山神社」へ行く前に、お昼を食べることにします。何軒かのレストランを覗き、入ったのは国道120号に面した、手打ちそばうどんの「林屋」です。


雨に濡れて寒かったので、体が温まるように“力うどん” 740円(税込)を頂きました。


一息ついて同店を出たのが14:15頃です。尚、「林屋」の住所は、栃木県日光市安川町5-24。電話番号は、0288-54-0884です。


国道を渡り、西参道を「二荒山神社」への坂道を上がります。途中の食堂は廃業していて、表参道に比べ、人通りも殆どなく、寂しい参道です。


勝道(しょうどう)上人によって1,200年以上前に開かれた日光の山岳信仰の中心「二荒山神社」、現在の拝殿は日光の神社にしては珍しく、彫刻などの装飾が一切ありません。


同神社は、“縁結びの神様”としても知られ、境内には「夫婦杉」や「親子杉」と呼ばれる木があります。


東側の「銅鳥居」の先を進むと、東照宮の表門に出ることが出来ます。雨が降らなければ、東照宮から逆のルートで来るつもりでした。


最後に訪れたのが、家光公の廟所「日光山輪王寺大猷院(たいゆういん)」です。大猷院とは、後光明天皇から勅賜(ちょくし)された法号のこと。


拝観料 550円を払い、中に入ります。下の写真は拝観券に印刷されている「皇嘉門(こうかもん)」。


東照宮と比べると大猷院まで脚を伸ばす参詣客の数がめっきりと少なくなります。


最初に潜るのは、左右の仁王像が立派な「仁王門」。


重要文化財の「夜叉(やしゃ)門」は、金、黒、朱色の装飾が鮮やかです。


拝殿の前の「唐門」は、大猷院の中で一番小さい門ですが、繊細な彫刻と彩色が施されていて気品を感じます。


拝殿に入ると、内部は修復中でしたが、僧侶が狩野探幽(かのうたんゆう)の描いた唐獅子、天井の140枚の龍の絵、家光公が着用した鎧、などの説明をしてくれます。


最後に、夜叉門にある破魔矢の原点ともなった弓と矢を持つ夜叉の「烏摩勒伽(うまろきゃ)」の話しをしてくれました。


来るときによく見て来なかったので、帰りにじっくりと「烏摩勒伽」を見ました。


東武日光駅までは、市内の巡回する「世界遺産めぐりバス」に乗車することにします。


バスは、15分間隔で運行していて、「神社前」の停留所から乗車したのが15:15。


東武日光駅前に到着したのが、15:25。運賃は350円でした。


指定券を購入していた「日光8号」の発車時間 16:39まで一時間以上ありましたが、駅前に入りたいと思わせる喫茶店やカフェが無いので、駅の待合室のベンチで時間を過ごすことにしました。


16:20頃には、既に入線していた「日光8号」に乗り込みます。


隊長たちの5号車には、誰も乗っていません。発車直前に二人が乗り込み、5号車の乗客は四人のみ。4号車と6号車の始発駅からの乗客はゼロです。


行きの「きぬがわ5号」では、あると思い込んでいた社内販売がなかったので、帰りは駅の待合室の売店で“ソース豚カツ弁当”と“角ハイボール”のロング缶を仕込んで乗車しました。


定刻の16:39に出発し、途中の「下今市駅」、「新鹿沼駅」、「栃木駅」に停車しますが、途中から乗り込む乗客は数えられるくらいの人数です。


日本語、英語、中国語、韓国語で車内案内が流れるのはさすがですが、外国人観光客も殆ど乗車していません。


冬の平日の観光列車とはいえ、赤字ではないかと心配してしまう程の乗客数でした。


17:40頃の、東武日光線からJRに乗り入れるセッション切り替え地点では、一瞬ですが室内灯が消灯しました。


JRに乗り入れ後も順調に進み、池袋駅に到着したのが18:29。1時間50分の乗車時間でした。


こうして、一泊二日の『「星野リゾート 界 鬼怒川」 と 「日光東照宮」』の旅は終わりました。

 


===「旅行記」バックナンバー ===
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/619e2d4e0638d6d11db6b03fbe07a87a

第1回 『平泉・八幡平・十和田・八甲田 3日間』2012年10月13日~15日 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7315a7371037607ee0018ab698f48d27

第2回 『佐野厄除け太師・足利学校 日帰り』2012年11月22日 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/109d7c1a58f7a47e19806169cddf8c7f

第3回 『秋の能登半島一人旅』2013年10月23日~24日 http://blog.goo.ne.jp/taichou-saan2014/e/7f7cb26c7365b92fe89e728685bcd93e

第4回 『雪の会津東山温泉 東鳳』2014年3月8日~9日 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8fe76d225d31459d19d070f4f3e0c264

第5回 『春の伊豆でいちご狩り』2014年3月30日 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0772182a4b84c5a219827e7c31e1b7ea

第6回 『小江戸川越 日帰り旅行』2014年5月28日 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4f88a5e0fac35c4e4a8b2060537c6424

第7回 『横浜山下公園の氷川丸』2015年3月17日 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/fae5b793311d150fef5db7920747915f

第8回 『春の飛騨高山・白川郷・松本・高遠 3日間』2015年4月12日~14日 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/beb7aed85d23c8997bb6b7d656293ef0

第9回 『初冬の秋田 2日間』2015年12月5日~6日 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/01f6e24e59df411d42a50f986ea5eca2

第10回 『春の三島大吊橋とハワイアンズ』2016年3月27日 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6ea737de674d44aa97007413023705eb

第11回 『札幌ドーム遠征』2016年6月10日~11日 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0e3dafe326e4eec39bc0139056bdfed9

第12回 『鹿島 日帰り旅行』2016年8月6日 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c9e005c666c261ea9f454ff68867f7c2

第13回 『下関・門司、柳川、太宰府 3日間』2016年9月24日~26日 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ce38a08bded7c1c7daf1c7fa3170773b

第14回 『三重・和歌山・奈良・静岡 4日間』2016年10月10日~13日 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/29da0ff3d76442ad7fcfc08b2845e474

第15回 『「星野リゾート 界 鬼怒川」と「日光東照宮」』 2017年3月1日~2日 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a177c028b03a1b344b6b23c9fed16661


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« グルメ 189食 『「豚骨一燈本... | トップ | 猛虎通信 Vol.76 『若虎 侍ジ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿