隊長が好きな「相撲」を紹介するシリーズの第146番(回)は、『令和七年初場所の注目力士は』をお送りします。
(相撲協会発行:令和七年初場所番付表)
大相撲初場所が、昨日・12日 (日) から東京・両国国技館で始まりました。
琴櫻(佐渡ヶ嶽部屋)と、豊昇龍 (立浪部屋)の両大関による、ダブル横綱昇進の可能性。横綱・照ノ富士(伊勢ヶ濱部屋)の三場所ぶりの出場など、一年始まりの場所に相応しい話題が満載です。
また、入場券は既に完売していて、十五日間の「満員札止め」で、両国界隈は賑わいそうです。
さて、恒例の隊長が、今場所注目する力士の発表です;
一人目は、もちろん、大関・琴櫻。
先場所、悲願の初優勝 を成し遂げ、今場所に綱取りがかかります。横綱昇進が決まれば、幕内優勝五回を数える偉大な祖父である元横綱・琴櫻に一歩近づくことが出来ます。
二人目が、大関・豊昇龍。
先場所、千秋楽の結びの一番、13勝1敗で並んでいた琴桜に敗れ、惜しくも賜杯を抱くことが出来ませんでした。それでも、今場所に優勝すれば、「大関で2場所連続優勝またはそれに準ずる成績」になり、横綱昇進の可能性があります。
琴桜が、準優勝であれば上記条件達成により、ダブル横綱昇進と言う正月早々の御目出度い出来事になるでしょう。
三人目は、横綱・照ノ富士。
昨年の夏場所で、十度目の優勝 以来の土俵復帰となります。膝の怪我など、満身創痍状態での出場には、相撲協会の思惑があるのではと、隊長が考えます。
琴櫻、豊昇龍、どちらが優勝しても、「横綱不在場所での優勝で昇進」と言われかねないこと。そして、照ノ富士を倒しての優勝であれば、「新時代到来」とのお題目を達成できるし、照ノ富士引退への引導を渡せるからです。
既に日本国籍を所得しているので、外国出身力士が親方になれる条件の一つはクリアしていますが、肝心の親方株の取得がまだの様です。そこで、引退出来ない事情もある様ですが、果たしてどうなるでしょうか。
初日の照ノ富士、久しぶりの本場所の土俵で、勝負勘が戻っていなかったのか、これまで対戦成績が10勝全勝の西小結の若隆景(荒汐部屋)に、肩すかしであっさりと負けてしまいました。15日間、土俵に上がることが出来るか、初日から心配です。
四人目が、大関・大の里(二所ノ関部屋)。
新大関で臨んだ先場所は、プレッシャーに負けたのか、9勝6敗の成績に終わりました。昇進のスピードに追い付かなかった髷(まげ)も、大銀杏(おおいちょう)を結える様になりました。心機一転し土俵に上がる今場所に期待します。
ところが、初日は東前頭2枚目の翔猿(追手風部屋)に引き落としで敗れ、黒星発進となってしまいました。
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1番~135番 省略
136番 2024/2/13 『しゃべくり007に、角界レジェンド五人が出演』
137番 2024/3/11 『令和六年春場所の注目力士は』
138番 2024/3/27 『尊富士 110年ぶりの新入幕優勝』
139番 2024/5/13 『令和六年夏場所の注目力士は』
140番 2024/7/16 『令和六年名古屋場所の注目力士は』
141番 2024/8/4 『照ノ富士 悲願の10度目優勝』
142番 2024/9/9 『令和六年秋場所の注目力士は』
143番 2024/9/25 『大の里、二度目の優勝で大関昇進決定』
144番 2024/11/9 『令和六年九州場所の注目力士は』
番外編 2024/11/22 『訃報:北の富士さん』
145番 2024/11/27 『琴櫻 初優勝で綱取りへ』
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