旅行記 第45回 『北陸新幹線で行く秋の北陸 4日間』 (その9・くつろぎの宿うみあかり) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f2fee172b5088c0b050fa74182f0bf2e
【3日目:11月1日(金)】 瑞龍寺、高岡古城公園など高岡市内観光。北陸新幹線で高崎市に移動、高崎泊
旅の二日目、富山県氷見(ひみ)市「氷見温泉郷 くつろぎの宿うみあかり」で起床したのが、6時。この日の氷見の天気予報は、曇りのち雨。気温は、11~21℃です。
早起きしたのは、前日 JR西日本「氷見線」終点の「氷見駅」から乗車した宿の送迎用マイクロバスの運転手さんから、「富山湾に浮かぶ立山連峰からの日の出が、見られたら幸せになれる」と聞いたからです。
但し、「立山連峰を望むことが出来るのは、年間80日しかない」とも聞いていたので、見られたら本当にラッキーだと思いながら、広縁(ひろえん)に出て、カーテンを開けると、既に夜明けが始まっていました。
日の出は、6時16分。段々と上がる朝日を、窓から眺めていました。
6時半頃に、ホテル4階にある露天風呂へ。温泉の湯に浸かりながら眺める富山湾、立山連峰、太陽は、最高の気分です。
湯から上がり、7時前後に部屋に戻って外を見ると、富山湾に見事な “光の道” が出来ていました。
7時半に、朝食を取りに六階の「ダイニング 海」へ。
窓側の席での食べると、美味しさが更に増した気がしてきます。
手作りの “BLTサンドウイッチ” に、
ドーナツも頂きました。
9時50分の送迎バスまで時間があるので、身支度をして、ホテル附近を散策することに。
「くつろぎの宿うみあかり」は、海岸に面した、六階建て、総部屋数 46室のお宿です。
目の前を、石川県七尾市に至る「国道160号」が走っています。
暫く歩いて振り返ると、ホテルの姿が。
反対側には、富山湾が広がります。
崖の上には、小さな祠(ほこら)が。
国道に沿って歩いていると、大型トラックが、何台も横を通り過ぎて、恐怖を感じたので、早目にホテルに戻り、無料(セルフサービス)のコーヒーを頂くことに。
ロビーのソファーに座りコーヒーを飲んでいる間も、国道を大型トレーラー(赤矢印)が、速度を落とすことなく通り過ぎています。ホテルの方に聞くと、能登半島地震復旧工事関連の車だそうです。
9時50分ホテル発の送迎バスが、氷見駅に到着したのは、10時5分頃。駅舎の屋根瓦の上部は、氷見名物の “寒ブリ” を模した瓦です。そう言えば、行きの送迎バスの運転手さんが、「氷見のあちこちに “ブリ御殿” がある」と話していたのを、思い出しました。
駅前広場には、氷見出身の藤子不二雄Ⓐ先生の人気キャラクターがデザインされた観光案内板が、設置されています。
ホームで、10時22分発の高岡駅行きの列車を待ちます。線路終端にある車止めと車止標識から、同駅が、富山県高岡市から氷見駅に至る、8駅16.5 kmの氷見線の終点であることが分かります。
「キハ40形気動車」が入線してきました。同線は、未電化区間なので、40年以上前に製造された年期の入った気動車(ディーゼルカー)車両が走っています。
定刻に発車した列車が、途中駅の「雨晴(あまはらし)」に着いたのが、10時30分。
この駅で、氷見駅から乗車した観光客の約半分が下車し、同じくらいの乗客が乗ってきました。おそらく、全8駅の内、中間駅では最も乗降客が多いのではないでしょうか。
終点の「高岡駅」7番線に到着したのが、10時52分。1番線と2番線の「城端線(じょうはなせん)」に乗り換えるため、跨線橋を渡ります。
1番線には、既に10時59分発 城端行きの列車が、入線していました。こちらも、「キハ40形気動車」です。城端線は、富山県高岡市の高岡駅から富山県南砺市の城端駅に至る、14駅29.9 kmの西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道路線です。
11時3分に、北陸新幹線との乗換駅にあたる「新高岡駅」に着きました。
2015年3月14日に、北陸新幹線の長野駅~金沢駅間延伸に伴い開業した駅舎の通路を、新幹線改札口方向に進みます。
★ 続きは、『北陸新幹線で行く秋の北陸 4日間』 (その11・瑞龍寺) で ★
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