隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

旅行記 第14回 『三重・和歌山・奈良・静岡 4日間』 (その5)

2016年10月21日 | 旅行記

『三重・和歌山・奈良・静岡 4日間』 (その4)⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/58252c7c5b727b209d242ad93489be5a

 

【3日目:10月12日(水)】 晴れ時々曇り、気温12~23℃。九度山と春日山を参観。三重県亀山市泊。


旅の3日目、和歌山県橋本市にある「ルートイン橋本」で起床したのが、7時。


部屋のカーテンを開けると、今日も外は絶好の観光日和です。


7:30に朝食を食べ、9時にホテルを出発しました。


最初の目的地は、橋本市のお隣りの和歌山県伊都郡九度山町(くどやまちょう)です。


九度山は、和歌山県北部に位置し、高野山の玄関口にある山あいの町。


町内には、高野山の開祖である空海(弘法大師)の母が暮らしていたという慈尊院(じそんいん)があり、空海は月に9度母に会いに来ていたことから九度山の地名が付いたと伝わっています。


また、関ヶ原の戦いで西軍に与して敗れた真田昌幸・信繁(幸村)親子が、1600年に流罪となった場所としても知られています。


紀の川に流れ込む丹生川(にゅうかわ)沿いにある町営駐車場に到着したのが、9:15です。


車を降りて向かったのが、駐車場から直ぐの場所にある「真田庵(さなだあん)」。


「真田庵」は、真田昌幸・幸村親子が閑居(かんきょ)した屋敷跡に建つ寺院です。


幸村の旗印である六文銭が刻まれた門を潜ります。


境内には、重厚な本堂や、真田昌幸の墓がありました。


次に訪れたのが、町内のほぼ真ん中に位置する「真田ミュージアム」です。


「真田ミュージアム」は、今年3月にオープンしたばかりの施設です。入館料は500円。


エントランスでは、真田三代 昌幸・信繁・大助が、甲冑姿で来場者を迎えてくれます。


館内では、真田三代の軌跡と14年間という幸村の生涯で一番長い時間を過ごした九度山での生活をパネル展示と映像で紹介しています。


また、来年2月末までの予定で、“くどやま「真田丸」大河ドラマ展”と題した企画展も開催しています。


10時半にミュージアムを出て、町内を散策してみました。ミュージアム館内は、多くの団体観光客で賑わっていたのに、町内では殆ど人を見かけません。


駐車場に戻り、車で約5分の慈尊院エリアに向かい、山あいの町営駐車場に停めます。目的の「勝利寺(しょうりじ)」は、急な階段の上にありました。


「勝利寺」は、高野表参道の玄関口にあたり、昔はたくさんの貴族、武士、庶民の宿泊者や参詣者で賑わったと伝えられています。


仁王門を潜ると、正面に本堂があります。


境内には、空海に教えてもらったと伝えられる手漉き和紙“高野紙(古沢紙)”の資料館「紙遊苑(しゆうえん)」もありました。


「紙遊苑」には、紙すきの様子を見せるジオラマや和凧などが展示されています。


「紙遊苑」裏手に回ると、そこは蛇行する「紀の川」と両岸の町なみが一望出来る絶景スポットでした。


「勝利寺」の境内と「紙遊苑」にいる間、我々三人以外は、誰も訪れて来ていません。


心静かに、綺麗な景色を堪能することが出来ました。


★ 続きは、『三重・和歌山・奈良・静岡 4日間』 (その6)で ★


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