隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

本と雑誌 59冊 『よりぬき サザエさん No.6』

2021年08月14日 | 本と雑誌

隊長が読んだ「本と雑誌」を紹介するシリーズの第59冊目は、『よりぬき サザエさん No.6』をお送りします。

 


一昨年亡くなった母の遺品の中から、『よりぬき サザエさん No.6』が出て来ました。母の愛読書の一冊だったのでしょうね。


「よりぬき サザエさん」は、新聞に連載されていた長谷川町子さんの、4コママンガ「サザエさん」の中から、長谷川さん自らが“ベスト版”として選び、出版された全13巻のシリーズです。


さずが、“よりぬき”の「サザエさん」です。どのマンガも面白く、そして時代を感じさせます。


例えば、タクシーの初乗り運賃が100円だったり、昭和40年(1965)にノーベル物理学賞を受賞した朝永振一郎博士の話題が登場したり、など。


それと、あとがきに、「作品が描かれていた当時としては一般的に使われていたものの、現在ではあまり使用されていない言葉や表現があります。。。 その中には、今日では差別や偏見を助長・容認すると考えられている言葉や表現も含まれていますが、作者にはそうした意図がなかった」長谷川町子美術館と朝日新聞出版の連名で書いている様に、言葉や表現も時代とともに変わっていくことを、改めて認識しました。


本書とは、直接関係がありませんが、現在もフジテレビ系列で放送されている、アニメ「サザエさん」を久しぶりに観ました。慣れ親しんだ声優さんの声が、殆ど変わっていることに気付き、少し寂しくなりました。


尚、『よりぬき サザエさん No.6』の発行は、朝日新聞出版。第1刷発行日:2013年1月30日。価格:1,000円(税抜)です。

 

2021/10/11 追記:長谷川町子さんの自伝エッセイ漫画「サザエさんうちあけ話」を原作にした、テレビドラマ『マ-姉ちゃん』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/973091300b0643161bd2458ed0b03510 の記事を、アップしました。

 


==「本と雑誌」バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/dc30502bb229b843454e38b8994f9be0

1~45冊  省略

46冊 2019/6/2  『沢田研二と阿久悠、その時代』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/901be9ea36c2f3065af05e6dc904b6e2

47冊 2019/6/27 『男のきもの入門』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a90f9c9c43226a05d7ea4ec327a0cdce

48冊 2019/9/17 『森鴎外「山椒大夫・高瀬舟」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/32860159f6891be24292c3c88c96692a

49冊 2019/12/11『日本100名城公式ガイドブック』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6e1840d977276b15115b18a3d42fa05a

50冊 2020/2/5  『虎とバット―阪神タイガースの社会人類学―』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8f69b34551bad87fe268e663a7653cef

51冊 2020/4/4  『池波正太郎 「男の作法」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/945a81aa7409b9ecefbf75361d165c6d

52冊 2020/6/25 『芥川竜之介紀行文集』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/dadeedca3e5e80fc1250d72fa6c18a80

53冊 2020/7/23 『池永陽「コンビニ・ララバイ」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0ded21bfc2a8aa3b71308f512f78b768

54冊 2020/7/30 『大人の御朱印 50にして天命を知る』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9df94033c4eaeeb20caa1d1f65006681

55冊 2020/8/22 『大森匂子「本郷菊坂菊富士ホテル」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a9ef620a7829e24f2ac1f43015aed4e8

56冊 2020/10/30『遊遊漢字学 中国には「鰯」がない』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b65869eec26cab46eea5af93f449be35

57冊 2021/3/12 『ドナルド・キーン わたしの日本語修行』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1ac42b8270d7d14ff22a0db4a5d03259

58冊 2021/5/7  『1964年と2020年 くらべて楽しむ地図帳』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/230a1542e0bd16e8759e007624fe478e

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画 Film234 『キネマの神様』

2021年08月12日 | 映画

隊長が、これまでに鑑賞した「映画」を紹介するシリーズの第234作品目は、『キネマの神様』をお送りします。

 

 


現在公開中の『キネマの神様』を観てきました。本作品は、松竹映画100周年を記念した作品です。上映時間:125分。


コロナ禍で、劇場で映画を観るのは、昨年9月の 『チィファの手紙』  以来、11か月ぶりです。


劇場は、『チィファの手紙』の時と同じ「グランドシネマサンシャイン」の「シアター9」。


原作は、小説家・原田マハの同名の長編小説。


監 督:山田洋次。

 


脚 本:山田洋次、朝原雄三。


尚、「隊長のブログ」では、山田洋次さんの作品を、これで15本を紹介したことになります。詳細は、こちらをご参照下さい


主演は、沢田研二と、菅田将暉。


沢田研二(ジュリー)に関しては、『沢田研二と阿久悠、その時代』  などを、取り上げています。


共演者:永野芽郁 、野田洋次郎、北川景子、寺島しのぶ、小林稔侍、宮本信子、ほか。

 

 

 


北川景子さん出演作品は、映画 『花のあと』   その他を紹介しています。


音楽:岩代太郎。


岩代太郎さん音楽担当の作品は、『あぐり』  などを、取り上げています。

 

 

あらすじ:無類のギャンブル好きで、78歳になる円山ゴウ(沢田研二)は妻の淑子(よしこ)(宮本信子)と、娘の歩(寺島しのぶ)にも見放されたダメ親父です。そんな彼にも、たった一つだけ愛してやまないものがありました。それは「映画」 。行きつけの街の名画座・テアトル銀幕の館主・テラシン(小林稔侍)とゴウは、かつて同じ映画の撮影所で働く仲間でした。


若き日のゴウ(菅田将暉)は助監督として、映写技師のテラシン(野田洋次郎)をはじめ、時代を代表する名監督やスター女優の園子(北川景子)、また撮影所近くの食堂の看板娘・淑子(永野芽郁)に囲まれながら夢を追い求め、青春を駆け抜けていました。そして、ゴウとテラシンは、淑子にそれぞれ想いを寄せていました。


しかし、ゴウは初監督作品の撮影初日に転落事故で大怪我をし、その作品は幻となってしまいます。ゴウは撮影所を辞めて田舎に帰り、淑子は周囲の反対を押し切ってゴウを追いかけて行きました。。。

 

 

感想:現代のアメリカ映画界で、巨匠と言えば、90歳を超えても作品を発表し続けている クリント・イーストウッド  ですが、日本映画界では、間違いなく今年89歳の山田洋次です。


その山田洋二と、2020年に100周年を迎えた松竹映画の渾身の作品に仕上がっています。上映中に、マスク越しに何度も声を上げて笑い、涙をそっと拭きました。エンディングロールが流れ始めて、思わず拍手をしかけて、回りの目を気にして、止めてしまったくらいです。


この作品の制作が発表された時点から、公開が待ち遠しかった映画でしたが、2020年3月1日にクランクインしたものの、撮影のちょうど半分を終えた3月末に、ダブル主演を務めるはずだった志村けんさんがご逝去されました。直後に、政府による緊急事態宣言を受けて撮影自体も中断されてしまいました。


その後、志村さんと付き合いの長い沢田研二さんが志村さんの代役を受諾され、撮影再開。今年の4月16日に公開予定と発表されましたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、8月6日から公開と再延期されていました。やっと観ることが出来て、嬉しい思いです。


印象に残ったシーンは、映画撮影の合間を縫って、園子(北川景子)、ゴウ(菅田将暉)、淑子(永野芽郁)、テラシン(野田洋次郎)の四人が、伊豆にドライブに行く場面です。それぞれが、淡い恋心を抱きつつも、言葉に表せないもどかしさ。まさに、青春物語そのものです。


それと、「テアトル銀幕」で行われた、ゴウが孫の勇太(前田旺志郎)の力を借りて書き上げたシナリオの入賞パーティー。泥酔したゴウ(沢田研二)が、一曲歌いますと壇上に上がり、ジュリーの往年のヒット曲を歌うかと思わせて、まさかの「東村山音頭」。これには、笑ってしまいました。


全体的に、志村けんへのオマージュ作品になっているのですが、監督の意向なのか、本人の希望なのかは分かりませんが、沢田研二さんの演技が志村さんに寄せているのが、気になりました。


さらに、その受賞賞金100万円のうち70万円を、コロナ禍で映画館を閉めようとしていたテラシン(小林稔侍)に寄付し、それをテラシンが神棚に上げたシーンです。まさに「キネマの神様」が見てくれているのでしょうね。


ネタバレになってしまいますが、ゴウが最後に映画を観に来た「テアトル銀幕」では、感染防止のため、席が一席ごとに飛ばして座るようになっているのが映し出された時です。街の名画座とは異なる、大手シネコンの劇場ですが、まさに、隊長が座っているのと同じ状況がスクリーンに映し出されていました。


映画界は、コロナに負けないぞ、そして、映画ファンは、映画館で作品を観て欲しいという映画人のメッセージを感じました。


時代考証もしっかりした作品です。例えば、松竹大船撮影所に、労組のビラが貼られていたり、ゴウが初監督作品の緊張で下痢をして駆け込む便所に労組の手拭が置かれていたり、など。


キャストでは、菅田将暉ファンには、申し訳ないのですが、大ベテランの共演陣に緊張したのが、いつもの自由奔放さが感じられませんでした。


一方、北川景子さんと永野芽郁さんの若手女優たちは生き生きと演じていました。特に、北川景子さん、現代的な顔立ちかと思っていましたが、『花のあと』 もそうですが、意外と古風な役どころもはまりますね。


園子、ゴウ、淑子の三人は、年老いた姿でスクリーンに登場しましたが、園子だけは出て来ませんでした。これは、往年の大女優・原節子  をイメージしているのでしょうか。


それと、宮本信子が演じた老年の淑子。沢田研二さんの現夫人・田中裕子さんに主演してもらいたかった。そうすれば、結婚前に共演した山田洋次監督の 『男はつらいよ 花も嵐も寅次郎』  以来の、共演になったのですから。失礼ですが、お二人の年齢を考えると、最初で最後の結婚後の共演になった可能性があるからです。


走る蒸気機関車とか、崖から見える昔ながらの民家、など、VFXも良く出来ていました。

 

RADWIMPS feat.菅田将暉の、エンディング曲「うたかた歌」の抑えた歌唱も、映画の雰囲気にピッタリでした。

 

 

 



==「映画」バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/226e9f0193a60e6a012384176360666f

Film1~220  省略

Film221 2021/3/4  『花のあと』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/fe69be2ee008e2d2b944addabba4e456

Film222 2021/3/11 『運び屋』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/cd22b4af80f787dcc0e5194fa5a1b5f4

Film223 2021/3/29 『ラヴソング』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/176b734afd085edf4aaf9b17b7402706

番外編  2021/4/3  『訃報:田中邦衛さん』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/73b0d70119548332b84b8d17e642ae33

Film224 2021/4/6  『ラ・ラ・ランド』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/84b88c17f4e245519021e30abd3926fd

Film225 2021/4/13 『万引き家族』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e2a466602a7c4fcb375265b8d371102a

Film226 2021/4/18 『少林サッカー』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3d7cadbe8320324f6f76c92f3055fdb9

Film227 2021/5/3  『ダーティーハリー2』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8f9b1e1d7c73831ed6bd802308f3e633

Film228 2021/5/11 『記憶にございません!』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/dbe589226c7d8c59c68739e909441512

Film229 2021/5/19 『海洋天堂』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/417011bf38b8475d306a2c9e9165963a

Film230 2021/5/29 『最高の人生の見つけ方 (2019年)』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/fc657982359bb0e626957648a10d485f

Film231 2021/6/12 『ザッツ★マジックアワー ダメ男ハワードのステキな人生』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b7dd45c3e2988a5e10f89396b56cab86

Film232 2021/7/16 『ターンレフト ターンライト』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f9107d043155b78160b2e3673bf00b18

Film233 2021/7/28 『蝉しぐれ』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5b0180e3be682d458ac6d319e4c7b448

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グルメ330食 『秋田の酒 「山廃純米 マル飛 NO.77」』

2021年08月10日 | グルメ

隊長が飲んだり・食べたりした美味しい物やお店を紹介する「グルメ」の第330回は、『秋田の酒 「山廃純米 マル飛 NO.77』をお送りします。

 

 


今日ご紹介する『山廃純米 マル飛 NO.77』は、秋田県にかほ市の蔵元「株式会社飛良泉(ひらいずみ)本舗」の日本酒です。代表銘柄は、「飛良泉」。


秋田県産の酒は、「秋田酒類製造」の 『高清水 純米大吟醸』  を、以前に取り上げています。


秋田県南部に位置する「にかほ市(旧・仁賀保町、金浦町、象潟町)」は、霊峰・鳥海山(ちょうかいさん)の北の山裾に、日本海に面して広がっています。海岸あり、渓流あり、平野ありの起伏に富んだ景観が広がり、清らかな湧水に恵まれ、海産物や米を始めとする産物、山と海に抱かれた風光明媚な街です。


「飛良泉本舗」の創業は、室町時代の長享元年(1487)。東北で最も歴史があり、全国でも三番目に古い酒蔵です。現在の当主は、二十六代目。

 

 

山廃仕込み(やまはいしこみ)で作られた、当蔵の「山廃純米酒(特別純米酒)」は、ふくらみのある味わいで、快い酸味と、飲みあきせず味くずれしない腰の強さが特徴です。


『山廃純米 マル飛 NO.77』は、多酸性のきょうかい77号酵母を山廃仕込みで発酵させました。リンゴ酸量が多く、従来の清酒のイメージを打ち破る飛良泉の挑戦酒です。


種別:純米酒

原材料名:米(国産)、米麹(国産米)

原料米:酒造好適米100%使用

使用酵母:きょうかい77号

アルコール分:15度

日本酒度:-22.0

酸度:4.2

内容量:720ml

価格:1,760円(税込)

 

尚、「株式会社飛良泉本舗」の住所は、秋田県にかほ市平沢中町59番地。電話番号 は、0184-35-2031です。

 

 


==「グルメ」バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/436ad5efc63b39d2e26b84923fb15a02

1~315食  省略

316食  2021/1/14  『新潟の酒「白龍 低温貯蔵 大吟醸生原酒」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9099a3beab7dcc6c980d992a88d83deb

317食  2021/1/24  『家のみワイン No.14』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3b8f9b55c6b5a07b224654a82e5fafc5

318食  2021/2/1   『球磨焼酎 吟醸 房の露』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a60b2bcfcb6f329d4db45d70d13d2d4d

319食  2021/2/12  『家飲みウィスキー No.7』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/be2666eebd4d6866d85ca962c944bf96

320食 2021/3/1   『熊本の酒「純米吟醸酒 萬坊」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c63cdb7e472f9240e5f5218552b52a98

321食  2021/4/1   『秋田の酒「高清水 純米大吟醸」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2a8efae8ea01e85817f455dbc87e5d27

322食  2021/4/9   『熊本県産の柑橘を満喫しました』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d38989599fbf46c8be17164a98b8d0a6

323食  2021/4/25  『「上野精養軒」のハヤシライスとハンバーグ』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/977626cdf204648e0b2923af41cbfe83

324食  2021/5/1   『家のみワイン No.15』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/51df9e9bf5f1cdfda590267c58cd3232

325食  2021/5/13  『栃木の酒「モダン仙禽 無垢 2020」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4f8eb26ee4e4f386327e2801f8c9b9e2

326食  2021/6/2   『新潟の酒「清泉 亀の王 純米吟醸 しぼりたて生酒」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/550a85ce5721c65ed63988d7b72bb757

327食  2021/7/7   『島根の酒「初陣(ういじん) 純米酒」』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b6b968d1c0f2ede9ca754eecbea4455c

328食  2021/7/26  『「銀座の金沢」でランチ』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/eba98970be41ec8a3d92c631b9546795

329食  2021/8/1   『家のみワイン No.16』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5722df13a3e61f687f7ddaf99ea94f62

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テレビ Vol.414 『ドラマ 「プロミス・シンデレラ」』

2021年08月09日 | テレビ番組

隊長が観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズの第414回は、『ドラマ 「プロミス・シンデレラ」』をお送りします。

 

 


民放各局の7月から始まった、夏の連続TVドラマ(連ドラ)を、批評するコーナーの一作品目は、『ナイト・ドクター』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e62552393c15c875600d87af8e93d874


二本目が、『ハコヅメ ~たたかう!交番女子~』  https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/31c6fba036dd2ccc2e7d601b97625869


三作品目は、『TOKYO MER ~走る緊急救命室~』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0373ab33130eda43427f4e5eaab1cbdf


四本目が、『緊急取調室』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7a109c1a06d5118ab897c84b98b7f406 でした。


今日紹介する『プロミス・シンデレラ』は、TBS系列「火曜ドラマ」枠で、7月13日から放送開始した“夏の連ドラ”です。放送時間は、毎週火曜日の 22:00 ~ 22:57。


尚、「火曜ドラマ」の前作は、『着飾る恋には理由があって』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8446c63faf36dbe9d5cd548ee72c53ec


原作は、漫画家・橘オレコの同名の配信連載漫画。


脚本:古家和尚(ふるや かずなお)。


古家和尚さん脚本作品は、2019年9月単発ドラマ『FLY! BOYS, FLY! 僕たち、CAはじめました』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5690df9a809374ba28594bc8af97cbec と、


2020年4月期ドラマ  『行列の女神~らーめん才遊記~』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bdbe6e1935a056047054d0fffae87364 を、紹介しています。


主演は、本作がTBS系ドラマ初主演となる二階堂ふみ。


二階堂ふみさん出演ドラマは、2020年度前期朝ドラ 『エール』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/a56bb493c2a4a3a0322bc8359200e0fb その他を、取り上げています。


共演者:眞栄田郷敦、岩田剛典、三田佳子、高橋克実、友近、金子ノブアキ、井之脇海、松井玲奈、ほか。

 


主題歌は、LiSAの「HADASHi NO STEP」。

 

第1話のあらすじ:専業主婦として幸せに平穏な暮らしをしていた桂木早梅(二階堂ふみ)は、結婚1年足らずのある日突然、夫・今井正弘(井之脇海)から一方的に離婚を切り出されます。早梅は、そのショックから家を飛び出すが、スリに有り金をすべて奪われ、バツイチの無一文、無職、宿無しになってしまいます。


そんな早梅が公園で野宿生活を始めて数日後、目の前に金持ちのイケメン高校生・片岡壱成(眞栄田郷敦)が現れます。壱成は、高級老舗旅館「かたおか」の御曹司で後継ぎの兄・成吾(岩田剛典)とは対照的に性格も素行も極めて悪い。崖っぷち状態の早梅に興味をもった壱成は、彼女で暇つぶしをしようと自分の屋敷に連れて行きます。。。

 

第4話までの感想:漫画が原作の典型的な、ラブコメディーです。しかし、実績ある脚本家とキャストの力で、“スラップスティック・コメディ”にならずに、高評価なコメディーになっています。


二階堂ふみさん、どんな役をやらせても、はまりますね。彼女は、もともとコメディアンヌの素質があったのでしょうね。


眞栄田郷敦さん、最初は高校生役は無理だと思っていましたが、実年齢21歳なので、そんなに違和感がありませんでした。


岩田剛典さん、イケメンの御曹司役ですが、今回はそんな役回りですね。


芸者役の松井玲奈さん、悪女ぶりが際立っています。


コメディとして、高評価なのですが、壱成の早梅に対する“リアル人生ゲーム”と称する、パワハラ・モラハラ・セクハラは、やり過ぎです。


前期の『レンアイ漫画家』も、吉岡里帆演じるヒロインに対する、鈴木亮平演じる漫画家と、片岡愛之助演じる担当編集者のパワハラ、セクハラ、モラハラのオンパレードが、目立っていました。


時代的には、少し違うかなと思ってしまいます。


このドラマも、『ナイト・ドクター』同様に、ロケ地は、定番中の定番「横浜みなとみらい地区」が多いですね。

 


尚、『プロミス・シンデレラ』次回・第5話は、8月10日(火) 午後10時から放送予定です。

 

 

 


==「テレビ番組」 バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/17de26ad35859fd865f52645aba1b27d

Vol.1~400 省略。

Vol.401 2021/6/20 『大河ドラマ「黄金の日日」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bb7dcc9713aaee820c3391aac57a6974

Vol.402 2021/6/26 『中国ドラマ「君は僕の談判官」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e8c9a466e3a851bd29b0de837ae6cf32

Vol.403 2021/7/1 『ガイアの夜明け~2021年3・4月放送ピックアップ~』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d5471363153eb61e8c0aca34a8d23441

Vol.404 2021/7/8  『ぴったんこカン☆カン~2021年3・4月放送ピックアップ~』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5cdb583a26206f6cbadb7a7dd0cb9c55

Vol.405 2021/7/11 『朝ドラ「おかえりモネ」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e11c07b0fdeeba8b14d51973e510a491

Vol.406 2021/7/15 『A-Studio+~2021年3・4月放送ピックアップ~』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/00eafba2df637eea970a19835016eed8

Vol.407 2021/7/17 『ドラマ「ナイト・ドクター」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e62552393c15c875600d87af8e93d874

Vol.408 2021/7/21 『今夜の旅はドラマチック「古都プラハ殺人事件」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f29aec74f1aa5e137f8febcac12e0bfb

Vol.409 2021/7/23 『ドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/31c6fba036dd2ccc2e7d601b97625869

Vol.410 2021/7/25 『ドラマ「櫂」」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/97724e100f9eac80d2ad35d6c849001a

Vol.411 2021/7/31 『ドラマ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0373ab33130eda43427f4e5eaab1cbdf

Vol.412 2021/8/2  『出没!アド街ック天国「2021年2~7月放送ピックアップ」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/17da78aaf009624fb10f4f9d975f58cd

Vol.413 2021/8/4  『ドラマ「緊急取調室」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7a109c1a06d5118ab897c84b98b7f406

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

街歩き 第120回 『「徳川慶喜終焉の地」と「切支丹屋敷跡」』

2021年08月07日 | まち歩き

隊長の地元:東京都文京区内や近隣を散策する「街歩き」シリーズの第120回は、『徳川慶喜(よしのぶ)終焉の地切支丹屋敷跡』を、お送りします。

 

 


文京区春日地区にある「徳川慶喜終焉の地」と、小日向地区の「切支丹屋敷跡」に、本郷の自宅から徒歩で行ってきました。


文京区には、第15代将軍・徳川慶喜が生誕した水戸藩の上屋敷(現・小石川後楽園) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/085e5dae722af6a8ec88c994c5c592ba があります。


また、最晩年を過ごし亡くなった屋敷の跡地もあります。「小石川後楽園」は、何度も訪れていますが、今回、初めて終焉の地を訪ねました。行こうと思い立ったきっかけは、現在放送中のNHK 大河ドラマ『青天を衝け』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/077baa8a2c35892c6a42aa3777e38c7c で、再び慶喜が脚光を浴びているからです。


本郷の自宅を出発し、「春日通り」を茗荷谷方面に進みます。「隊長のブログ」で、何度も取り上げていますが、「春日通り」の名は、第3代将軍・徳川家光の乳母「春日局」https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/88bfa33749343352001046ef36c04a53 に、由来します。


都バス「春日二丁目バス停」を過ぎ、左に曲がり、「今井坂(別名:新坂)」を下ります。近くには、オレンジピールチョコレートで有名な『LITZ(リスト)』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ad71912342c41d924828f2269924e98f があります。


自宅を出発して、約20分。「東京メトロ丸ノ内線」の陸橋を超えると、

 


右手に、文京区教育委員会が設置した「徳川慶喜終焉の地」の説明板がありました。丁度、下の線路を、池袋駅に向かう丸ノ内線の新型車両「2000系」https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/2873db1947275c7224e3adc6e29e6c7d が、通過して行きました。

 


説明板が設置されているのは、「国際仏教学大学院大」の北門脇です。

 

 

慶喜は、江戸城開城の後、水戸にて謹慎の後、駿府(すんぷ)に隠棲(いんせい)しました。明治30年(1897)東京に戻り、同34年(1901)、出生地の旧水戸屋敷に近いこの地に移り住みました。晩年をこの屋敷で過ごし、大正2年(1913)11月22日、急性肺炎のためこの地で亡くなりました。

 


新坂を下り切り、

 

 

「巻石通り」を、右に曲がると、「国際仏教学大学院大」の正門です。キャンパス内には、屋敷にあった大きなイチョウの木が当時のまま残っているそうですが、コロナ禍では、教職員・学生以外構内に入るのは難しいでしょうね。

 

 


今度は、「切支丹屋敷跡」を目指し「荒木坂」を上がります。「切支丹屋敷跡」を訪れたいと思ったのは、遠藤周作原作の映画『沈黙 -サイレンス-』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6e93199062e948a5cc81dc9576d40d5e を、観てからです。


「称名寺」の横を「小日向大地」に向かう「荒木坂」は、かなりの急坂です。坂を上り切った辺りで、「切支丹坂」と合流。丸ノ内線の南側に位置する小日向地区には、閑静な住宅街が広がっています。


少し分かりづらかったですが、住宅街の一角に「切支丹屋敷跡」の石碑を発見。「巻石通り」から、ここまで、7~8分でしたが、急坂だったので、かなり息が切れました。

 


右側の背の高い四角の石碑には、「都旧跡 切支丹屋敷跡」の文字が彫られています。

 


左側の低い石碑は、かなり古いのでしょう。文字が判別できません。

 


こちらには、東京都教育委員会の説明板があります。

 


キリシタン屋敷は正保3年(1646)に宗門改役井上筑後守政重下屋敷に建てられた転びバテレンの収容所です。江戸幕府はキリスト教を禁止し、多くのキリシタンを処刑していましたが、島原の乱をへて、転ばせたバテレンを収容し閉じ込める施設として新しく造ったものです。牢屋と長屋があり、この中では一応無事な生活が許されていました。幕府がバテレンの知識を吸収する場にも利用されました。

 

最後の潜入バテレンとなるシドッティ(シドッチ)もここに収容され新井白石の尋問を受けています。シドッティ後は収監者も無く、享保9年(1724)焼失し、以降再建されず、寛政4年(1792)に屋敷は廃止されました。


帰りは、その名も珍しい「蛙坂 (かえるざか)」を下り、「深光寺 (じんこうじ)」 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/665edd886b1250f1b6d36a83f17992e5 横を通り、東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷駅」に出ました。切支丹屋敷跡からは、約10分。同駅から帰宅しました。

 

 


==「街歩き」バックナンバー==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/c2c437caab6ac1e2be19246ef261eea9

第1回~110回  省略

第111回 2021/1/27 『御朱印巡り「寛永寺根本中堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7c7931580f2a9a64f3ab891cf674221e

第112回 2021/2/4  『御朱印巡り「寛永寺開山堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7273fc604c85b9078ff3e3562b0e31cd

第113回 2021/3/7  『日本100名城巡り「江戸城」』(その1) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/ff85ea4a7fd1f96f278466f26e39b947

第113回 2021/3/9  『日本100名城巡り「江戸城」』(その2) https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/4646639176823019f301d03026983cd7

第114回 2021/3/8  『御朱印巡り「不忍池辯天堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/061f6c3d36ab85344d18bf5cacedcefd

第115回 2021/3/24 『御朱印巡り「清水観音堂」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/593fdab095d31a582c0e7f200adbb667

第116回 2021/3/31 『御朱印巡り「上野東照宮」』(その1)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6eb045784c6a2b154046b4a39f5ff634

第116回 2021/4/4  『御朱印巡り「上野東照宮」』(その2)https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3f047bbbadca4c9f3223559a23a6318a

第117回 2021/4/20 『上野東照宮 第42回 春のぼたん祭』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/768227ac641fa43d25d389c875b83d5c

第118回 2021/4/29 『御朱印巡り「上野大仏」』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/69f06f1f5988091c98f2bf7b14a09901

第119回 2021/7/10 『「常盤橋」修復完了』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6adb9442428dd533628ca510160eab86

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする