あみものOTOKO

人と人とのつながりを 大切にしたいです。

東方歌舞団 Ⅱ

2010-05-29 17:04:54 | 日記
こちらも、東方歌舞団 の 「 踏歌 」 と題されたステージでの、衣装です。

色使い といい、衣装のラインといい、優雅ですけど、 「 唐楽舞 」 と比べてみると、現代風にアレンジされているのが、解りますかね・・・

白 ・ 桃色 ・ 緑 ・・・ これは、 「 蓮の花 」 をイメージした衣装ですよね・・・ 湖面に浮かぶ、緑の葉の中に、 桃色と白の たおやかな 蓮の花・・・ そよ風に揺られながら、 湖面で 蓮の花が踊るがごとく、 天女が舞う ・・・ そんな感じでしょうか


古典的なものと、今風のものと 比較してみると、面白いものですよね。

古典的なものは、シンプルですけど、帯や飾りに 凝っていて、 今風のものは、豪華で煌びやか、・・・  古典的なものが、宮中で舞われ、高貴な身分の方が楽しまれた舞い・・・ 今風の物は、ステージで舞うと言う事を 意識していて、遠くから美しさが解るように、色使いとか、デザインも大柄で、・・・そんな違いも あるのかもしれません。

今風の ステージは、 照明など ふんだんに使われ・・・ それに対して、 古典的な物は、 松明や、ロウソクの明かり、月の明かりなど・・・ 自然な光の中での、舞い・・・

そういう違いもあるのかもしれません。


日本で言えば、芸鼓 ・ 舞子 による 舞い  みたいなものでしょうか・・・


ただ 踊ればいい と言うものではなく、長い伝統と歴史に支えられた、 民族の舞踏 と言うものは、国境ない、芸術なのかもしれません。


ただ単に、その場限りで好き勝手に 身体を動かしているのとは違い、 動きの一つ一つの 所作には、それぞれ意味があり、そう言う意味では、 踊り手も 相手にメッセージを伝える、 大切な役割もあるのではないでしょうか。

東方歌舞団

2010-05-29 16:46:48 | 日記
昨日、ご紹介した 「 唐楽舞 」 とはちょっと違いますけど、話題の中で出た、別の 歌舞団・・・ 「 東方歌舞団 」 のパンフレットから、ちょとご紹介しようかと思います。

「 唐楽舞 」 が 古くから伝承された舞踏 に対して、 「 東方歌舞団 」 は、1962年に設立された 国家級の歌舞団 で、中国の伝統民族の 歌や舞を 外国に紹介するのが目的になっているみたいです。

ですから、より豪華に、煌びやかな ステージで、アクロバティックな踊りもあるようです。

画像にアップしたものは、 「 大夢彩蝶 」 というステージで、衣装も、虹色に添えられていたり、現代ドレス風になっていたり、髪飾りも 今風・・って感じでしょうか・・

基本的には、中国伝統の古典的衣装を 摸しているみたいで、昨日 お話した ジュディー オング さんの 「 魅せられて 」 の純白の衣装と、似てるでしょ・・・


踊る時の 「 動きの美しさ 」 を考えられたデザインで、フラメンコのような、激しい動きの美しさ ではなく、緩やかな優雅な、 大陸的な動き ・・・ を表現するのかもしれません・・・