たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

講義を拝聴の2日間

2013-02-11 06:37:33 | 日記

2月9日(土)、3連休の初日、13時~文化会館にて議員研修会(講師による講演)が行われ、「地方議会のあり方」について廣瀬和彦氏(明治大学講師)のお話を伺いました。

「議員の定数と報酬」について議会改革特別委員会で見解を示すことになっており、これについて、市民の方々と共に考える、というのが今回の講義の趣旨です。(一般参加者は10名位かな?)

 世論は「議員は多すぎる」「報酬は減らすべき」こう言ったご意見が大勢を占めると思いますが、こういった議論には、まず「議員の役割」を果たすために何が必要か?という視点が欠かせず、このことは廣瀬講師もご指摘されていました。

 役割は、いくつかあると思いますが、主は「市民意見の行政への反映」であり、議員数が少なくなると、意見を反映するルートが少なくなることになります。

報酬については、「議員にも生活がある」との意見がありますが、講師より「国会議員以外は生活を考慮した給与ではなく、仕事に対する報酬であり、兼職が許されている。が4年に1度、選挙があり落選すればただの人。実際には再就職もそう簡単ではなく、生活保護の世話になる方もいる」とのお話。

 「議員定数と報酬は視点が違い、最初から一緒に考えるのは妥当ではない」とのお話に納得。私もどうあるべきか、結論は出せていませんが、市民のご意見が出来るだけ反映できるべきではあると思うし、定数が減りすぎると偏った考えに議会が凝り固まってしまう可能性があることを懸念します。 

 10日(日)は自治会にて防災リーダーによる防災の講演拝聴。自治会公民館に約30名が集まり、防災リーダー(昨日は、市役所職員兼防災リーダーの後藤様)の実に関心のもてるお話を2時間みっちり伺いました。

[2年前に浸水した私も所属の自治会での防災勉強会風景。防災への意識は高いです]

昨日のお話を聞き「絶対に近い内に地震は起こる」と確信に近い感覚を持ちましたし、備えをしなければならないと痛切に感じています。

 夕刻には補導員としてイオン高砂を巡回「異常なし!」

 

土曜日、日曜日とも講義拝聴。非常に勉強になりました。詰め込んだ知識を日常生活で形にしないといけませんね。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする