概要:企画総務部の予算審議。市役所庁舎建設の方針が今年12月には決定します。
解説)3月25日(水)、通常通り出社後、今年入社してきてくれた高卒新入社員達約20名に「地域との共生」といった内容で20分程お話しをさせて頂き、その後議会へ。
新入社員達に、どんな施設を望む?「ディスコか?」と聞くと、皆、ポカーンとしており「それって何ですか?」と。現在の18歳には「ディスコ」は死語らしい。
議会では10時~企画総務部が所管する平成27年度当初予算について審議が行われ、人件費に始まり、市役所庁舎建設計画、公共施設等総合管理計画、職員研修、自治会への広報誌委託、防犯カメラ、市史編纂、マイナンバー制度等々様々な予算について議員から質問が出ました。
それぞれに重要なテーマですが、昨日結構な時間をとったのが、市役所庁舎建設に向けた考え方。既に老朽化著しく、耐震にも大いに問題があると言われている現庁舎本館。
現有施設の耐震補強は現実的に無理であると判断しており、今後は、現在の場所になるのか?、移転するのか?どんな仕様にするのか?等が検討されます。
昨日の私も主張は以下の通り。
「子どもが減る中、2年後には公共施設等総合管理計画が出来上がり、今後公共施設の総床面積をどれ程減らしていかなければならないか?の見通しが出て来ることになっている。その時に、議論になるのが小学校のあり方。今後もし、小学校のいくつかを閉校する方針を立てる可能性があるのであれば、その学校の転用を検討の視野に入れて考えないといけないのではないか、(最終的に実施するか否かは別に)検討しておかなければならないのではないか」
高砂市は34.4k㎡と非常にコンパクトな自治体であり、この中に10校の小学校があり、国の小学校通学距離基準では片道4km以内であればOKで、実は1校でもよいことになります。現実は、生徒数がキャパオーバーで実現はできませんが距離だけではそうなります。
新しい物が欲しいのは当然ですが、現在の場所でも40億円と見込まれている庁舎建設予算、現金が4分の1要ることになっており、残りは起債(ローン)。数年後にそれだけの予算が取れるのか?
今年12月には方針が決定することになっています。
夕刻に再び新入社員達との懇親会に出席し、最後は地域の補導委員活動で21時半に帰宅し、一日が終了。
新入社員達が会社に在籍し続け、高砂市に住み続けてくれる様、魅力ある街にしたいものです。