クリスマスシーズンになると思い出すクリスマスがある
在宅介護生活を始めた頃、地域の知的障害者の授産施設からの招待状が来た
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クリスマス会の招待だった、季節の行事とは縁遠くなった僕らは楽しみに出かけた
各自にショートケーキと紅茶、職員の寸劇、利用者の唄、ボランティアの演奏、、、
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健常者だった頃のクリスマスみたいに
派手なイルミネーションや賑やかな音楽、大きなケーキ、ご馳走、酒もない
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質素で素朴なクリスマスだけど、そこにはロウソクの灯りにゆれる笑顔があった
派手じゃなくても、豪華ではなくても、、、そこには、みんなの真心があった
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言葉にするほど幸せでなく、涙にするほど不幸ではない
松山千春の凡庸と言う歌の歌詞の一節を、ふと思い出したクリスマス会でした。