介護されし者

介護を受ける武久ぶくの視線

介護リフトの「三方よし」

2024-12-20 09:44:29 | 武久の視線
介護リフトを使う人には
腰痛予防、人手の軽減、移乗などの負担軽減、拘縮へのリハビリ効果、、、
介護リフトに乗る人には
頼む心苦しさの軽減、指先圧の痛みからの解放、プライベート空間の確保、、、
リフトを導入する施設などでは
導入により人件費の削減、スタッフの腰痛による離職防止、人手不足の補強、、、
介護リフトは、使う人よし、乗る人よし、導入する施設よしの「三方よし」なのだ。
 
 

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知ろうとする意識

2024-12-19 11:14:20 | 武久の視線
何人もの大病を治療した医師でも、何人もの手術をした医師でも
病気の治し方や手術の仕方は分るけれど、病気の辛さや手術の痛みは分からない
何人もの患者を看護してきた婦長さんでもターミナル期の患者の気もちは分からない
何人もの人を介護してきたベテラン介護士でも介護を受ける人の気持ちは分からない、、、
僕が健常者だった頃、障害者の気もちも分かるはずもなければ
ましてや、自分が障害者になるなどと考えたことも想像したこともなかった
人は自分がならないと分からないのが常だけれど
プロのケア職の人たちならば、相手(患者や利用者)の気もちを知ってみたいと思う意識を持って欲しいもの。

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ギブ&テイクな関係

2024-12-18 09:14:25 | 武久の視線
新たに利用を始めた訪問ステーションの看護師の若者に伝えた
「僕はケアやリハビリの人との関わりはギブ&テイクな関係に思っている」
僕はケアやリハビリを提供してもらう、代わりに
当事者視線や利用者で感じたこと、人生経験からの知恵みたいなものを伝える
僕のギブ&テイクはそんな感じだが
たとえ意思疎通のできぬ高齢者や利用者にも言えることなのだろうと思う
ケア職の人は患者や利用者にケアを提供しながらも
その人から癒しややりがいとか、色んな感情を利用者からもらっていると思う
だから、ケア職と患者や利用者は、ギブ&テイクな関係と言えるのだろう。
 
 

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医療と福祉の連携

2024-12-17 09:16:47 | 武久の視線
僕が障害者となり在宅生活を始め、市医師会の介護サービスと
市社協のイベントなどと関わっていた頃、多職種連携が言われ目にすることが多かった
その頃に思ったのだが、多職種連携も確かに大切だが
大概の人は、社会生活を送れない病気や障害になった場合
始めは病院、退院したら市の福祉課、福祉制度、地区社協のお世話になるパターンが殆どだ
つまりは、医療から福祉への流れが主な道筋なのだ
ところが医療と福祉の連携は出来てはいない、退院から在宅生活になる時に実感させられた
まだ障害者に成り立てで勢いのあった40代の頃の僕は
市社協のお偉方が出席する場で「市の医師会と社協は連携すべき」みたいなことを力説した覚えがある。
 
 
 
 
 

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サービス?

2024-12-16 12:00:00 | 武久の視線
医療サービス、介護サービスなどと言われて久しい
医療と介護は、世間一般のサービス業とは違うものかも知れないけれど
基本、サービス業はユーザー(客)の声や意見などを大切に考えるもの
専門職のセミナーや研修会、zoomなどは頻繁に開催されている
確かに、医療や介護のスキルアップとか知識とかは大切なものだ
しかし、その医療や介護を受けるのは患者や利用者つまり、ユーザーなのである
ユーザーの声なくして名車なし、ギブ&テイク、おたがいさま、共に生きる医療や介護であって欲しいと僕は思う。
 
 

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雰囲気

2024-12-15 09:06:05 | 武久の視線
僕が介護保険の介護サービスに感じる共通点は「明るく元気よく」
ケア側のモチベーションを上げるためにも、、、とかもあるようだが
明るく元気よく、は在宅介護生活の雰囲気には合わないような気が僕はする
介護保険の利用者は高齢者、明るく元気にと言われても気もちがついてゆかない
僕とすれば普通がいい、落ちついた穏やかな雰囲気、気疲れのしない雰囲気がいい
デイサービスや施設でのイベントやレクレーションなどでは
スタッフは照れ隠しでノリノリ、スタッフにはやし立てられる利用者、そんな場面は多い
決して明るく元気よく、を否定しているわけではない
ただ、介護サービスの時間は利用者の生活の一場面、その人に合わせた雰囲気づくりを。
 
 

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歳を実感!

2024-12-14 11:29:55 | 武久の視線
時の流れ、歳を実感した出来事
最近、誤嚥性肺炎らしき?発熱が連続したこともあり
24時間オンコール付の訪問看護を、週/1で生活に導入することになった
ケアマネから若者中心の訪問ステーションですとは聞いていたが
担当者会議に現れた担当看護師は21歳、、、ジェネレーションギャップか、、、
「武久さん担当の〇〇です」言葉を交わし、帰りしなに
「武久さん私、小学生の頃に武久さんのお話を聞いたことがあるんです」
妻と顏を見合わせビックリ、、、「へぇー!そうでしたかぁ、、、」
コロナ前に5年間ぐらいやっていた社協企画の福祉学習「心の授業」
それを聞いていた子どもが今、訪問看護師として我が家へ、、、
ご縁に驚いたり、当時を思い出ししみじみしたり、時の流れを実感したり、、、。
 
 

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そんな俺だったからこそ言いたい

2024-12-13 09:49:46 | 武久の視線
働いていた頃の俺は、何の根拠もない自信「俺は大丈夫!」と思っていた
「他人の世話になってまで長生きしたかねぇや」「俺の人生、太く短くでいい」
介護保険料は給料天引きの俺の小遣い減らし、福祉には全く興味なく無関心
この身体となってから関わり知るようになった福祉、介護,介護保険なのだ
介護を受ける自分なんて想像できない人も、考えもしない人でも
教授や議員でも、医師やケアに関わる人でも、人は誰でも必ず老いる
要介護となれば自分が望む、望まないにかかわらず介護を受けるようになる
高齢者介護とは、その人の人生の最終章と関われる希少かつ、大切な仕事だと僕は思います。
 
 
 

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思い込みのニーズ

2024-12-12 11:19:00 | 武久の視線
ケア側の理想像と言うか
思い込みや決めつけみたいなことを多々体験する、数例を書くと、、、
訪問リハビリを始めた頃OTから、一人でも食べれるようにと食事訓練をさせられていた
僕「麻痺した左手でもPCを使えるように、マウスやキーボードの操作訓練がしたいです」
デイの相談員さんから「武久さんもみなさんと買い物に出られるようになりましょう」
僕「四肢麻痺の僕でもパワリハが出来ると言うので来たので、買い物する目的では、、、」
ケアプラン段階での思い込みとか色々と体験した
こうしたケア職側の経験からくるのか一方的な思い込みや決めつけのニーズ
意思疎通のできる患者や利用者、その家族とは対話をしてからニーズを把握して欲しい。
 
 

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教そわる?否、成長する

2024-12-11 09:06:40 | 武久の視線
高齢者介護の人が言う「おじぃちゃん、おばぁちゃんに教わることが多いです」
ケア職の人、全般的に「患者さん利用者さんに教えられることが多いです」
謙虚な表現で耳ざわりがいい言葉が僕は? と思う
患者や利用者から教わる、教えられる、気づかされる、学ぶ、、、
患者や利用者は生活の一部とし、生きるために
ケアを受けているのであって、ものを教えようと思っている人は誰一人いない
心と心とが触れ合い、共に生き、患者や利用者は安心や安らぎをもらい
ケアする側は、その人との関わりの中で成長してゆく、つまりは相互関係なのだ。
 
 

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