併用軌道、大好き！

　↓京阪電車京津線の浜大津⇔上栄町間の写真ですが…
道路上を普通の市電タイプではない高床式の電車が、道路を走る路面併用軌道ってめっきり少なくなりました。

　私の知っている（見た記憶がある）ところでは、近鉄の旧奈良駅付近、山陽電車の兵庫駅付近等ありますが、今は併用軌道区間が新線の地下等に変わってしまって線路自体がなくなってますね。

　まあ、路面併用軌道と言っても、法律的には鉄道事業法に沿って営業されている路線と、軌道法の下で敷設されたものとに二分されます。

　今でこそココ京津線は、普通の電車並の大きさの京都地下鉄乗入用の800系が主力車両となっていますが、軌道法に従って運転される路線で、10年前までは市電並の大きさの80系等が活躍してました。日ノ岡や東山三条…蹴上と言った駅は、まさしく市電の停留所でしたね。

　江ノ電や福井鉄道、広島電鉄、熊本電鉄等でも路面併用軌道区間は残ってますけど…
　50ｍを超える長大編成の電車が自動車のすぐ横を走るのは、ココだけです。
　私はこの電車に乗ってる時よりも、この区間を自動車で伴走した時の方が…巨大トレ－ラ－が車の横にいる感じで、電車の存在感に圧倒された記憶が強いですね。


　12月17日　京阪電車京津線の浜大津⇔上栄町間　800系