マメ科、Fabaceae、シャジクソウ属、地中海沿岸地域原産、
学名:Trifolium squamosum、
英名:Sea Clover、仏名:Trèfle écailleux(鱗状のクローバー)、
伊名:Trifoglio marittimo、葡名: Trevo-de-pé-de-pássaro、Trevo-escamoso、
2010年4月29日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2014年4月21日、コスタ・アズール地方で撮影、
トリフォリウム・スクアモスム Trifolium squamosum の花。表示名は学名の音読み。花の直径は 1 センチほど。草丈は 15~40 センチ。
4 月から 7 月に開花。
標高 0~800 メートルに自生。
葉は長楕円形の 3 葉。葉の縁には切れ込みはなく、うぶ毛に覆われている。トリフォリウム・スクアモスム Trifolium squamosum でした。
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(GKZ植物事典より)和名は、学名の音読みから。属名は、「三葉の」の意。種小名は「小鱗片のある」の意。
トリフォリウム・スクアモスムはマメ科の 1年草である。本種は地中海沿岸地方の標高 0~800m 程度の地に自生する野草である。茎は直立し草丈は 15~45㎝ 程度となる。茎は途中で良く分枝をする。葉は 3 出複葉で茎に互生する。小葉は長楕円形で、縁部は全縁であるが白色の細毛が多く見られ、先端部は鈍頭となる。4~7 月頃、茎頂に散形花序を出し、花は 1㎝ 程度で桃色花を多数つける。花は蝶形花で、旗弁が特に長く上方に伸びる。(GKZ植物事典より)