マメ科、Fabaceae、ヒトツバエニシダ(ゲニスタ)属、イベリア半島原産、
学名:Genista florida、
葡名:Giesta pioneira、Piorno dos-tintureiros、
2016年6月13日、ポルトガル、ベイラ地方で撮影、
ゲニスタ・フロリダ Genista florida の花。表示名は学名の音読み。
花の大きさは2センチほど。
背丈は1メートルほど。普通のエニシダに比べて全体に小ぶりだが3メートルに達するものもあるという。
葉は披針形で互生。標高1500mあたりで確認。イベリア半島の劣化した森林や山岳地帯の岩場に自生。ゲニスタ・フロリダ Genista florida でした。
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(GKZ植物事典より)和名は学名の音読みから。属名は、ラテン語で「小低木」の意。種小名は「多花の」の意。
ゲニスタ・フロリダは、マメ科の落葉樹である。本種は、イベリア半島の日当たりの良い乾燥した酸性土壌の荒れ地に自生の見られる潅木である。樹高は1~3m程度となる。株基から多数の茎が叢出し、茎は直立して、上部でよく分枝をする。茎は直立し葉は披針形または長楕円形で、枝に互生する。5~7月頃、枝先に総状花序を出し、2㎝程度で黄色い蝶形の小花を多数つける。花後には莢果をつけ、内部に6個程度の種子を持つ。(GKZ植物事典より)