The wild flowers of Portugal. ポルトガルの野の花 

学名など判ったものだけ明記しています。和名などをご存知の方はどうか教えてください。

ラプランサス・スペクタビリス Lampranthas spectabilis

2021-10-29 10:06:16 | ポルトガルの野の花

ツルナ(ハマミズナ)科、ラプランサス(マツバギク)属、南アフリカ原産の半耐寒性の常緑多年多肉植物、

学名:Lampranthas spectabilis

英名:Fig Marigold、Trailing Ice Plan、

葡名:Chorina、

2013年5月23日、ポルトガル、エストレマドーラ地方で撮影、

 

ラプランサス・スペクタビリス Lampranthas spectabilis の花。表示名は学名の音読み。茎は木質化し、地上を横に這い、先端が立ち上がる。

 

茎は根本でよく分枝して、まばらなクッション状の群落になる。5月から7月ごろ、茎頂に、直径5センチほどのピンク色から紫色の花を咲かせる。

 

節があって、葉を対生する。葉は多肉質で、断面がやや三角になった棒状。

 

朝に花が開き、夕方に花が閉じる。春から夏にかけ、長期間開花を繰り返す。

 

乾燥地帯に生え、高さは 30 センチほど。名前は「きく」のような花と、松葉のような多肉質の葉から。

©2021 MUZVIT

 

(GKZ植物事典より)和名は、葉が松葉状で花形は菊のようだから。属名はギリシャ語で「輝く花」の意。種小名は「美しい」の意。

マツバギクはハマミズナ科(←ツルナ科)の多年草である。草丈は 30㎝ 程度に。茎は匍匐し、マット状に広がりを見せる。また、掲載した写真に見られるように、高い場所から下垂させて栽培することも出来うる。茎は古くなると木質化してくる。5~7 月頃、茎長に径 5㎝ 程度の花をつける。花は昼間に日を受けて開き、夜には閉じる性質を持つ。花弁は、メタリックな輝きを見せる。わが国へは明治初期に渡来している。(GKZ植物事典より)

 

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