キク科、Asteraceae、ガラクティテス属、地中海沿岸地域原産、1年草、
学名:Galactites tomentosa f. alba、
2013年5月6日、ポルトガル、アレンテージョ地方で、2018年5月23日、コスタ・アズール地方で撮影、
ガラクトーシス・トメントーサ Galactites tomentosa の普通種は紫色。
一緒に咲いているシャゼンムラサキ、エキウム・プランタギネウム Echium plantagineum。
後方にはこのガラクトーシス・トメントーサ Galactites tomentosa の普通のピンク色も。さらにその後方はエキウム・プランタギネウム Echium plantagineum でいちめん紫一色。
ガラクティテーシス・トメントーサ・アルバ Galactites tomentosa f. alba でした。
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(GKZ植物事典より)和名は、学名の音読みから。属名はギリシャ語の gala(=乳白色)を語源としている。葉脈が乳白色であることを示している。種小名は「密に細綿毛ある」の意。品種名は「白色の」の意。
ガラクティティース・トメントーサ・アルバはキク科の1年草である。草丈は 50~150㎝ 程度となる。茎は直立し、上部で分枝する。根生葉はロゼット状となる。茎葉は細長い披針形で、裏面は細かい綿毛に覆われて白っぽくなる。葉の表面には白色の斑模様が走る。葉の先端には強力な刺がある。7~8 月頃、径 3~4㎝ 程度で白色の花をつける。花後には白色の冠毛を持った痩果をつける。(GKZ植物事典より)