2017年12月19日(火曜日)快晴。18℃~3℃。降水確率0%。遠くの空は靄っている。日の出が美しかったので思わずシャッターを切ったが難しい。
きょうから20号と15号に取り掛かる。先ずカドミウム・オレンジとイエロー・オーカーであたりを付ける。
『ドン物語』ミハイル・アレクサンドロヴィチ・ショーロホフ(1905-1984)著、工藤清一郎訳、読了。
先日買ったバカリヤウの缶詰はパテではなく身の塊が入っていた。結構旨かった。
『きょうのニュース』パルメラのオートヨーロッパVWの勤務時間問題。ポルトガルの最低賃金は580ユーロ。若者の飲酒、そして飲酒運転が増加している問題。ラリシマスの問題、初めてカバコ・シルバの写真が出てきた。ラリシマスの問題が出てきたのはやはり政権交代の成果だろうか?臓器移植やBCGなどきょうも保健関連のニュースが多い。一連の中東などの紛争で65人ものジャーナリストが犠牲になっているとか。シアトル近郊を走る列車が脱線、高速道に転落事故。リスボン空港近くのロウレス地区の不法バラックにEDPが電気を送らないので住民が困っているという話。元々不法に電気を窃盗していたのだから、そりゃそうだろう。
昨夜の映画は、ブラ・ピの2本立て。
『ジョー・ブラックをよろしく』(Meet Joe Black)1998年。アメリカ。181分。監督:マーティン・ブレスト。1934年の映画『明日なき抱擁(en:Death Takes a Holiday)』を元にしている。ニューヨークのメディア会社「パリッシュ・コミュニケーション」の社長・ビルことウィリアム・パリッシュ(アンソニー・ホプキンス)は、ある夜どこからともなく響いてくる声を聞いた。次の日、ビルは愛娘のスーザン(クレア・フォーラニ)とその恋人ドリュー(ジェイク・ウェバー)と共にヘリで仕事に向かっていた。ビルの「恋人を愛しているか?」との問いに、素っ気無い反応をする娘にビルは話す。「愛は情熱だ。その経験のない人生は意味のないものだ」と。そして、その日スーザンは仕事場近くのコーヒーショップで一人の青年(ブラッド・ピット)と出会う。最近この街に越してきた、という青年の気さくな態度に好感をもつスーザン。その夜、家族と共に食卓を囲んでいたビルの脳裏にまた同じ声が聞こえてくる。「私に会えるよ・・・ビル」。声に導かれるまま来客を招き入れるとスーザンがコーヒーショップで出会った青年が居た。以前から体調のすぐれないビルが心の中で問いかけていた「死期が近いのか」の言葉に青年は「イエス」と答えた。彼は青年の体を借りた死神だった。人間の生活に興味をもった死神が、ビルを連れて行く前に彼に案内を頼みにきたのだ。家族への説明に困ったビルは、青年をジョー・ブラックだと紹介する。出会った時と印象の違うジョーを見て初めは困惑していたスーザンだったが、次第に彼の不思議な魅力に惹かれていく。父親のいう“情熱”を確かに感じていたのだ。他にマーシャ・ゲイ・ハーデン、ジェフリー・タンバー。(Wikipediaより)
『トロイ』(Troy)2004年。アメリカ。163分。監督:ウォルフガング・ペーターゼン。古代ギリシアのトロイア戦争を元にした歴史戦争映画。ホメロスの叙事詩『イリアス』などで描かれた神々と英雄の織り成す神話としてのトロイア戦争ではなく、架空の人間のドラマとしてのトロイア戦争を描いているが、興行的には成功を収めている。作品内容及び登場人物が人間性を強調して描かれているため、主人公アキレス(ブラッド・ピット)も神の庇護を受けた英雄としてではなく、ごく普通の人間の武将として扱われている。トロイとスパルタの間に和平が結ばれた日、トロイ王子パリス(オーランド・ブルーム)はスパルタの王妃ヘレン(ダイアン・クルーガー)と禁じられた恋に落ち、駆け落ち同然にトロイへと彼女を連れ帰ってしまう。パリスの兄ヘクトル(エリック・バナ)は激怒するが弟可愛さに彼を守ることを決意し、トロイ王にして彼らの父であるプリアモス(ピーター・オトゥール)もヘレンを受け入れる。ヘレンの夫であるスパルタ王メネラオス(ブレンダン・グリーソン)はこれに激怒し、ギリシアの諸王国の盟主にしてメネラオスの兄であるミュケナイ王アガメムノン(ブライアン・コックス)を頼る。アガメムノンはこれを口実にトロイを征服しようと、ギリシア連合軍によるトロイ侵攻を決定する。ギリシアの勇者アキレス(ブラッド・ピット)は自分や兵士たちを駒としか見ていないアガメムノンに対して不満を抱いていたが、親友オデュッセウス(ショーン・ビーン)の頼みを受け、歴史に名前を残すため参戦を決意。家臣のミュルミドン達を率い、自分を尊敬する従弟のパトロクロス(ギャレット・ヘドランド)を伴ってトロイへと赴く。最初の戦いはギリシア軍有利に進められた。先陣を切って飛び込んだアキレスとミュルミドンは瞬く間に浜辺を守るトロイ軍を蹴散らし、アポロンの神殿へと攻め込む。パリスの従妹である巫女ブリセイス(ローズ・バーン)はアキレスに捕らわれてしまい、アキレスは救援に駆けつけたヘクトルにまたの再戦を約束して引き上げる。アキレスは自分の物になることを拒むブリセイスに興味を抱き、徐々に彼女へ惹かれていく。ブリセイスもまた自分を丁重に扱うアキレスに、心を許すようになる。しかしアキレスが自分の指示を無視した事に腹を立てたアガメムノンはアキレスからブリセイスを取り上げ、兵卒達へ慰みものとして与えてしまう。怒り狂ったアキレスは強引にブリセイスを取り戻すが、これによってアガメムノンとの関係は決定的なものとなり、アキレスは戦闘を放棄する。パリスは戦争を終わらせて故郷を救うため、メネラオスとの一騎討ちに挑むことを決意する。両軍が息を呑んで見守る中で二人は対決するが、パリスは防戦一方に追い込まれ、ついに窮地に陥る。足元に縋って助けを求めるパリスの姿にたまりかね、ヘクトルは約定を破って助太刀し、メネラオスを殺してしまう。激怒したアガメムノンは一斉攻撃の命令を下すが、アキレスとミュルミドンを欠いたギリシア軍はヘクトル率いるトロイ軍に打ち負かされる。自軍の窮状にも関わらず戦わないアキレスが批判され、さらに帰郷まで決意したことに耐えかねたパトロクロスは、アキレスの鎧兜を身に纏い、影武者としてミュルミドンを率いて戦場に赴く。その見事な戦いはギリシア軍の士気を取り戻し、ついにはトロイ軍もヘクトルが出撃して迎え撃つ。パトロクロスはヘクトルへと挑むが敵わずに討たれ、ヘクトル、トロイ軍、ギリシア軍は、アキレスと思っていた人物の正体がパトロクロスであったことに衝撃を受け、戦いを止める。パトロクロスが殺されたことを知ったアキレスは激怒し、たった一人でトロイ城門の前まで戦車を走らせる。幾度も自分を呼ばわる声を聞いたヘクトルは、死を覚悟し、父と妻、弟に別れを告げて決闘に挑む。激戦の末にヘクトルを討ったアキレスだが、怒りが収まらぬ余りヘクトルの死体を戦車で引きずり回して自軍へと持ち去ってしまう。その夜、危険を冒して単身でギリシア軍の陣地までプリアモス王が訪ねてくる。息子の遺体を返して欲しいという彼の涙ながらの懇願を受けて、アキレスは自分がしでかしてしまった事の罪深さに後悔し、苦悩する。やがてアキレスはヘクトルの遺体と共にブリセイスをトロイへと送り返す。ヘクトルの遺体は荼毘に付され、両軍は彼を弔うため一時の休戦を約束する。度重なる敗戦にギリシア軍は勝算なしと見て撤退の準備を進めていた。しかしオデュッセウスは兵士が子供の土産にと作っていた木彫りの馬を見て、起死回生の作戦を思いつく。トロイへの供物として巨大な木馬を造って撤退したと見せかけ、木馬がトロイに運び込まれたら中に隠れた兵士が門を開け、待機していた軍勢で攻め込もうというのだ。アキレスはミュルミドンたちを帰還させ、ブリセイスを助けるため木馬の中に乗り込む。木馬の策略に騙されたトロイは、瞬く間に炎上する。ギリシア兵による一方的な略奪が市民を襲う中、アガメムノンはプリアモス王を殺し、ブリセウスまで手に掛けようとする。ブリセウスを探し求めるアキレスはアガメムノンを殺し、彼女を助け出す。しかしそこに兄ヘクトルの復讐に燃えるパリスが現れ、アキレスは踵を射抜かれて崩れ落ちる。パリスはアイネイアスにトロイの宝剣とブリセウス、ヘレンを託して脱出させ、自らは炎の中へと消えていった。生き延びたオデュッセウスは、やがてこの戦いは伝説となり、男たちの名が英雄として語り継がれていくだろうことを確信する。(Wikipediaより)