去年書いたブログ「伝統の一高二高定期戦」のアクセスが上がっていて、どうも検索流入が増えたっぽい。なるほど、今年もめでたく開催されたようですが、今年は我が母校が惜しくも敗れたとのことで早速各方面で肩身の狭い思いをしております。対戦成績31勝31負9分らしいですが流石の伝統であります。来年はなんとか都合をつけて観に行こうかな。医大生・たきいです。
東医体の任務が無事に終了しました、とあちこちで言って回っているものの、実はここだけの話まだ自分の仕事が遅いせいで引き継ぎが少々残っている。膨大な資料の整理をして後輩に渡す予定。ファイルは重すぎて添付できないのでUSBに入れて手渡しという原始的方法を取らざるを得ない。圧縮するのもダルいくらいいろいろあるわけだ。いやはや本当に大変な仕事をしてきたものだ。
昔の資料を漁る。10年近く前の資料なんてもはや削除して引き継いでもいいんじゃないかと思いながらも、過去の先輩方の苦労の陰が浮かぶWordファイルの山を開いてみるのはちょっとワクワクする。すると、どこかで見覚えのあるお名前が。よくよく見ると、何年か前の病院見学でお世話になった先生ではありませんか。それも一番運営がキツいと噂されるあの競技。「この業界狭すぎ」と言われて久しいけれど、まさかこんなところでお会いするとは思いませんでした。
こういうお仕事は1年1年の密度がものすごいので、「○年前」だなんてそうそう容易く語れるものではないのだけれど、大きな時間軸で当時はまだ学生だったあの先生と現在とを繋いでみる。すると案外結構あっという間に時間が過ぎる気がして。あっという間に自分も医者何年目とか名乗っているのかもしれない。残された時間であんなに立派な先生に自分もならないといけないのかと思うと急に不安になってきたけれど、先輩方が歩んでこられた道をこれまでは自分も一歩一歩着実に進んでこれたのではないかと少しは自信を持ってもいいのかもしれない。なんて思いながら、自分が作った資料も引き継ぎファイルに加える作業に戻った。
(チャリ鍵紛失して困っている人(笑))