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貿易実務検定の中の英語の位置づけ

2013-04-23 02:07:18 | 貿易実務検定
貿易実務検定の中の英語の位置づけ

貿易実務検定を受けようと
考えている人の中には

 英語が得意なので
 貿易なら英語が生かせると思って
 挑戦される方もいらっしゃいます。

 そんな方ばかりならいいのですが、

全く逆のケースもあって、
自分でもよく分からないうちに

 貿易らしきものが自分の仕事になって
 何とか見よう見まねでこなしているが

 ちゃんと基礎から勉強しようと
 貿易実務検定C級の講座などを
 検討すると

 大嫌いな、超不得意の
 英語があって足踏みをしてしまって、
 悩んでいる人を見かけます。

貿易実務検定C級では、

 200点満点中英語の配点は50点
 満点の25%が英語の占める位置

 多いのか少ないのかわかりませんが
 合格点が160点なので

 貿易実務で150点(貿易の満点)取っても
 英語で0点なら合格できない。

 もっとも、0点を取るのは難しい。
 マークシートなので
 適当にマークしても20点は取れてしまう。

 なので、合格してしまう。

 もっと積極的に取り組めば
 気持ちも楽になりますよ。

 貿易実務英語50点のうち 
 20点は単語のテストなので、

 テキストや問題集に出てる
 単語を片っ端から覚えればよい。

 それくいらいの努力は必要です。

 英語が嫌いという防衛線を張り巡らせて
 最初から英語の単語を覚える努力を
 しないで逃げる人には無理かもしれない。

 逆に、単語なら頑張れる人にとっては
 貿易実務検定C級は問題ないと思う。

ところが、
貿易実務実務検定B級になると
多少話は違ってくる。

 300点満点中100点の33%が
 英語の占める位置。

 C級の25%より8%も重要視されている。

 なので、英語の得意な人には
 この貿易実務検定B級はお美味しいですね。

 逆に、英語の苦手な人にとって、
 険しい道になりますね。

 しかも、C級の時のような
 単語の試験はなくて、
 長文の読解問題が45点もあり、

 私の開催するB級講座でも、
 貿易実務を教えるのが精一杯で
 英語まで手が回らないので

 少し苦労されていますね。
 
 作戦は、英語は急には得点できない。
 配点の多い貿易実務を攻略し、
 
 英語はなるべく失点を減らすような
 ノウハウを少し教えてあとは、
 問題集等で慣れるようにして貰います。

アルファベットを知ってる程度の英語力で
B級に合格した留学生がいまいた。

 この作戦を忠実に実行されたようです。

 留学生並みのガッツのある
 若者は何処かにいるのかな?

 あるいは、この機会を利用して
 苦手の英語を得意科目にしても
 いいかもしれませんね。

貿易に、英語は必要ですね。
ご参考になれば幸いです。

 
 

コメント
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