朝
玄関先を綺麗に掃き掃除をしようと
戸を開けたとほぼ同時に
T大卒の菩提寺ご住職の車が入ってきたので
慌てて家の中に戻った
今日は月例の月忌参りに加えて
今年の報恩講のお参りもして頂くことから
長くなるので早めにやって来られたのだと…
トーストを食べていたカミさんに
ご住職が到着された旨を伝えて
咥えていたタバコの火をもみ消した
すぐに玄関から
おはようございま〜す!と
いつものご住職の太い声が聞こえ
挨拶を返しながら出迎えることに…
ご住職が手にした大きめのカバンには
着用してきた黒い法衣とは違う
着替え用の法衣が入ってるのだろう
報恩講だから…
寒くなりましたね
マラソンはどうでしたか?
たしか2つ走られたんですよね?と
そう聞かれて…
え?と思いつつ
ご住職にそんなこと話したんだっけ?と
自分の記憶のアヤフヤさに哀しくなって…
歳を取ると
同じことを何度も繰り返し話すというが
要するにそれは前に話したことを
忘れてしまうのだと…
まさにいまの自分か
すっかり忘れちまって…
ご住職が帰られる前に
亡くなったバアさんの3回忌の日程を
協議してお見送りをしたが…
よもや
それを忘れることはあるまい
昨日の雨は今日は上がったものの
晴れ渡った好天にはならず
低い曇天の寒い日となった
何でも西高東低の冬型の気圧配置らしく
そろそろ冬将軍が近づいてきたような…
冬になれば1年前のように
坐骨神経痛とシモヤケに
再び悩まされることになるのだろうか?
幸いにも
いまのところ坐骨神経痛の方は
去年の今頃と比べるとそれほどでもない
怪しげな整体院や隣県の某施術院に
足繁く通ったのが功を奏しているのかも…
シモヤケの方はまだこれからか?
ジョギングコースの路面が雨や雪で
濡れてくる頃から顔を出してくるはず…
何か良い対策方法がないものか
今年はよく考えていかなければ…
そんなことを思いつつ
月忌参りと報恩講のお参りを終えたあとの
雨が降りそうにない午前中のうちに
大会終了後2度目2日ぶりのスロージョグへ…
この子をお供にして…
それにしても今日は寒かった
どうしようか迷いながらも結局は
ウインドブレーカーを着て正解だったと…
ジョグで今年一番の寒さ
手にグローブが欲しかったほど…
そんな寒さのせいなのか
2週連チャンのフルマラソンの疲れが
取れてるのかどうなのかまったくわからず…
まだ随分と残ってるような気もするし
結構取れてきたような気もして…
ただ普通に走れてるような感覚の割には
タイムやペースはそれほど速くなくて…
やっぱり
まだ疲労が溜まったままなのだろうか?
たとえ坐骨神経痛の痛みがあるにしても
こう寒いとかなり走りやすいはずなのに…
感覚的にはキロ6分半くらいに思ったが
実際にはキロ6分43秒にまで落ちてて…
5〜6秒の差なら感覚の誤差の範囲内だが
その倍以上の差になると
明らかに感覚がズレてしまってるのだと…
要するに
疲れが取れてないというよりは
感覚が平常時に戻っていないということか?
それがどういう状態なのか
僕には全くわからないけれど…
まぁ1週間後のハーフ大会は僕にとって
毎年参加の締めの大会でありながら
最後のオマケみたいなもんだから
速かろうと遅かろうと構わないんだが…
去年は坐骨神経痛と頻尿トイレ問題に
かなり苦しめられつつも
2時間19分とそこそこのタイム
今年は去年に比して
さほど坐骨神経痛も重くないようだし
2連チャンのフルマラソンでも
思ったほどトイレに悩まなかったから…
できれば
去年のタイムを上回りたいと思ってるけど
果たしてそんな安易に物事が進むだろうか…
それより楽しんで走る方がいいか?
今回はタイムよりもソッチだな…
一昨日に採決をしたあと
かかりつけの内科医院で今日は先生の診察
駐車場は最近ずっと混んでるようで
おそらくコロナとインフルのワクチン接種で
たくさんの人が訪れてるのだろう
案の定
待合室はそれなりにいっぱいで
感染予防で間隔を空けてるからなおさら
座れるスペースが少ない
マトモな?人たちの中で
茶髪ロン毛の痛いイデタチのジジイは
ゲテモノでも見るような視線を浴びて
肩身が狭いような…
まぁいいんだ
そんなことくらい
オレはもう好きに生きるんだから…
そう思いながらも
待合ソファに座るとすぐにスマホを取り出し
俯いたままずっと顔が上げられない
見た目の割にはチキンなジジイだ
早く名前を呼ばれて
先生の診察を受けたいと思ってる自分に
我ながら心の中で苦笑い
この間の連続のマラソンと
マラソン前日の飲み会のせいですかね?
尿酸値も久しぶりに高めだし
肝臓もちょっとダメージがあるみたいで…
やっぱそうでしたかぁ
そんな数値になると思ってたんですよ〜
頭を掻きながら笑って誤魔化したものの
飲み会とマラソンの影響もあるだろうけど
実はそのあとのガチなチートデイも
大きな原因なんだろうとわかってて…
背の高い先生といろんな世間話もしながら
わずかな診察時間が終わって
待合室に戻ってきたとき
ふと気づいたのは…
採血にきた一昨日も診察の今日も
あのコケティッシュな看護師さんの姿が
どこにも見えないこと…
一昨日はオバちゃん看護師さんだったし
今日はたまに見たことのある少し背の高い
美人じゃないけど肉感的な看護師さんで…
もしかして
コケティッシュな看護師さん
やめちゃったのかも…
そうだとしたら
この内科医院に来る楽しみ
なくなっちゃうなぁ
大したことじゃないとは思うけど
人間って長い間生きてる中で
コレっていうツボになる愉しみがあって…
それがあるとき急になくなると
自分にとって結構大きな存在だったと
初めてわかることがあるんだよなぁ
そう思うとなんだか無性に
コケティッシュな看護師さんの魅力的な
笑顔とくびれたウエストや小さなお尻
細く長い脚が見たくなって
どうしようもないほど…
十何年もの長い間通院してたんだから
せめて1枚でも写真撮っておけばよかったと
ひたすら後悔…
こうやって
何かがあったり何もなかったりしながら
日々は過ぎていくんだよなぁ
あのときこうしておけば良かったとか
どうしてあんなことしちゃったのかとか
後悔ばっかりしながら生きてきて
これからも年老いていくんだろうなぁ
そして
みんな忘れちまうんだろうなぁ
最期になれば…
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