道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

涙が出てくる…

2021-12-06 21:29:00 | 日記

今日から離れと車庫の解体工事

離れは
新婚時代から10年以上暮らした
良くも悪くも想い出の残る建物で…

チャラ息子も
グウタラ娘も
離れで生まれて大きく育った

彼らが中高生になったときに
母家の方へ引っ越して
やがて20年以上は経つけれど…

今は犬猿の仲のカミさんとの新婚時代と
子どもたちの小さかった頃を過ごした
何年間の住まいだったことに間違いはなく…


こども園から帰ってきた初孫くんと
解体されていく離れと車庫を眺めていた

眺めながら
忘れてはいけない遠い想い出が
あっという間に消えて行くような気がして
哀しくて寂しい想いになったのは
しょうがないことなのだろうか…

解体工事が終わったあとは
チャラ息子たちの家が新築される予定で…


隣県に住む
学識もある苦労人の姉の出来た旦那は
息子が隣に家を建てて住んでくれるだけで
ありがたいと思わなくちゃと言って
あたかも羨ましがってるようだけど…

まぁ…
実感としてそうなのかもしれない

姉たちの息子は
実家の跡を継ぐこともなく
離れたところで新居を構えたのだから…

隣に新居を構えることになったチャラ息子
良いのか悪いのかわからないけど…

グウタラ娘は遠く
関東の地に旦那と住まいを構えたし
頼りになると言えるのは
地元に残ったチャラ息子だけか?

いや…
このご時世
たとえ隣に居を構えても
それを頼りにするのは
昭和世代のアナクロな想いでしかないか?

そんな律儀な息子でもないはず
いい加減なエロジジイの
走るだけが楽しみの
素人ランナージジイの息子だから…

それにしても
昔住んでいた住まいが消えて行くのは
今の自分の老いた身と重なるようで…

涙が出てくる…




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