ワンノブの清いエフェクター 3台+1

右から、MOS-FETのMiniBooster、30FET-Booster 、Microamp、此処までが音の太いシリーズワンノブのブースター類ですね。

一番左のみツーノブのTr-Booster です。
これは唯一特典が有って、クリップLEDが光ります。

僕はつまみ好きマニアなので、いじれるつまみが多いほど嬉しいのですが逆にシンプルに1個と言うのはこれ以上無い清さを感じます。

トーンとかは元々の音を削減して効果を作るので、無いOD1 とかが一番原音に忠実となります。エフェクター毎にトーンが有るともうジグザグに行進している様なものですね。

前に作ったエレアコプリは、増幅も固定でつまみ無しで音の太さに感動しました。つまみが有ろうが無かろうが音が良い方が良いということですね。
一時期エフェクター無しでアンプ直で使ってました。VOXのアンプは特にマルチ内蔵みたいなものだったので、リード時のボリュームさえコントロール出来れば事足りました。

ギターのボリュームがスムースで音量がいじれるなら、何もいらないですね。ただ、ギターによってはボリュームがいきなり落ちるとか使いずらいのも有りますね。いじるとガリが有って雑音が出る場合もありますね。そういう意味では、足踏み一発でリード音量を得られるブースターを置いておくのはこころ強いですね。

エフェクターの電源アダプターの雑音の問題

また、9vのアダプターを見つけたのでエフェクター用にセンターマイナスにして使ってみました。残念ながら、いろんな雑音が載る様で使えませんでした。

ここで確認の虫が疼いたので、雑音解消をチャレンジしました。白いミニブレッドボードにアダプターを繋いで、ダイオード整流とリップル取りのコンデンサーを付けてみましたが、雑音は無くなりませんでした。

次のチャレンジで、以前に製作した安定電源に繋ぐと見事に雑音が消えるのを確認出来ました。

よく、電池では大丈夫だけど電源繋ぐと雑音が載るということがありますよね。
解決策は、ワンポイント策で安定化電源を使うこととなります。

特に、トランジスター系の物でFuzz とかで雑音が出やすいですね。OPアンプ物は雑音に強いので、エフェクター用のアダプターなら大丈夫だと思いますが安定化電源を通すとより安心だと思います。

この安定化電源も自作で、左右に8端子供給できる様になっています。
中身は9v安定化ICとコンデンサーと整流回路で出来ています。簡単な回路なのでハンダ上げが出来れば、製作できると思います。そんなに高い物でも無いので、買ってしまっても良いと思います。僕も1個買いましたが、接続コードまで付いていました。

オーディオもそうですが、音の出るものは電源は大事です。音への影響が大きいです。僕は、家では電源アダプターを使用しますが、ライブでは9vのモバイル電池を使用します。セッティングの手間も減って快適です。

秋葉で調達したダイオードのクリップ音の確認

電源用3種類、シリコン2種類の計5種類のダイオードをクリップに入れて歪音を確認します。電源用は少し足が太いので、刺すのに若干きついかも知れません。

確認には自作のチューブスクリーマを使用します。


まずは白黒の丸い整流用を試します。足は太いですが、無事穴に刺さりました。
音の方は、シリコン系の形と同じまろやかな音で嫌な高域が一切出ません。優しい音ですね。


次は、黒に赤線があってアルファベットの記載のあるやつです。ビジュアルは、映えますね。
音の方は、先程の丸君と似て優しい音ですが、ゆったり感があって弾いていて安心できる音ですね。


次は小さめで白線の入ったやつです。
音の方は、傾向は似ていますが若干音が太くなる様に感じますね。


次はチビピンク君、シリコンのMA165です。
音の方は、これはもう定番のチューブスクリーマの音ですね。ドライブ最低にして、レベルを上げたブースターで高域がざらっとした気持ちの良い音が出てきます。50個買ってきたので当分使えますが、100個にすればよかったですね。次回お店が開いていたら買ってきます。因みに、何時もの千石電商には有りません。


最後5個目ですが、シリコンで青と黒の2本線が入っています。ダイオードで線が2本なのは初めて見ました。
音の方は、これもブースター使用に向いてますね。ドライブを上げるとコンプレッションが高くなりますが、ドライブを抑えるとチューブアンプの気持ち良い自然なブーストが乗ってきます。これも100個ほしいですね。

という結果となりました。今回のお店では、かなりの種類のダイオードが置かれてました。今ネットでダイオード買おうと思ってもこんなに種類が出てきません。人には教えたくない店なので、他言無用でお願いします。

道路に面した棚におもむろに何十種類も置かれています