(↑ササバギンラン@東京都立「野山北公園」)
春の芽吹きの画像を整理できないまま4月が終わろうとしています。2つの同窓会幹事関連で送受信するメールの洪水に、不調の目が回り溺れるうちに過ぎました(^^; まるで初夏のような4月、そして今は梅雨の走りのような天気ですね。ひと月先走っているかのような日々です(^^;
今回は、4月後半に撮った新緑の画像をコラージュ画像で紹介します。町田市の公園と、狭山丘陵の自然を生かした公園です。
(★これより下の画像をクリックすると大きい画像が見られます。★撮影日は2023年4月23日&29日です。)
春の里山 ~新緑の「薬師池公園」&狭山丘陵~
連休の1週間前、町田市の「薬師池公園西園」で息子夫妻と4人でBBQ(ガス焼き)しました。
持ち込みコースもありますが、手ぶらで出かけてセットメニューを焼くスタイルにしました。肉・野菜・オムレツ用溶き卵・バゲットとワンドリンクで4,500円/人。高めではありますが、ロケーション(こちらの画像やこちらの画像参照)がすばらしく、あまり知られていないのか人口密度も低く、パノラマ景色を眺めながら高台の芝生でゆっくり楽しめました。
左上隅の画像(BBQサイトの芝生広場を見上げて撮った画像)とキンラン(黄色い花)以外は「薬師池公園」の本園で撮っています。ちょうど3種類の藤が見頃でした。
キンラン以外の花は上から右回りに、ムサシアブミ・イカリソウ・イチハツ・スズラン。右上端から2番目は樹齢不明のイチョウの大木です。
<都立「野山北公園」>
「野山北公園」やその周辺では、藤・ミヅキ・ニセアカシアが咲き誇り、足許にはセリバヒエンソウやササバギンランがあちこちで見られました。
最下段中央の花(ミヤコワスレ?)のみ、隣の都立「中藤(なかとう)公園」で撮影。現在立ち入り禁止区域が多く、ごく一部しか歩けませんでした。
蝶は、この日数頭(蝶は「頭」と数えます)ずつ見かけたウスバシロチョウとジャノメチョウ。
両公園の間にある武蔵村山市立「歴史民俗資料館」を観ました。武蔵村山市周辺は戦前は陸軍の飛行場がいくつも点在するエリアで、そのうちの一つの多摩飛行場が現在の横田基地(福生市)です。公園を歩く間も、おそらく米軍機でしょう(雑木林の中にいたので、空を見上げても見えなかったのです)、轟音を立てて飛んでいました。ふだんは米軍の気配をそれほど感じませんが、西東京エリアや狭山丘陵付近に来ると、いつも米軍の気配を感じ、「守られている」どころか「支配されている」感覚を呼び起こされる私です(^^ゞ
横田基地の東側にある三ツ木地区を航空写真で見ると、周囲とは明らかに雰囲気の違う大きな団地群があります。拡大して見ると、すべての通りに英語の名前が振られており、その区域だけストリートビューで見ることができません。そう、横田基地で働く米軍関係者の居住地域なのでしょう。ゆったりと不規則に配置された団地群...これが日本の国土だったら、どれだけの人口が住めるのかと思うと、やはりアメリカ支配を感じてしまいます(^^;
かつて日産自動車が栄華を誇った頃の村山工場の跡地は、一部にイオンモールや武蔵村山病院などができ、残りはいまだにフェンスで囲まれていました。
「中藤公園」のある中藤地区には、俳優の故山村 聰(そう)氏が復員後4年間疎開しており、地元の青年団などに演劇指導し、「文化クラブ」を作って活動していたことも知りました。
この地域を何度も通過してはいましたが、どんな地域なのか知らなかったので、何やら不思議な感覚を抱いた1日でした(^^;