えつこのマンマダイアリー

♪東京の田舎でのスローライフ...病気とも仲良く...ありのままに、ユーモラスに......♪

第4章 手術 17.

2007年06月18日 | 乳がん闘病記
17.
 14:40 洗髪。その後洗濯物を乾燥機から出して戻ってくると、今度は地元のJさんが春爛漫の花束*を抱えてひょっこり現れ、これまたびっくりする。JさんはBさんや私が属する会の仲間だ。Bさんが同じ病気の経験者として、「お見舞いに行ってあげて」とJさんに知らせたのだと言う。会って話すのは久しぶりだったので、互いの家族の近況話に花が咲いた。今晩Bさんと、同じく会の仲間のLさんとが見舞ってくれるはずだと知らせてくれる。わぉ!

 19時過ぎに、Jさんの予告どおりBさんとLさんが仕事帰りに寄ってくれた。今日は千客万来だ。Lさんの体験談を聞いて改めて驚いた。顔面神経麻痺や胆嚢ポリープ摘出手術をかつて経験したのは知っていたが、予後の体調管理や免疫力復活には努力が要ったらしい。
 朝鮮人参の仲間である田七(でんしち)人参*や、母胎と胎児を結ぶ胎盤であるプラセンタ*が効いたそうだ。Bさんは、虫の体に寄生して生えるキノコである冬虫夏草*を飲んでいると言う。チャーガと同じく、やはりキノコか!

 20:00 看護師が検温のために部屋に入りかけ、見舞い客に気づいてすぐに出て行った。面会時間が終わったので、それを機にBさんとLさんが腰を上げる。玄関まで送りに行くと、玄関前の桜並木が夜の闇に花びらを散らしていて、何やらちょっぴり淋しくなる。

 戻ってきて血圧を測ってもらったら、135もあってびっくり。こんな数字は初めて見た。熱も平熱よりだいぶ高い。見舞いラッシュで、ちょっと興奮しちゃったのかしらん?! 
 Bさんたちにいただいた詰め合わせのチョコをつまんでから、いつもの体操で気持ちを落ち着かせる。向かいのオッサンの声高な話が耳障りだったが、看護師が嬌声を上げているところをみると、案外人気があるのかもしれない。ほんとに一度顔を拝みたいものだ。

 とにかく、今日は友人たちのおかげで楽しい1日だった。歌を詠んでから寝る。
  ♪馥郁(ふくいく)と立つ芳香はどの花か 西から届いたアレンジバスケ♪
  ♪部屋からのこの景色も見納めね 1週間おつきあいありがと!♪
  ♪ベッド囲むペールグリーンのカーテンも 見方によってはキャノピーカーテン♪



* 当時の写真です。

* 田七人参 http://www.tri-com.co.jp/densichi/densichi.htm
* プラセンタ http://www.trita.co.jp/placenta.html
* 冬虫夏草 http://www.tochukaso.co.jp/05tochukaso.html
 NHKのあるTV番組では、「地球上には数千種類存在し、特定の虫だけが繁殖して生態系が崩れるのを防いでいると言われている」と報じていた。
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