新型コロナワクチン徒然考２０２４ ～レプリコンワクチン 学者たちの見解～

　（↑ カナダのプリンスエドワード島にて2024.6.26車窓より撮影。※記事内容とは関係ありません。）

 

　NHKが「あさイチ」（２０２４年８月２８日放送分）で、ワクチンと救済制度（予防接種健康被害救済制度）や新型コロナワクチンの副反応*について取り上げました。mRNAワクチン接種が日本で始まってから３年半余り、NHKが全国放送の番組内でこのトピックを扱うのは”ようやくのようやく”のことです(^^;
　取り上げたことは歓迎すべきですが、今までいくらでもその機会はあったはず...「ようやく今？　でも、なんで今？　なんでいきなり？」という違和感を抱いたのは私だけでしょうか？　まさか、この１０月１日から始まる新型コロナワクチンの定期接種*を推進するためでしょうか？　私は天の邪鬼ですし、近年のNHKは御用メディア化、まるで国営放送化していると感じているので、「今度のワクチンもどうぞ安心して受けてくださいね～。何か起こっても、救済制度がありますからね～」という裏の意図の存在を感じてしまいます(^^ゞ　この救済制度の運営実態が、被害者の実態や希望とどれほど乖離していることか...。それでも、被害者の実態の一端と運営する側（主に各自治体）が抱える問題も、番組内で併せて紹介されていたことは、かなりの前進だとは感じましたが......。　

　* ２０２４年７月２９日付の「予防接種法に基づく医療機関からの副反応疑い報告状況について」(厚労省)をご参照ください。
　また、被害者が救済制度に申請している数と医師が副反応疑いとして厚労省に報告している数は異なります。後者が圧倒的に多いのは言うまでもありません。さらに、医師が副反応疑いとして厚労省に報告している数と被害者が副反応疑いとして訴えている数もかなり違います。前者が氷山の一角と言われています。
　* 「秋接種に用いられる新型コロナワクチンは５種類*ある。どれを仕入れるかは医療機関による」とSNSで発信している医師もいますが、厚労省に問い合わせた方によると、レプリコンワクチン（mRNAワクチンの次世代型、自己増殖型ワクチン。起源株＝武漢株に対応）については現時点ではまだ厚労省の承認が下りていないようです。
　*・ファイザーのｍRNAワクチン「コミナティRTU」
　 　・モデルナのｍRNAワクチン「スパイクバックス」
　　 ・第一三共のｍRNAワクチン「ダイチロナ」
　　 ・武田薬品の遺伝子組換えワクチン「ヌバキソビット」
　　 ・Meijiのレプリコンワクチン「コスタイベ」

「これはワクチンの後遺症かな？」と思ったら、下記のHPをご参照ください。いろいろなヒントが得られると思います(^^)v
「全国有志医師の会」
「新型コロナワクチン後遺症 患者の会」
「一般社団法人 ワクチン問題研究会」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　ということで、いつものように前段が長くなりましたが、この放送を受け、今回は、昨年の１１月に世界で初めて日本だけで接種が承認されたレプリコンワクチンについて、京都大学に関わる二人の学者の見解を紹介します。一人は荒川 央(ひろし)氏、もう一人は宮沢孝幸氏です。

荒川 央(ひろし)氏（noteホームサイトより引用↓）　
1991年 京都大学理学部卒業
1996年 京都大学理学博士 (分子生物学、免疫学)
バーゼル免疫学研究所 (バーゼル)、ハインリッヒ・ペッテ研究所 (ハンブルク)、ヘルムホルツ研究所 (ミュンヘン)、マックスプランク研究所 (ミュンヘン) を経て分子腫瘍学研究所 (ミラノ)所属　

【前編】 レプリコンワクチン（自己増殖型mRNAワクチン）が危険な理由
【中編】 レプリコンワクチン（自己増殖型mRNAワクチン）が危険な理由
【後編】 レプリコンワクチン（自己増殖型mRNAワクチン）が危険な理由

宮沢孝幸氏（Wikipediaよりブログ管理人が編集↓）
東京大学農学部獣医学科卒業　獣医学博士　獣医学者
元 京都大学医生物学研究所附属感染症モデル研究センター准教授

「レプリコンワクチンとは？ ウイルス学者が語る日本導入の是非 宮沢孝幸【赤坂ニュース157】」

 

宮沢孝幸氏は、mRNAワクチンに反対する人たちの間では超有名な方ですね。mRNAワクチンに疑義を投げかけ、自らの検証に基づいてオミクロン株の人工ウイルス説まで提唱、街頭演説まで行ったところ、京都大学にいづらくなって今年の５月に退職されました。読売TVの「そこまで言って委員会NP」やラジオなどのメディアにも出演していますし、著書も多数あるので、彼の主張や人柄はワクチン反対派ではない人も知るところだと思います。

　荒川氏、宮沢氏、両者に共通しているのは、レプリコンワクチン接種に反対のスタンスです。ただ、いくつかの点で見解が異なっているようですね。反ワクチンの人たちが反対の根拠としている「体内で際限なく自己増殖するのでは？」「接種者からのシェディングによって非接種者にも移るのでは？」という予測説には、宮沢氏は懐疑的です。
　どちらの解説や見解を支持するか or しないかは読者のみなさん次第です。従来型のmRNAワクチン接種にもレプリコンワクチン接種にも反対している立場として、情報提供しました。ご参考までに。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　くだんの「あさイチ」の番組で、「救済制度を申請している人が11,773人*になっている。この数字をどうとらえたらよいのでしょうか？」というMCの質問に対し、専門家（川崎医科大学総合医療センター特任教授 中野 貴司氏）は次のような趣旨のことを答えていました。「新型コロナワクチンは累計接種回数が４億４千万回と、過去のワクチン接種に比べてとても多い[から、救済制度に申請する人が多くなっている]」「過去の他のワクチンが子どもへの接種割合が高かったのに対し、新型コロナワクチンは高齢者や基礎疾患がある人の接種が多かったので、接種後体調が悪くなっても、ワクチンが原因かどうかがわからない人が含まれているかもしれない[から、そういうことも考慮すべきだ]」と...。

　では、次に挙げるこの数字をどのように考えたらよいのでしょうか？　この制度が始まった１９７７年以降の４７年間でのすべての予防接種による死者数１５８人(この制度で認定された計3,676人中)を、新型コロナワクチン接種による死者数７７７人(同 計7,970人中)は凌駕し（１５８人を超えたのは２年半経過時点）、現在も増え続けているという事実...。これも「新型コロナワクチンの接種回数が多いから」で片づけられることでしょうか？　
　さらには、新型コロナワクチン接種開始からこの方、日本での超過死亡数*が異様に増えている事実*はどう説明したらよいのでしょうか？　コロナ関連死、あるいはコロナで高齢者や基礎疾患がある人の寿命が縮まったのでしょうか？（もしそうだとすれば、ワクチンがほとんど効いていないことになりませんか？）　ワクチンと関連づけたら、やはり陰謀論でしょうか？　みなさまはどう考えますか？　

　荒川氏がくだんのサイトで「このコロナ騒動を通して私が何度も思い出す」として引用しているアインシュタインの言葉を、最後に引用させてもらいます：　
　Few are those who see with their own eyes and feel with their own hearts.　- Albert Einstein -　
　（自分の目で見て、自分の心で感じる人は、とても少ない。）　

　* ８月２２日現在の数字。その内、審査済みが10,169人、認定されたのは7,970人、死亡認定されたのは777人。
　*「超過死亡とは, 過去のデータに基づき予測される死亡数を超える死亡を指し, 公衆衛生や医学研究の重要な指標となる。」(by 国立感染症研究所)
　予測死亡数には、疾病（ガンや肺炎など、日本人に多く、死因となりやすい病気）・高齢化・交通事故・自殺などによる死者数が予め入れられています。超過分の原因については、東日本大震災のような大災害時や、伝染病で大量死が生まれたパンデミック時など、突発事由があった年は特定しやすいですが、ここ数年は、原因を特定しにくい超過死亡数が異様に増えています。
　*１０ヵ月前の動画ですが、元国会議員秘書、現フリー記者の藤江成光氏の動画「【最新講演】日本人の謎の大量死【元国会議員秘書、記者として再び霞ヶ関へ】」をぜひご覧ください。

 

　最後までお読みくださり、誠にありがとうございましたm(__)m

　独り言のようなつぶやき...「明治製菓ファルマ」の「コスタイベ」は武漢株に対応しているということですが、今日本で流行っている新型コロナはJN.1だ、 XDQ.1だ、KP.2だ、KP.3だ（これが主流だと言われていますね）...と、どんどん変異しているではありませんの？！　新タイプのワクチンとはいえ、そもそも武漢株対応のワクチンでよろしいんでしょうかぁ？　なぬなぬなぬ？　抗原原罪の原理に基づいている？！　まさかね...のtakuetsu＠管理人でした(^^;;;