亡き父の事後処理に明け暮れ、すっかりご無沙汰していて申し訳ありません。私自身は元気でやっておりますので、どうぞご心配ご無用に......。
実家を家捜しすればするほど事後処理の必要なものが出てきて、年齢と病気に似合わない父の活動の広さに、改めて驚くやら呆れるやら感心するやらです。
その父が病床でギリギリまで取り組み、誕生日に発刊するのを楽しみにしていた渾身の著書(『IC設計者のための LPLL の同期原理 シミュレーションを併用して平易に解説』)が、この度上梓の運びとなりました。父の教え子さんたちの手により、この日を迎えることができました。2人が執筆を、1人が編集と発行を、1人が表紙デザインを、それぞれ手がけてくださいました。
ご興味のある方はこちらをご高覧ください。目次と本文の見本(各章の代表ページ)を見ることができ、また注文できます。(トップページは教え子さんのHPです。)
父は戦記の他に専門分野の技術書を多数出版しておりますが、遺著となったこの本が最も大切なものに違いないと私は思っております。長年研究テーマとして掲げながらも、多忙に紛れて思うように進まなかったり、反論に会って行き詰まったり自信を失くしたり...そんな経緯を私は知っているからです。それでも、その度に大恩師に導かれ、仲間や後輩の助けや支えも得、最後はかつての教え子によって本の形になったのです。微力ながら編集に関わった私も感無量です。
この場をもちまして、関係者の皆様に衷心よりお礼申し上げます。残念ながら遺著となってしまいましたが、父の最後の夢を叶えてくださり、父も天国でどんなにか喜んでいるだろうと思います。発刊日を自分の米寿の誕生日にしようと病床で思い立ったときの父の様子が、今でも鮮明に思い浮かびます。子どものように無邪気で嬉しそうでした。
1,800円(送料込み)という価格は決して安くはありませんが、父は自分の利益とすることを考えておりませんでした。「自分が社会から受けた恩を社会に返す」を信念として生きてきた父の本意に添うよう、私たち遺族が有効に活用させていただくつもりでおりますことを、最後に申し添えます。
♪父上...父上が手塩にかけた教え子さんたちのお蔭で、こんなに素敵な本ができあがりましたよ。父上とみんなの想いの結集です。よかったね............♪
実家を家捜しすればするほど事後処理の必要なものが出てきて、年齢と病気に似合わない父の活動の広さに、改めて驚くやら呆れるやら感心するやらです。
その父が病床でギリギリまで取り組み、誕生日に発刊するのを楽しみにしていた渾身の著書(『IC設計者のための LPLL の同期原理 シミュレーションを併用して平易に解説』)が、この度上梓の運びとなりました。父の教え子さんたちの手により、この日を迎えることができました。2人が執筆を、1人が編集と発行を、1人が表紙デザインを、それぞれ手がけてくださいました。
ご興味のある方はこちらをご高覧ください。目次と本文の見本(各章の代表ページ)を見ることができ、また注文できます。(トップページは教え子さんのHPです。)
父は戦記の他に専門分野の技術書を多数出版しておりますが、遺著となったこの本が最も大切なものに違いないと私は思っております。長年研究テーマとして掲げながらも、多忙に紛れて思うように進まなかったり、反論に会って行き詰まったり自信を失くしたり...そんな経緯を私は知っているからです。それでも、その度に大恩師に導かれ、仲間や後輩の助けや支えも得、最後はかつての教え子によって本の形になったのです。微力ながら編集に関わった私も感無量です。
この場をもちまして、関係者の皆様に衷心よりお礼申し上げます。残念ながら遺著となってしまいましたが、父の最後の夢を叶えてくださり、父も天国でどんなにか喜んでいるだろうと思います。発刊日を自分の米寿の誕生日にしようと病床で思い立ったときの父の様子が、今でも鮮明に思い浮かびます。子どものように無邪気で嬉しそうでした。
1,800円(送料込み)という価格は決して安くはありませんが、父は自分の利益とすることを考えておりませんでした。「自分が社会から受けた恩を社会に返す」を信念として生きてきた父の本意に添うよう、私たち遺族が有効に活用させていただくつもりでおりますことを、最後に申し添えます。
♪父上...父上が手塩にかけた教え子さんたちのお蔭で、こんなに素敵な本ができあがりましたよ。父上とみんなの想いの結集です。よかったね............♪
好きなことで「社会から受けた恩を社会に返す」ことができたら、これほど幸せなことはないでしょう。
それにしてもEtsuさんは親孝行ものですね。私は教師ではないので教え子はいませんが、うちの娘はここまでしてくれるかな~?
心温まるお祝いの言葉、嬉しいです。
「親孝行 したいときに......」と言いますよね、今まさにその思いを味わっております。その思いが私を駆り立てたのでしょう。
だちょうさんも、ご両親がご健在なうちに孝行してさしあげてください。言うまでもないことでしょうけれど...。
毎年年賀状に写るお嬢さんと息子さん、素直で「パパ大好き」っていうお顔ですよ。心配なさそう!
いつもながらの含蓄のあるokinaさんらしいお言葉、感じ入ります。
社会の公共財...おこがましいようですが、そうなれば嬉しいです、ほんとに。