「永遠の武士道」研究所所長 多久善郎ブログ

著書『先哲に学ぶ行動哲学』『永遠の武士道』『維新のこころ』並びに武士道、陽明学、明治維新史、人物論及び最近の論策を紹介。

武士道の言葉 その20 「維新の歌・佐久良東雄」その2

2014-08-08 21:58:04 | 【連載】武士道の言葉
維新の歌・佐久良東雄 その二 (『祖国と青年』平成26年3月号掲載) 何回生まれ変わっても、明津神であらせられる天皇陛下に、一心に仕え奉ろうと赤き心を固めている友こそが、私の友であり、私の麗しい友であり、魂の惹かれ合う真の友である。 死変り生かはりつゝ、現神吾が大王に、無比赤心を、一筋に仕へ奉らむと、かためたる友は我が友、東雄がうるはしき友、魂合へる友(『佐久良東雄歌集』より)  東雄の歌の . . . 本文を読む

武士道の言葉 その19 「維新の歌・佐久良東雄」その1

2014-08-08 21:44:57 | 【連載】武士道の言葉
維新の歌・佐久良東雄 その一(『祖国と青年』平成26年2月号掲載) 春の野に生い出で来て咲く花の様に、この私も、大君の恵みを受けて、武士としての花を咲かせようではないか。 梓弓春野わけつゝ武士の花をさかせむ君のめぐみに (『佐久良東雄歌集』)  幕末の志士の中で、自らの志と祖国・天皇に対する熱い思いを和歌に詠み込み、多くの人々の魂を揺り動かした第一人者は常陸国生れの志士・佐久良東雄である。 . . . 本文を読む