良知の言葉第13回「天下の事は万変すと雖も、吾のこれに応ずる所以は、喜怒哀楽の四者を出でず。これ学を為むるの要にして、政を為すも亦たその中にあり」 2023-07-29 11:37:51 | 「良知」の言葉 第14回(令和5年7月29日) 「天下の事は万変すと雖も、吾のこれに応ずる所以は、喜怒哀楽の四者を出でず。これ学を為(おさ)むるの要にして、政を為すも亦たその中にあり」 (王陽明全集第二巻『文録』書の1「王純甫に与ふ(一)」) この言葉は、弟子の王景顔が河北省大名の知事に赴任するに当り教えを請い、それに対して王陽明が「気質を変化する」事の重要さを述べ、次の様に語った言葉の後半部分である。「 . . . 本文を読む