「永遠の武士道」研究所所長 多久善郎ブログ

著書『先哲に学ぶ行動哲学』『永遠の武士道』『維新のこころ』並びに武士道、陽明学、明治維新史、人物論及び最近の論策を紹介。

良知の言葉第12回 「人はすべからく事上に在りて磨錬し、功夫を做すべし。」 

2023-07-21 10:14:50 | 「良知」の言葉
第12回(令和5年7月21日) 「人はすべからく事上に在りて磨錬し、功夫を做(な)すべし。」      (『伝習録』下巻4)  陽明学が実践の哲学だと言われるのは、王陽明がこの「事上磨錬」を強く提唱した事による。「事上磨錬」は「じじょうまれん」と読む。もの事に当りながら自分を磨き鍛錬して行く、という意味である。  本文は「人はすべからく事上に在りて磨錬し、功夫(くふう)を做(な)すべし。すなは . . . 本文を読む